Androidゲーム機「Odin Pro」レビュー|操作性・使い勝手が抜群!スナドラ845搭載機

Odin Pro レビュー

Androidゲーム機「Odin Pro」は、AYN Technologies の注目すべき新製品です。
Android10、Snapdragon 845、5.98インチ液晶ディスプレイ、解像度 1080 × 1920 を搭載。スマホゲームアプリやエミュレーター、Steam Link などのクラウドゲーミングを遊ぶのに適したゲームデバイスです。

Odin Pro の価格、スペック、特徴・機能、エミュレーター性能、初期設定・使い方をご紹介します。評価すべきところ、欠点についても詳しくチェックします。

Odin Pro は技適認証済みの製品ではありません。
「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」を利用したうえで公開しています。

Odin Pro の価格・販売ストア

Odin Pro 価格・販売ストア

Odin Pro は、現時点では一般販売を開始していません。
海外クラウドファンディング Indiegogo にて予約販売(InDemand)を受け付けています。

Odinシリーズはスペックが異なる3モデルを用意しています。
InDemand価格は Lite が 1,550HKD(23,000円)、Base が 1,870HKD(28,000円)、Pro が 2,251HKD(33,000円)です。

条件や目的に応じてモデルを選べるのがポイントです。
Lite については、出荷見込みが未定である点には注意してください。

あわせて読みたい

Android搭載の携帯型ゲーム機「Odin」のクラウドファンディングが始まります。キャンペーン開始は 2021年8月20日(金)、価格は 1285香港ドルからでクラウドファンディングサイト Indiegogo でキャンペーンを開[…]

AYN Odin 携帯ゲーム機

Odin Pro のスペック

Odin Pro のスペックを詳しく見ていきます。
Odin Base よりも RAM、ストレージ容量、バッテリー容量に優れたモデルです。

  • システム:Android 10
  • ディスプレイ:5.98インチ液晶ディスプレイ、16:9、タッチ対応
    解像度:1080 × 1920(369ppi)
  • CPU:Qualcomm Snapdragon 845
  • GPU:Adreno 630
  • RAM:8GB LPDDR4x
  • ストレージ容量:128GB UFS 2.1
  • 大きさ:224 × 95.2 × 15mm(突起部除く)
  • 重さ:362g(実測値)
  • バッテリー容量:6000mAh
  • ワイヤレス通信:Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0
  • インターフェース:USB 3.1 Type-C、イヤホンジャック、
    micro HDMI、microSDカードスロット
  • その他:ステレオスピーカー、バイブレーション機能、マイク
    冷却ファン(3段階切り替え)
  • 素材:ABS樹脂素材

免責事項:スペック情報の正確性には細心の注意を払っていますが保証はできかねます。

Odin Pro レビュー

Odin Pro をしっかりレビューします。
付属品から基本的な特徴・機能、インターフェース、操作性、システム、エミュレーター性能、初期設定・使い方にいたるまでを徹底解説します。

付属品

Odin Pro 付属品

マニュアル(中国語、英語)、USB Type-Cケーブルが付属します。
ACアダプターは付属していないので別途用意が必要です。

大きさ・重さ

Odin Pro 比較

本体の大きさは 224 × 95.2 × 15mm、重さは 362g です。
Nintendo Switch と Nintendo Switch Lite の中間のサイズ感。
筐体素材は ABS樹脂素材(プラスチック)です。

比較してみると、大きさ・重さ・画面サイズのバランス良いモデルです。

製品名画面サイズ大きさ重さ
Nintendo Switch6.2インチ239 × 102 × 13.9mm398g
Odin Pro5.98インチ224 × 95.2 × 15mm362g
Nintendo Switch Lite5.5インチ208 × 91.1 × 13.9mm275g

ビルドクオリティについても負けず劣らず、とても良くできていると評価します。
カラーバリエーションも豊富なのも嬉しいポイントです。

インターフェース

Odin Pro インターフェース

Odin Pro のインターフェースは、上部に電源ボタン、音量ボタン、microSDカードスロット、micro HDMIポート。下部に 3.5mmイヤホンジャック、USB 3.1 Type-Cポート、左右にステレオスピーカーを用意。

Odin Pro インターフェース

左右サイドには、LEDイルミネーションが用意しています。
ワイヤレス通信(Wi-Fi、Bluetooth 5.0)、バイブレーション機能、ジャイロセンサーを搭載。

Odin Pro 冷却能力

左側コントローラー上部にマイク、背面右側には内蔵ファンの吸気口を用意。
冷却能力にも優れており、放熱対策は十分であると評価します。

画面

Odin Pro 画面

Odin Pro の液晶ディスプレイは鮮明です。
5.98インチ液晶ディスプレイ、解像度 1080 × 1920、画素密度 369PPIです。
画面の大きさは Nintendo Switch(6.2インチ) とほぼ同等サイズですが、解像度や画素密度は Odin Pro の方が優れています

タッチスクリーン操作・感度も良好、液晶ディスプレイとガラスレンズの隙間がないフルラミネーションディスプレイを採用しており、反射面が少なく高コントラストでクリアな映像を実現しています。

