「InnoView 18.5インチ モバイルモニター PM501」は、最大100Hz と高めのリフレッシュレートが利用でき、FreeSync にも対応、スタンド一体型で縦置きや吊り下げての設置やアーム式・壁掛け式としても使える VESA規格を採用したモデルです。
InnoView 18.5インチモバイルモニター PM501 の価格、スペック、特徴、使い勝手をご紹介します。評価すべきところ、欠点についても詳しくチェックします。
価格・販売ストア
InnoView 18.5インチモバイルモニター PM501 は、アマゾンで販売しています。
本体カラーは『ブラック』のみで、販売価格は 25,999円です。
商品ページで定期的に『1,300円オフ クーポン』を配布しています。
実質販売価格は 24,699円です。
画面が一回り小さい 15.6インチモデルも販売しています。
こちらの実質販売価格は 16,999円です。
スペック
InnoView 18.5インチモバイルモニター PM501 のスペックを詳しく見ていきます。
- 18.5インチ IPS液晶ディスプレイ、ノングレア(非光沢)
- 型番:INVPM501
- アスペクト比:16:9
- 解像度:フルHD(1920 × 1080)
- 視野角:178度
- 色空間:120%sRGB
- 輝度:250cd/m2
- インターフェイス:USB Type-C × 2、mini HDMI × 1、
- 3.5mmイヤホンジャック、モノラルスピーカー
- リフレッシュレート:100Hz
- 重さ:1234g(実測値)
- 大きさ: 425 × 258 × 7~14.6mm(実測値)
- 本体素材:アルミニウム合金
- 本体カラー:ブラック
- 低ブルーライト、HDR、FreeSync
免責事項:スペック情報の正確性には細心の注意を払っていますが保証はいたしかねます。
レビュー
メーカー提供を受けた InnoView 18.5インチモバイルモニター PM501 をレビューします。
基本的な特徴、付属品、カバースタンド、インターフェース、使い勝手にいたるまでを徹底解説します。
特徴
InnoView 18.5インチモバイルモニター PM501 の特徴を簡単にご紹介します。
ビジネスやゲームに活躍でき、アーム式・壁掛け式としても使えます。
付属品
1. miniHDMIケーブル
2. USB Type-Cケーブル
3. USB Type-Cケーブル
4. クロス
5. 電源アダプタ
6. 保証書(1年保証)
7. クイックガイド
8. ユーザーガイド
操作に不安があっても、すぐに使うことができるので安心です。
大きさ・重さ
本体の大きさは 425 × 258 × 7~14.6mm、重さは 1234g(実測値)。
モバイルモニターとしては大画面サイズなので、重さはそれなりにあります。
15インチサイズのモバイルモニター本体とカバースタンドを合わせた重さと同等です。
金属筐体(アルミニウム合金)を採用しており、堅牢性を確保しています。
外に持ち運ぶにはかさばるサイズ感と重さがあるため、家の中での移動や設置して使うのに適したモデルといえそうです。
スタンド
モバイルモニターには『保護カバー兼用スタンド型』と『スタンド一体型』があります。
InnoView 18.5インチモバイルモニターは、後者の『スタンド一体型』です。
スタンドは一部を除き任意の場所で固定でき 180度可動します。
コの字型スタンドなので、縦置きや吊り下げて設置することも可能です。
買い替える際には重要なポイントです。
インターフェース
コの字スタンドを上に押し上げることにより、入出力ポートにアクセスできます。
正面左側には、USB Type-Cポートが2つ、miniHDMIポートがあり、正面右側にはメニューボタン、電源ボタン、イヤホンジャックを備えています。
ACアダプタによる電源供給のほか、モバイルバッテリーやパソコンのポートからの電源供給にも対応しています。
背面には VESA規格(75mm)に対応した取り付け穴を用意しています。
通常サイズのモニターに使われているアーム式、壁掛け式に使えます。
モバイルモニターは、同サイズの一般的なモニターよりも薄型・軽量・省電力なのが特徴です。
設置スペースを最小限にしてコンパクトにしたい方にとっては、優れた選択肢となっています。
画面
モバイルモニターとしては『大画面』で視認性が高いです。
18.5インチ IPS液晶ディスプレイ(16:9)、ノングレア(非光沢)、解像度 1920 × 1080、視野角 178度、輝度:250cd/m2、リフレッシュレートは 100Hz です。
低ブルーライトの液晶ディスプレイを採用し、あらゆるシーンで活躍します。
画質や応答速度、解像度は普通ですが、最大リフレッシュレートは 100Hz と高めで、FreeSync にも対応。映像出力は miniHDMI と USB Type-C も利用できます。ゲーミング向けモニターとしても活用できるスペックです。
スピーカーは内蔵していますが、片側だけのモノラルスピーカーで出力は小さめ。
自動回転機能やタッチ機能は非搭載で、必要機能を選択することで価格を抑えています。
ちなみに、このあたりを追求したモデルは3万円後半から5万円の高価格帯です。
スマホやパソコンだけでなく、PS3 / PS4 / PS5、Xbox One、Switchなどのゲーム機にも幅広く対応しています。また、前面にメーカーロゴがないのも評価ポイントです。
OSDメニュー
メニューボタンを押すことで『OSDメニュー』を表示できます。
次の設定変更・操作に対応しています。
- 明るさ・コントラストの変更
- モード変更:標準、ゲーム、ムービー、写真
- 動態コントラスト ON / OFF
- シャープネス調整
- 色設定:色温度、色相、彩度、低ブルーライト、色域
- オーディオ設定:マナーモード、音量
- その他:画面比率、FreeSync、言語、HDR
- 画面出力:Type-C、HDMI
まとめ
InnoView 18.5インチモバイルモニター PM501 は、定番スペックの一歩先を行く、最大100Hz と高めのリフレッシュレートが利用でき、テアリング現象を低減させる FreeSync にも対応したモデルです。
総合評価としては『汎用性が高い大画面モデル』と評価します。
一般的なモバイルモニターよりも大画面で、ゲームユースにも活用できるスペックを備えています。また、コの字型スタンド一体型で、アーム式・壁掛け式に対応した VESA規格を採用しているのは評価ポイントです。
画面サイズは大きくなりましたが、解像度そのものは 1920 × 1080 のままです。
また、自動回転機能やタッチ機能は非搭載、スピーカーも片側だけのモノラルスピーカーです。ただし、この部分を追求すると高価格帯となってしまうのでトレードオフが必要です。
デスクトップPCやノートPC、スマホに対応するだけでなく、Nintendo Switch をはじめとするゲーム機にも接続できます。持ち運びにはかさばるサイズ感ですが、設置スタイルの汎用性の高さと使いやすさがポイントの大画面モバイルモニターと評価します。
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