2021年下期(2021年7月~12月)の中華ゲーム機の売れ筋ランキングを発表します。
世界的な半導体不足の影響が直撃して新作発表が延期となった下期、その中でも一番売れた中華ゲーム機の売れ筋ランキングを発表していきます。
6つのカテゴリ分けしたランキングを発表
中華ゲーム機の縦型、横型、据え置き型、総合ランキングに加え、注目すべき中華ゲーム機のスポットランキング、番外編 WIndowsゲーム機の6つのランキングを発表していきます。
中華ゲーム機 横型モデル 売れ筋ランキング
中華ゲーム機の横型モデル(Landscape)のランキング発表です。
評判・評価が高い RG351シリーズが相変わらず強さを見せつける結果となりました。RG351P は大規模セール価格での大幅値下げが功を奏してランクインしています。
- ANBERNIC RG351MP4.2
完成形を極めた高級モデル
RG350シリーズ、RG351シリーズの良いとこ取りをした完成モデルです。金属筐体採用、レトロゲームに特化した解像度 640 × 480、ゲームデータ保存用の microSDカード独立といった使いやすさ追求しています。 - Powkiddy RGB10 Max3.6
PS Vitaサイズの5インチモデル
他社に先駆け ODROID-GO Superクローン機として登場した Powkiddy RGB10 の上位モデルです。視認性を高めた大型5インチサイズに高解像度、ワイヤレス通信機能、PS Vitaサイズが魅力です。 - ANBERNIC RG351P4.0
ワンアップした実力を備えた後継モデル
同じようなスペックを搭載した中華ゲーム機が販売されるなか、「使いやすさ」という観点ではライバル製品を圧倒しています。後出しだけにライバル製品を研究し、自社の既存製品をワンアップした実力・機能・使いやすさのバランスが取れたモデルです。
中華ゲーム機 縦型モデル 売れ筋ランキング
中華ゲーム機の縦型モデル(Vertical)のランキング発表です。
縦型モデルのリリース自体が下期ではありませんでした。そのため、ほぼ上期と変わらない結果となっており、3位は暫定として Miyoo Mini がランクインしています。
- ANBERNIC RG351V4.1
木目調デザインあり。機能豊富な縦型モデル
RG351Vシリーズ初の解像度 640 × 480、microSDカードスロット2つを搭載、ワイヤレス通信機能、バイブレーション機能などライバル機を圧倒する機能性を高めたモデルです。 - ANBERNIC RG280V3.5
品質極めたファミコンライクな極小モデル
極小モデルを実現させるために、2.8インチの液晶ディスプレイ、アナログスティック排除、シングルスピーカーと最低限の機能を実装したモデル。金属製プレートを採用したファミコンライクなデザイン・ビルドクオリティは所有欲を満たします。 - Miyoo Mini4.2
ポケットサイズの中華ゲーム機
エミュレータ性能としては限定的ではあるものの、本体に占める液晶サイズの大きさ、チューニングされた独自UI・システム、手軽に購入できる価格帯ということもあり海外での評判・評価が高いモデルです。
中華ゲーム機 据え置き型モデル 売れ筋ランキング
中華ゲーム機の据え置き型モデルのランキング発表です。
大規模セール価格での値下げが目立ち Super Console X Pro が独走しました。据え置き型モデルは上期では日本国内人気が目立ちましたが、下期では中南米で人気を博す結果となりました。
- Super console X PRO4.1
エミュレータ性能高い・据え置きモデル
Super Console X のアップグレード版、搭載されている SoC(CPU、GPU)性能が少しだけ向上。TV Box機能をはじめとする Androidアプリにも対応することで汎用性が高くなりました。抜群の人気を誇るモデルです。 - Beelink GT-King Pro4.7
一歩先行くエミュレータ性能搭載モデル
現時点で発売されている中華ゲーム機の性能を上回り、ドリームキャスト、PSP、セガサターンのエミュレータまでも快適に動作させることが可能です。エミュータ性能・カスタマイズ性は非常に高いが、初心者お断り、知識豊富な玄人向けモデルです。 - Super console X MAX3.8