LEDイルミネーション

Odin Pro LEDイルミネーション

左右アナログスティック、サイドに LEDイルミネーションを搭載。
LEDは単色発光の ON/OFF のみで、RGB 切り替え、イルミネーション変化といった機能は非搭載です。

設定画面から簡単に ON/OFF できるだけでなく、どちらか片方のみを有効化することも可能です。Androidゲーム機で LEDイルミネーション機能を搭載したモデルは珍しく、視覚的にもゲーミングシーンを演出してくれます。

操作性・持ちやすさ

Odin Pro 操作性・持ちやすさ

Odin Pro の操作性・持ちやすさに優れています
ABXYボタンサイズは 7.5mm、ストロークは 1.5mm で誘導性ゴム、十字キーにはドームスイッチ。L1/R1ボタンにはタクトスイッチ、L2/R2ボタンはアナログトリガーを採用し、押し心地にこだわりが見られます。

Odin Pro グリップ感

操作性は好みが分かれるところですが、万人受けするコントローラーが採用されています。
背面グリップは持ちやすく、左右には M1ボタン、M2ボタンを搭載、多用する HOMEボタンも右側上部にありアクセスしやすいのもポイントです。がたつき、ぐらつきもなくビルドクオリティも文句なしです。

ただし、L1/R1ボタンについては、ボタンが効かなくなる・クリック感がなくなるといった初期不良が確認されています。現在、次ロット製造・出荷を含めて改善を進めています。

システム

Odin Pro システム

Android 10 を搭載しており、HOMEアプリは一般的な Androidベースな AOSP Launcher と 独自の Odin Launcher の2つを用意。Google Playストアにも対応しており、お好みのアプリをインストールできます。

パフォーマンスモード、内蔵ファン、画面回転などの主要機能については、クイック設定パネルから簡単にアクセスできるのもポイントです。総合的に判断してシステムの使いやすさは洗練されていると評価します。

Odin Pro 機能・特徴

さらに設定の Odin settings では、Video出力モード(HDMI@1080p、Display Port over TypeC@ 4Kp60)、バーチャルマウスモード、コントローラーモードなどさらに細やかな設定ができるように工夫されています。

パフォーマンスモードは3段階(Standerd、Performance、High Peformance)用意されており、瞬時にその効果を体感できます。オンラインバージョンアップにも対応しているので、将来的なファームウェアのバージョンアップも期待できます。

専用アクセサリー

Odin Pro 専用アクセサリー

Odin Pro と一緒に出資していた専用アクセサリーをチェックします。
NINTENDO64 のエミュレーターを遊ぶことに特化したドッキングステーション「Super Dock」には出資をしていないため、今回のレビューでは評価していません。ACアダプター、保護ガラスフィルムは汎用品です。

Odin Pro ハードケース

専用ハードケースは開閉式で、内蔵ファンの吸気口・排気口、ボタン穴が正確にあけられています。収納ケースを使わないで持ち運ぶ「裸派」におすすめです。

それぞれの出資価格は、保護ガラスフィルムが 40HKD(600円)、専用ハードケースが 78HKD(1200円)、ACアダプターが 78HKD(1200円)でした。

エミュレーター性能・所感

Odin Pro エミュレーター性能

Odin Pro のエミュレーター性能は優れており満足できます。
主要スペックは、Android 10、Qualcomm Snapdragon 845、RAM 8GB LPDDR4x という構成です。最近になって発売された GPD XP や RG552 よりも優れたスペックです。

Odin Pro ゲーム

NINTENDO64、ドリームキャスト、PSP、セガサターン、ゲームキューブまでが快適動作(~60FPS)、Wii、3DS、PS2 が遊べるレベルで動作(~40FPS)します。ただし、スペックやエミュレーターアプリの設定、対応ゲームタイトルありきの性能です。

Odin Pro エミュレーター

Androidゲーム機全般にいえることですが、エミュレータアプリの充実・出来が良いという利点はありますが、システムレベルで物理ボタンの入力遅延がある点については注意が必要です。また、冷却能力は優れていますが、最大パフォーマンスにすると風切り音がかなり気になります。

Odin Pro スマホアプリ

重めのスマホゲームアプリ『原神』も、30FPS~60FPS(画質:最低~低、パフォーマンスモード:High Peformance)で動作します。汎用性の高いリマッピング機能、操作性・持ちやすさでストレスを感じさせません。

その他にも通信環境・回線速度ありきで画面は Nintendo Switch相当ですが、Steam Link などによるクラウドゲーミングを遊ぶゲームデバイスとして楽しめるのも魅力の一つと言えそうです。結構快適に遊べます。

あわせて読みたい

Android搭載の携帯型ゲーム機「GPD XP」をレビューしていきます。この製品は、ゲームパッド、ポケットサイズ、Android搭載をコンセプトに作られた GPD XDシリーズに続く、新たな Androidゲーム機として注目を集[…]

