古いパソコンやレトロゲームに最適なモニター「Checkmate Retro Monitor」のクラウドファンディングが開始しました。標準仕様では 19インチ(1280 × 1024、アスペクト比 5:4)、昔ながらのデザイン・カラーを採用したモデルの登場です。
出資価格は 269ポンド(およそ45,000円)で、2023年9月出荷予定です。
この価格にパネル代金は含まれておらず、ストレッチゴールによる 17インチの選択、解像度・アスペクト比が異なる別注パネルを提供予定としています。
当初は CRTディスプレイでの製作を進めていましたが、ブラウン菅(CRT)を提供しているサプライヤーがなく、有機ELパネルでも条件を満たすものが存在しなかったことから、産業用の高品質な IPSパネルを採用することになりました。
本体サイズは 43cm × 39cm × 18cm(幅 × 高さ × 奥行き)、カラーバリエーションは、ホワイト(オイスターホワイト RAL 1013)、ブラックの2色です。昔ながらのモニターに近づけたデザイン・カラーを採用、持ち運びに便利な持ち手、拡張マウントを備えています。
入力端子は HDMI、VGA、コンポジットとコンポーネント(15khz と 50/60hz)が標準で、オプションとして SCART RGB、CGA、EGA、SVideo と幅広くサポートします。モニターの画面設定(輝度、コントラストなど)は本体側ボタン、リモコンによる操作で対応予定です。
本体左右にはドイツ製のスピーカーを内蔵、オプションとしてモニター前面・背面に拡張マウントを備えています。ユーティリティパネルの追加、MiSTer や Raspberry Pi などを内蔵して一体型としても使えるようにモジュラー設計が採用されています。
ディスプレイスタンドや 17インチモニターの追加はストレッチゴールとして用意しています。
Amiga のハードウェア・ソフトウェアの設計に携わってきた Stephen Jones氏のプロジェクトで、過去に2回の Kickstarterプロジェクトを成功・実現しています。
関連リンク
モデル名:1089s(19インチ)、1087s(17インチ(ストレッチゴール))
出資価格:269ポンド(パネル代金、送料別途)
出荷時期:2023年9月
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