先行予約していた Steam Deck用多機能TVドック「Steam Dock Pro」が到着しました。
国内ストア Skull & Co. から発売されているこの商品は、取り外し可能な CoreDrive と呼ばれるモジュールを採用した多機能ドックです。
Nintendo Switch やゲーミングUMPC など、Steam Deck 以外でも使用可能です。
Steam Dock Pro の価格、特徴について、簡単にご紹介していきます。
Steam Dock Pro の価格・販売ストア
Steam Dock Pro は、Skull & Co. 公式ストアで販売しています。
また、ドックシェルやモジュールの単体販売もされています。
・Steam Dock
販売価格:2,690円(送料無料)
・Steam Dock Pro
販売価格:5,290円(送料無料)
バリエーションは2つあり、CoreDrive の種類が異なります。
詳しいスペックなどは公式ウェブサイトで確認できます。
汎用性はそこまで求めずにポート数の多さを求める人は、アマゾンなどで販売しているサードパーティ製品がおすすめです。
Steam Dock Pro をレビュー
Steam Deck用多機能TVドック「Steam Dock Pro」をチェックします。
付属品から基本的な特徴、インターフェース、モジュールの分離構造、気が付いた点などをご紹介します。
付属品
1. 日本語マニュアル
大きさ・重さ
Steam Dock Pro の大きさは 103 × 109 × 25mmで、重さは 135g です。
通常版と Pro版のドックシェルは共通仕様です。(ドックシェルの重さは 109g)
CoreDrive Pro の大きさは 89 × 37 × 10mmで、重さは 27g です。
一般的な USB Type-Cハブとほとんど差がないのも特徴です。
インターフェース
左側面に USB 3.0ポートを備え、背面に USB Type-Cポート、HDMI 2.0ポート、USB 3.0ポートが2つあります。このインターフェースは内蔵されている CoreDrive の種類によって異なります。
通常モデルとは異なります。
本体上部のカバーを背面側から持ちあげて、スタンド溝に挿し込んでセットします。
Steam Deck本体を設置する幅は 22mm と広く、前面側と底部にはクッション材があります。
内蔵モジュール(CoreDrive)は、本体裏側の溝(矢印)に指を入れて押し出すことで取り外すことができます。CoreDrive は Nintendo Switch やゲーミングUMPC など、Steam Deck 以外でも使用可能です。
本体裏面カバーを取り外すことで、ケーブルも取り外すことができます。
Steam Dockシリーズは、すべてのパーツが着脱可能な構造になっていて面白いです。
一体型構造のサードパーティ製品と比較すると、ポート数は少なめというデメリットはありますが、本体サイズの小ささや汎用性の高さで優れています。
特徴
Steam Deck専用ということもあり、少し余裕もある装着感です。
本体の傾きは 23度ほどで、ドックに設置したままでも画面の視認性が良いです。
付属の USB Type-Cケーブルは専用仕様で、やや短めです。
市販されている USB Type-Cケーブルを別途用意することで延長可能です。
Nintendo Switch にも使えますが専用品ではないため使い勝手は悪いです。そのため、使用する場合は Nintendo Switch専用ドックシェルを追加購入することをおすすめします。
ちなみに、Nintendo Switch専用のドックシェルは、公式ストアで単品販売されており、販売価格は 1,390円(送料無料)です。CoreDrive は共通なので、追加購入の必要はありません。
ゲーミングUMPC においては、AYANEOシリーズや AOKZOE A1 などが装着可能なサイズです。ただし、GPD WIN 4 については装着不可で、ONEXPLAYER 2 はサイズぎりぎりで厳しめと予想されます。
ただし、直接内蔵モジュールを装着したり、ケーブル接続すれば、パソコンやゲーミングUMPC、Nintendo Switch など、幅広く活躍できます。ケーブルの抜き差しが面倒という方は、USB Type-Cマグネット変換アダプターを利用すると便利です。
まとめ
Steam Deck用多機能TVドック「Steam Dock Pro」は、取り外し可能な CoreDrive と呼ばれるモジュールを採用した多機能ドックです。
Nintendo Switch、パソコンやゲーミングUMPCなど、Steam Deck 以外でも使用可能です。さらに、CoreDrive規格は共通なので、今後 Skull & Co. から販売されるドックシェルに対応可能なのもポイントです。
商品ページリンク
販売価格: 2,690円~5,290円(送料無料)
内蔵モジュール(CoreDrive)の種類により価格が異なります。
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