ゲームボーイシリーズのカスタムモデルを手掛ける GameBoyKingdomから、ファミコン&ゲームカセット初期の模様(パルスライン)をデザインしたゲームボーイアドバンスSPのプレオーダーを開始しました。
過去に任天堂から発表された ファミコン生誕20周年バージョンによく似たモデルをチェックしていきます。
ゲームボーイアドバンスSP|Famicom Pulse Line Editionが登場
2003年7月に任天堂は、ファミコン生誕20周年を記念したキャンペーンを開催しました。
その景品として用意されたゲームボーイアドバンスSP ファミコン生誕20周年バージョンは、応募者数に対して当選者が少なかったこともありプレミア価格で取引されています。
ゲームカセット初期のパレスラインを再現
ファミコン初期のゲームカセットは全ソフト共通の模様がありました。
その模様(パレスライン)をファミコン生誕20周年バージョンにプラスしたデザインにカスタマイズした Famicon Pulse Line Editionが登場です。
プレオーダーを開始したばかりのゲームボーイアドバンスSP|Famicom Pulse Line Editionを見ていきます。
Gold Editionと Black Editionの2つから選べる
ゲームボーイアドバンスSP|Famicom Pulse Line Editionは、ファミコンモデルである Gold Editionと、ベーシックな Black Editionの2つから選べます。
ファミコンモデルの Gold Edition
まずはファミコンモデルの Gold Editionを見ていきます。
ファミコン生誕20周年バージョンによく似たデザインを採用しています。
このモデル専用に制作したオリジナルパッケージを使用しています。
本体外側には、ファミコン初期のカセットにデザインされていた模様(パレスライン)が、UVプリントで描かれています。
国内版ゲームボーイアドバンスSPにはない鮮明で見やすいバックライト(AGS-101)、ガラスレンズを備えています。コントローラ側のデザインはステッカーで仕上げです。
ベーシックな Black Edition
次にベーシックな Black Editionを見ていきます。
ファミコンモデルの Gold Editionと比べると、デザイン性は低いと言わざるを得ません。
アメリカで限定モデルとして発売されたクラシックNESエディションに似たデザインをリリースした方が良かったような…。
Gold Editionと Black Editionの違いは、パッケージ、シェル・UVプリント・ガラスレンズのカラーだけで、バックライト(AGS-101)などのカスタマイズは共通です。
普段使い用のアイテムとして
ゲームボーイシリーズのカスタムモデルを手掛ける GameBoyKingdomから、ファミコン&ゲームカセット初期の模様(パルスライン)をデザインしたゲームボーイアドバンスSPのプレオーダーが開始しました。
ゲームボーイアドバンスSP|Famicon Pulse Line Editionの Gold Edition・Black Editionのどちらも完成版、キット版を用意しています。
コレクターズアイテムとはいえない
ゲームボーイアドバンスSPの改造は、それほど難易度が高くはなく、カスタマイズのほとんどは海外通販サイトで購入できるパーツでも実現できるレベルで実装されています。
トータルで考えても価格に見合ったクオリティが高いカスタムモデルとはいえません。
GameBoyKingdomが手掛けたカスタムモデルとしては、個人的には物足りないカスタムモデルだと感じています。今後、新しくリリースされるゲームボーイアドバンスSPのカスタムモデルに期待したいです。
購入を検討されている場合は、十分に注意してください。
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