人気 据え置きモデルの上位モデル
Super Console X の上位モデルという位置づけで、さらに搭載されている SoC(CPU、GPU)性能・機能が向上しています。本体のデザインは刷新され一般的な家庭用機器デザインを採用しています。
中華ゲーム機 2021年下期総合ランキング
中華ゲーム機の横型モデル、縦型モデル、据え置き型モデルのランキング発表です。
日本国内データだけでなく、海外通販サイトの売り上げ、海外フォーラムなどの反応を加味した 2021年下期の売れ筋総合ランキングです。
- ANBERNIC RG351MP4.2
完成形を極めた高級モデル
RG350シリーズ、RG351シリーズの良いとこ取りをした完成モデルです。金属筐体採用、レトロゲームに特化した解像度 640 × 480、ゲームデータ保存用の microSDカード独立といった使いやすさ追求しています。 - Powkiddy RGB10 Max3.6
PS Vitaサイズの5インチモデル
他社に先駆け ODROID-GO Superクローン機として登場した Powkiddy RGB10 の上位モデルです。視認性を高めた大型5インチサイズに高解像度、ワイヤレス通信機能、PS Vitaサイズが魅力です。 - GPD XP4.5
GPX XDシリーズに続くAndroidゲーム機
GPD社の原点であるAndroidゲーム機の最新作で、Android11、SIM対応、クラウドゲーミング対応、着脱式コントローラモジュールといった利便性と操作性を兼ね備えたデバイスです。
中華ゲーム機 スポットランキング
個人的に注目したいスポットランキング発表です。
Xperia と PS Vita のキメラモデル Z-Pocket Game、性能に対する価格の安さ・従来モデルの欠点をカバーした Retroid Pocket 2+、大型画面・デュアルブートに注目が集まる RG552 を選出しました。
- Z-Pocket Game4.4
入手困難・マニア向けモデル
Sony Xperia Z1 Compact のメイン基板・液晶ディスプレイをベースに、PS Vita のボタン・アナログスティックを組み合わせたキメラモデルです。完全受注生産限定品のプレミアムモデルです。 - ANBERNIC RG5523.5
RGシリーズ初のAndroidゲーム機
大型5インチサイズ、デュアルシステム(Android 7.1、Linuxベースのシステム)、Google Playストアに対応した期待の中華ゲーム機です。エミュレータやゲームアプリ、クラウドゲーミングが楽しめるモデルです。
番外編 Windowsゲーム機ランキング
番外編として Windows 10搭載ゲーム機のランキング発表です。
国内外の大規模セール・絶大な販促活動などがあり ONEXPLAYER が首位となりました。次点には初代からのファンが多い GPD WIN3、最後に一般販売が出遅れた AYANEOシリーズという順になりました。
- ONEXPLAYER4.2
優れた操作性に拡張性をあわせたモデル
大きさ・重さは重量級なのでポータビリティには劣るものの、一般的なゲームコントローラーサイズに操作感、ノートPCに近い使いやすさ・拡張性を目指せるWindows 10搭載ゲーミングUMPCです。miniモデルも来年発売。 - GPD WIN34.3
オールマイティに活躍できるシリーズ3作目
ライバル機と比べると最小サイズの大きさ・重さ、スライドキーボード搭載、指紋認証機能に加え eGPUボックスにも対応した Windows 10搭載ゲーム機です。ドッキングステーション接続によるデスクトップPC環境も構築可能。 - AYA NEO4.0
ゲーミング体験にフォーカスしたAYA NEO
洗練されたデザイン・質感の追求、Nintendo Switch相当のサイズ感、フィードバックを受けて改善が進められたWindows 10搭載ゲーム機。ライバル機と比べると指紋認証は非搭載、eGPU非対応といった弱さあり。
2021年上期(2021年1月~6月)の中華ゲーム機の売れ筋ランキングを発表します。コンスタントに新作が発表された上期、その中でも一番売れた中華ゲーム機の売れ筋ランキングを発表していきます。5つのカテゴリ分けしたランキング[…]