GPD XP 実機レビュー

初期設定・使い方

Odin Pro 初期設定・使い方

Odin Pro の初期設定・使い方を解説します。
Androidスマホを使ったことがある人であれば、直感的に操作ができるはずです。
最低限の知識として Googleストアで提供されているエミュレータアプリの使い方・基本を覚える努力が必要です。

はじめに

初回の電源ON時に、セットアップウィザードが立ち上がります。
言語設定、ネットワーク設定、タイムゾーン、ランチャー選択、ナビゲーションバーの表示種類を選択していけば完了です。

セットアップウィザードは、設定→ Odin settings → Enter setup wizard を選択でやり直しできるので安心です。

リマッピング機能

Odin Pro リマッピング機能

Odin Pro のリマッピング機能は充実しています。
下記の手順を参考に進めてください。

  1. クイック設定パネルを表示(画面上部から中央へスワイプ)
  2. Floating icon を「ON」
  3. ゲームアプリ起動
  4. Odin設定画面を表示(画面左側から中央へスワイプ)
  5. Screen mapping を「ON」
  6. Key adapter をタッチ
  7. 画面に config が表示される
  8. リマッピングして完了

詳しい設定方法については、Odin設定画面の「Guide」を見ると学習できます。
言語は英語のみですが、アニメーション表示されているので簡単に理解できるでしょう。

ゲームランチャー

Odin Pro ゲームランチャー

レトロゲームのエミュレーターを中心に遊ぶのであれば、個人的にはフロントエンド「Pegasus Frontend」の導入をおすすめします。詳しい導入手順については、こちらの記事を参考に進めてください。

あわせて読みたい

Pegasus Frontend は、あらゆる種類のエミュレーターを起動するためのグラフィカルフロントエンド・ユーザーインターフェイス(UI)です。ゲームタイトル閲覧などのカスタマイズ性と、ハイパフォーマンスに重点を置いて制作が進[…]

フロントエンド Pegasus Frontend 使い方

まとめ

Odin Pro レビュー

AYN Technologies の Androidゲーム機「Odin Pro」は、Nintendo Switchライクな大きさ・重さ、快適な操作性・持ちやすさ、優れた冷却能力にパフォーマンスモードを搭載した洗練されたゲームデバイスです。

総合評価は「非常に満足度が高い」と評価します。
これまでに様々な中華ゲーム機、Androidゲーム機をコレクションしてきましたが、その中でも非の打ち所がないゲームデバイスと評価します。専用アクセサリーのドッキングステーション「Super Dock」にも期待できそうです。

メリット
デメリット
  • 価格に対してスペック高い
  • 大きな画面(5.98インチ)
  • 解像度 1080 × 1920
  • タッチスクリーン対応
  • Google Playストア対応
  • 冷却能力が高い
  • パフォーマンス切り替え
  • LEDイルミネーション
  • 操作性・持ちやすさ◎
  • バッテリー持ち良好
  • 洗練されたシステム
  • LED単色・変化なし
  • 物理ボタン入力遅延
  • L1/R1ボタン初期不良
  • 技適未取得機器

スペックありきではありますが、エミュレーター性能やスマホゲームアプリは快適動作、操作性・持ちやすさ、システム面での使いやすさ、かゆい所に手が届く機能(FPS、温度、CPU使用率、メモリ使用量など)も充実しています。

PCゲームに特化した GPD WIN3、AYANEO、ONEXPLAYER といったポータブルゲーミングPC は 500g超で重たいので、スマホゲームアプリやエミュレーターがメイン、PCゲームは Steam Link などのクラウドゲーミングで遊べれば良いという人向けのゲームデバイスとして活躍できます。

何といっても Nintendo Switch とほとんど変わらない大きさ・重さ、画面サイズで快適なゲーム体験が楽しめるのはポイント高いです。

あわせて読みたい

中華ゲーム機「RG552」は、ANBERNIC社の期待の新作として注目を集めています。デュアルシステム(Android 7.1 と Linuxベースのシステム)を採用。5.36インチ液晶ディスプレイ、解像度 1920 × 1152[…]

RG552 レビュー

Amazonでお得に買い物できる節約術!

Amazonでお得に買い物したいのなら、Amazonギフト券 がおすすめです。

1円単位でも購入できるので余すことなく使い切れます。

しかも、初回購入ならキャッシュバックポイントがもらえる!

Amazonでお得に買い物

  1. キャンペーンにエントリー
  2. Amazonギフト券を 5,000円以上注文する
  3. コンビニ・ATM・ネットバンキング払いで支払う
  4. 支払い完了月の翌月中旬頃にポイント付与

Amazonでよく買い物をする人ほど、お得に買い物できる!
しかも、プライム会員なら還元されるポイントも UP!

\ お得に買い物できる節約術 /

最大2.5%分のポイントがもらえる!
コンビニ・ATM・ネットバンキング払いが対象

実践済み!格安販売「Windowsライセンス」

圧倒的な安さで Microsoft Windows 10 / Officeなどを販売している consogameで Windows 10 Proを実際に購入した導入手順などを詳しくご紹介しています。

ローリスク・ハイリターンで、正規ライセンスを手に入れよう!

CTR IMG