絶妙なサイズ感・重さに満足!「GPD MicroPC」を実機レビュー!インターフェイスはモンスター級!?

GPD MicroPC 実機レビュー

海外クラウドファンディング INDIEGOGOで出資をしていた「GPD MicroPC」が届きました。
ニッチ市場の覇権を目指す GPD社(SHENZHEN GPD TECHNOLOGY CO., LTD.)が、ネットワーク技術者向けの製品として発表したものです。

絶妙なサイズ感・重さが良い GPD MicroPCについて詳しく実機レビューしていきます。

インターフェイスはモンスター級!? GPD MicroPCを実機レビュー!

2019年2月15日にクラウドファンディングキャンペーンを開始した「GPD MicroPC」が、日本国内の出資者へも続々と出荷されています。

インターフェイスはモンスター級!?
GPD MicroPCは “ネットワーク技術者向け” に発表された製品なので、今までに発売されたどの GPD製品よりもインターフェイスが充実しています。
一般的なノートパソコンよりも充実したインターフェイスを備えているので、超小型・軽量のデバイスとして多くの場所で活躍が期待できます。

GPD MicroPC パッケージ

GPD MicroPCの実際のスペック・ファーストインプレッション・特徴・ベンチマーク結果・ストレージ速度などを詳しくご紹介していきます。

GPD MicroPCのスペックを確認

最初に GPD MicroPCのスペックを詳しく見ていきましょう。
購入を検討する上での最も気になるポイントなので、しっかりチェックします。

GPD MicroPC スペック

Officeは付属していないので、必要な人はこの機会に格安で手に入れましょう。

あわせて読みたい

GPD製品(GPD WIN 2)で何度もSSD の換装をしていたところ、ライセンス認証ができなくなりました。問い合わせするのも時間がかかり面倒、新しい OS を購入するのは高すぎる。ローリンクハイリターンな格安ライセンスを手に入れろ![…]

consogame

スペックは高くはない

GPD MicroPCのスペックは、CPUにIntel® Celeron® N4100 Processor、メモリー8GB、ストレージ容量は128GB(M.2 2242 SSD)を搭載するなど、それほど高いスペックとは言えません。

というのも、超小型ゲーミングPCのGPD WINシリーズ、日常で気軽に使用できるUMPCのGPD Pocketシリーズとは違うネットワーク技術者向けのまったく新しいコンセプト製品だからです。

GPD MicroPCをじっくりチェック!

私は2台出資をしていて、Contribution IDは一桁と100番台でしたが、どちらも 2019年6月18日に届きました。過去にGPD WIN2 が届いたときには DHLでの配達で税金(消費税)を請求されましたが、今回は佐川急便での配送で税金の請求はありませんでした。

GPD MicroPC

見た目は少しチープな感じ

本体シェルには耐衝撃航空レベルのABS合成樹脂 LG-DOW 121Hを採用しています。
金属筐体ではないので見た目は少しチープな感じがしますが、サイズ感・重さは絶妙です。

本体バックシェルには2つのネジ穴(直径2.5mm)を用意しています。
回転式スタンド、脚立、スタンドなどに取り付け・固定ができます。

GPD MicroPC デザイン

豊富なインターフェイスを搭載

超小型・軽量でありながら豊富なインターフェイスを搭載しています。
左側面には、USB 3.0、microSDカードスロット、イヤホンジャックを搭載しています。
落下事故を防止できるストラップホールが用意されているのは嬉しいですね。

GPD MicroPC インターフェイス

背面には、産業用デバイスに広く使われている RS-232シリアルポート、最大ダウンロード速度1Gbps(125メガバイト毎秒)の RJ45(有線LAN)、HDMI 2.0、USB 3.0 x 2、USB Type-Cを搭載しています。

フルサイズの HDMI、有線 LANポートを備えているので、変換アダプタを用意しなくても接続できるのはアドバンテージが高いポイントです。

GPD MicroPC インターフェイス

ちょっとだけ慣れが必要な操作感

GPD MicroPCは両手でつかんで操作することを想定しています。
左手側にマウスボタン、右手側にタッチパッド、その下に押し心地の良いキーボードを配置しています。

タッチスクリーンには対応していない
キーボードレイアウトは一般的なものではありませんが、想像していたよりも両手での操作性・親指入力は良い感じです。ただ、GPD WINシリーズを使っていたユーザーはタッチスクリーン操作ができると勘違いすることが多いでしょう。

