2019年に発売された人気の中華ゲーム機、どれも今までにない完成度を高めた製品がリリースされました。その中でも一番売れている中華ゲーム機の売れ筋ランキングを発表していきます。
一時期は Android ベースの中華ゲーム機が猛威をふるっていましたが、最近では原点回帰というべきか Dingux 搭載の中華ゲーム機が快進撃を見せています。
日本国内のデータだけでなく、海外通販サイトの売り上げ、海外フォーラムなどの反応を加味した売れ筋ランキング 2019 をお届けします。
中華ゲーム機 売れ筋ランキング 2019 を発表!
2019年1月~12月にかけて発売された中華ゲーム機の中でも、とにかく人気・売れた中華ゲーム機のランキングを発表していきます。
「チープな作り・それなりに遊べる・手ごろな価格」の三拍子そろった中華ゲーム機。
最近になって発売された中華ゲーム機のほとんどが、今までの常識を覆す完成度を高めた製品として発表されています。
多くのメディア・海外フォーラムなどでも注目されている中華ゲーム機の売れ筋ランキング 2019年版を発表していきます。
1位|GCW Zero の意思を継いだ「RG350」
オープンソースのゲームコンソールとして知られる GCW Zero の意思を受け継ぎ、操作性・機能をパワーアップさせた中華ゲーム機「RG350」が1位に輝きました。
人気の秘密は、やはりスーパーファミコン、プレイステーションのエミュレータ機能に特化し、タテ・ヨコ両画面での操作性、多くのユーザーがいるのでトラブル対応などのスケールメリットにも優れている点でしょう。
どちらかと言えば中級者向けですが、ほかの中華ゲーム機を圧倒するほどの人気で売れています。とりあえず、これを買っておけば間違いありません。
オープンソースのゲームコンソールと知られる GCW Zero の意思を受け継ぎ、新たに発表された中華ゲーム機「RG350」は、今までにない完成度を高めた中華ゲーム機です。評判どおりのゲームコンソール海外のレトロゲーマー、中[…]
2位|とにかくコスパ重視! 「New PocketGo」
絶大な人気を誇る RG350 の性能・機能とほとんど変わらず、リーズナブルな価格で注目を集めた PocketGo シリーズの最新作「New PocketGo」が2位です。
RG350 と比べるとバイブレーション機能がなく、標準搭載されているエミュレータの種類などが劣るものの、ゲームボーイライクなデザイン、シンプルに使える初心者向けの中華ゲーム機なので人気です。
また、RG350 よりも安くコストパフォーマンスは高いので、中華ゲーム機にお金はかけられない、難しい設定をすることなく気軽に遊びたいというニーズにもピッタリな中華ゲーム機です。
ここ最近の中華ゲーム機で絶大な人気を誇る RG350、その性能・機能と変わらず、リーズナブルな価格で注目を集めている中華ゲーム機「New PocketGo」が届きました。初心者でも扱いやすい中華ゲーム機RG350 は設定や[…]
3位|ロングセラーといえば「LDK Game」と「LDK landscape」
2019年中旬頃にリリースされた LDK シリーズは、Dingux 搭載の中華ゲーム機を見直すキッカケにもなった中華ゲーム機です。縦型の「LDK Game」、横型の「LDK landscape」の2種類が3位にノミネートしました。
超小型・軽量な中華ゲーム機としてロングセラーで売れています。
LDK シリーズは持ちやすさ・操作性などに違いがある縦型・横型のデザインがあり、エミュレータ性能もそこそこ高いのが特徴です。
また、汎用バッテリーが使えるので一般的な中華ゲーム機と比べると長く使える点もポイントです。有志によるカスタムファームウェア、エミュレータなども充実しています。
一昔前まではチープで使い物にならなかった中華ゲーム機も、最近ではデザイン・多機能・操作性を高めた商品が販売されています。多くの商品が販売されているので “どれを買えば正解なのか” と迷っている人はいませんか。結論からいうと超小型・軽量[…]
最近になって多くの中華ゲーム機が発売されて “どれを買えば正解なのか” と迷っている人はいませんか。結論から言うと超小型・軽量なゲームコンソール「LDK Game」は、そういった悩みを解決できる決定版です。なぜ、多くのレトロゲーマーに[…]
4位|性能はワンランク上「GKD 350H」
一番売れている中華ゲーム機 RG350 よりもワンランク上の性能でありながら、正式に発売するタイミングが遅れたことで人気がない不遇の「GKD 350H」が4位になりました。
実は1位~3位の中華ゲーム機よりも、総合的なエミュレータ性能、液晶ディスプレイの鮮明さ、格闘ゲームなどの操作性は優れています。
ただし、持っている人はそれほど多くはないので、有志が提供するファームウェアやエミュレータ、トラブルがあった場合の解決策・代替案などのスケールメリットは期待できません。
どちらかと言えば玄人向けな中華ゲーム機です。
人気の中華ゲーム機といえば RG350 が有名ですが、それよりも性能がワンランク上なのに、思ったほど人気がない中華ゲーム機があります。それが「GKD 350H」です。最近になって発売された中華ゲーム機と比べてみても、価格は[…]
5位|本当にヤバい!と感じる「Super Retro Game Handheld」
最近では新作リリースが珍しくなった Android 搭載の中華ゲーム機です。
アーケードゲームのエミュレータ基板として有名なパンドラボックス風の独自UIを搭載した「Super Retro Game Handheld」が5位に選ばれました。
何が本当にヤバいのかと言うと、2,000~3,000 のゲームタイトルを収録し、悪名高い Happy Chick のようなゲームマーケットを標準搭載してゲームをダウンロードできるからです。
Bluetoothコントローラの遅延、自前のゲームタイトルの追加・データ移行も推奨していないというユーザー側の自由度がほとんどない閉鎖的な中華ゲーム機です。
日本国内での人気はないものの、なぜか海外ユーザーからの人気は高い中華ゲーム機です。
中華ゲーム機っぽくないスタイリッシュな見た目の「Super Retro Game Handheld」が届きました。最近では新作リリースが珍しくなった Android 搭載の中華ゲーム機です。起動して30秒でヤバいとわかるA[…]
中華ゲーム機の売れ筋ランキング2019
2019年1月~12月にかけて発売された中華ゲーム機の中でも、とにかく人気・売れた中華ゲーム機の売れ筋ランキングを発表してきました。
一昔前の中華ゲーム機と比べると “中華ゲーム機らしさ” がない製品が増えてきました。
総合的なエミュレータ性能・操作性といった完成度もかなり向上しています。
何と言ってもスーパーファミコン、プレイステーションといったゲームタイトルが、やっと快適なレベルで遊べる中華ゲーム機が登場したことが大きいです。
2020年にもいくつか発表を予定している・開発を進めている中華ゲーム機があるようなので、今後も定期的に売れ筋ランキングをお届けしていきます。