タッチパッドはジェスチャーコントロールにも対応しています。
2本指で上下または左右にスライドさせることでスクロール操作ができます。
スクロール方向を逆転させたい場合には、GPD Micro PC touchpad firmwareを導入することで解決できますが、そのままの状態で問題ありません。

GPD MicroPC キーボード

中央には冷却ファンの ON / OFFスイッチが配置されています。
個体差なのかもしれませんが、冷却ファンの風切り音が静かな環境でなくても気になるところは残念なポイントです。

バックライトキーボードを搭載

GPD製品としては初のバックライトキーボードを搭載しています。
バックライトは ON / OFFのみで、明るさの調整はできません。

明るい場所ではバックライトの点灯がわからない感じですが、暗い場所ではしっかりとバックライトの点灯を確認できます。しばらく使わないと自動消灯します。

GPD MicroPC バックライトキーボード

視野角178度、最大開度150度

Corning®Gorilla®Glass 4の6インチの超高精細(UHD)、ワイドカラーガマット(WCG)スクリーンを採用しています。解像度は1280 x 720、視野角は178度と広く、最大開度は無段階調整で150度まで開きます。

出資者からの報告では、ディスプレイが斜めになっているモデルもあるということでしたが、私に届いた GPD MicroPCは問題ありませんでした。

GPD MicroPC 最大開度

GPD製品初のWindows 10 Proを搭載

GPD MicroPCには、Windows 10 Proがプリインストールされています。
Ubuntuを使いたいという人は、Ubuntu MATE 18.10ファームウェアをダウンロードすることでお使いいただけます。

初期状態では Windows Updateが無効化されています。
グループポリシーエディタで Windows Updateを有効化して、Windows Defenderなどを使う必要があります。

GPD MicroPCにはWindows 10 Proを標準装備

ライセンス認証(アクティベーション)ができていなかったという報告もあるので、そういった場合は GPD担当者へ連絡をして解決しましょう。

GPD MicroPCの付属品

GPD MicroPCの付属品は、ACアダプタ、ストラップ、保証書・取扱説明書です。
クラウドファンディングで出資をした人でも、1年間の国際保証が付いています。
GPD製品お馴染み・規格の ACアダプタが付属します。
GPD MicroPCについても、規格を満たしていない ACアダプタ・モバイルバッテリーでの給電・充電はできません。

GPD MicroPC 付属品

GPD MicroPCのベンチマーク

気になる GPD MicroPCのベンチマーク結果をさくっと見ていきます。

GPD MicroPCは熱くなるか

ベンチマークテストで負荷をかけた後の温度を計測しました。Intel® Celeron® N4100 Processorの最大温度は 73度まで上昇しました。

ベンチマークテスト後には、冷却ファンにより一定温度に下がることも確認できました。体感的には SSDを搭載している右手側が温かくなります。

赤外線温度計で測定したところ表面温度は最も高いところで 44度になりました。

GPD MicroPC ベンチマークテスト

ストレージの速度

GPD MicroPCに標準搭載されているのは BIWIN社の SSD(128GB M.2 2242)です。
標準搭載されている SSD温度は 42度~54度で推移しています。
スリープ状態から温度変化はあるものの、正しい数値かどうかは不明です。

GPD MicroPC SSD温度

CrystalDiskMarkでのベンチマーク結果は画像のとおりです。
普通に使っていて特に遅いと感じることはありません。

GPD MicroPC SSD速度

バッテリー状態を確認

GPD MicroPCのバッテリー状態です。
バッテリーの基本情報・容量・状態などの参考としてください。

GPD MicroPC バッテリー状態

ドラゴンクエストX ベンチマーク

ドラゴンクエストX ベンチマークソフトのスコア:2825

GPD MicroPC ドラゴンクエスト ベンチマーク

スペックがそれほど高くはない Intel® Celeron® N4100 Processorを搭載しています。
一般的なオフィス作業(文章入力・WEB閲覧)や、数年前のスペックを求めないゲームタイトルをプレイするのに最適です。
初代GPD WINよりは高性能なので、思った以上に多くのゲームタイトル・エミュレータを楽しめると思います。

GPD MicroPCを分解する

GPD MicroPCの分解は、本体裏面カバーに取り付けられているネジ・ツメを外すだけです。
GPD MicroPCのバックシェルはツメでしっかりと固定されています。

力まかせに取り外すと破損してしまう可能性が高いので、ピック型オープナーをスキマに入れてぐるっとさせて外しましょう。

GPD MicroPC 分解

標準搭載されている SSD(128GB M.2 2242)は交換可能

新しい SSDを取り付けて、GPD社が公開している GPD Micro PC WINDOWS 10 Pro Factoryを導入すれば換装できます。

GPD MicroPC SSDを換装・交換

定番の Intel 3165モジュール(Wi-Fi 2.4G / 5G)の搭載を確認できました。
羽根(ブレード)が多い冷却ファンを搭載しています。
スピーカーはモノラルで、本体右側に搭載されています。

GPD MicroPC 冷却ファン・スピーカー

GPD WIN2 と比べてみて

GPD MicroPCの大きさはどちらかといえば、GPD WINシリーズに近いです。
こういった超小型・軽量なデバイスの体感的な持ち心地・重さなどが気になっている人もいるのではないでしょうか。

最大開度は150度だけど、視認性は変わらない
GPD MicroPCの最大開度は150度で、GPD WIN2よりも開きませんが、視認性は変わりません。

GPD MicroPC と GPD WIN2

絶妙なサイズ感・持ちやすさ
実際に操作をしてみると、GPD MicroPCのサイズ感・持ちやすさは良好です。
実測した重さは 433gと公式発表(440g)よりも軽く、GPD WIN2(460g)よりも軽いです。
両手持ちの操作を想定しているので、重さはそれほど感じません。

GPD MicroPCの方が、GPD WIN2よりも縦に長いです。

  • GPD Micro PC : 153 x 113 x 23.5 mm
  • GPD WIN2 : 162 x 99 x 25 mm
GPD MicroPC と GPD WIN2のサイズ感

キーボードの押し心地・操作性は良い
GPD WINシリーズよりも大きなキー・キーピッチなので操作性も良く、キーボードの押し心地も快適です。ただ、一部のファンクションキーがなくなっているので、よく使うキーがない場合は、キーマッピングツールなどを使って解決する必要があります。

GPD MicroPC と GPD WIN2のキーボード

スペックは GPD WIN2には負けますが、ネットワーク技術者向けの製品として豊富なインターフェイスを備えているので、GPD WINシリーズよりも幅広い使い方ができる製品です。

GPD MicroPCの豊富なインターフェイスは超便利!

GPD MicroPC」は “ネットワーク技術者向けの製品” として発表された製品です。
一般的なノートパソコンよりも充実したインターフェイスを備えているので、超小型・軽量のデバイスとして多くの場所で活躍が期待できます。

フルサイズのインターフェイスは超便利
最近になって発売された UMPC・超小型PCを見ても、USBポートが少なかったり、フルサイズのHDMI、RS-232シリアルポート、有線LANポートを搭載しているデバイスはほとんどありません。

その為、USBポートの不足分をカバーするためにハブを使ったり、余計な変換アダプタの持ち出しをする必要があります。そういった問題を抱えている人に、GPD MicroPCは最適解なデバイスといえるでしょう。

豊富なインターフェイスが魅力的なGPD MicroPC

GPD製品の初期出荷分・ロットは、初期不良・不具合が少なからず報告されています。
海外通販サイトで購入する場合は割安感はありますが、サポート・保証を期待するのであれば、大きな価格差もないことから日本国内の正規販売店で購入することをおすすめします。

あわせて読みたい

ネットワーク技術者向けの製品として発表された「GPD MicroPC」が本格的に販売をスタートしました。クラウドファンディングで先行して手に入れた人・購入者の一部から “SSDが使えなくなった” という報告があがっています。大切なデー[…]

GPD MicroPCのSSD換装方法を徹底解説

デントオンラインショップ

 日本初、実績 No.1 の国内修理サービス!
だから、GPD製品はサポート充実の正規販売店がおすすめ。
>実践済み!格安販売「Windowsライセンス」

実践済み!格安販売「Windowsライセンス」

圧倒的な安さで Microsoft Windows 10 / Officeなどを販売している consogameで Windows 10 Proを実際に購入した導入手順などを詳しくご紹介しています。

ローリスク・ハイリターンで、正規ライセンスを手に入れよう!

CTR IMG