スマートウォッチ「Xiaomi Huami AMAZFIT Bip」は、公式アプリ(Mi Fit)からペアリングすることで、その機能を最大限に使えるようになります。
しかし、公式アプリ(Mi Fit)にはクセがあり、うまく接続できなくなるばかりか、誤った使い方をすると動作不良になるという問題が確認できました。届いて数日で正常に使えなくなった実体験をみていきます。
「Xiaomi Huami AMAZFIT Bip」が使えない
スマートウォッチ「Xiaomi Huami AMAZFIT Bip」が、届いて数日で正常に使えなくなりました。スマートフォン側のBluetooth設定では問題なく認識し、ペアリングはできるものの、公式アプリ(Mi Fit)からは認識できなくなりました。
Xiaomi MI Bandシリーズでも同じような問題が報告されているので、参考にして「Xiaomi Huami AMAZFIT Bip」の問題を解決していきます。
解決策に結びつかない
スマートフォン側のBluetooth・WiFiのON/OFF、スマートウォッチの再起動、ほかのスマートフォンで試す、Miアカウントの新規登録、公式アプリ(Mi Fit)のキャッシュクリア・再インストール、野良アプリ(Playストア以外から)の導入などを行いました。
工場出荷状態に戻すファクトリーリセット機能ありません。「Xiaomi Huami AMAZFIT Bip」のバンドを外すと小さな穴があり、それがリセットボタンだと思いましたが違うようです。
Xiaomi MI Bandシリーズの問題解決方法を参考にして、一通りやってみましたが解決策に結びつきません。
公式アプリ(Mi Fit)の問題だった
公式アプリ(Mi Fit)には、デバイスを探す(ペアリング)機能があり、その設定画面からデバイスを削除(ペアリング解除)を行わずに公式アプリ(Mi Fit)をアンインストールした場合、スマートウォッチ「Xiaomi Huami AMAZFIT Bip」が動作不良になる場合があることがわかりました。
スマートフォン側のBluetooth設定では問題なく認識し、ペアリングはできるものの、公式アプリ(Mi Fit)からは認識できません。(正しくは、認識すると「ペアリングできませんでした。カスタマーサービスにご連絡ください。」と表示されます)
非公式アプリで接続してみても「接続中」と表示され接続できない場合もあります。なんとも不安定な状態です。
Pebble Watchシリーズは、すんなりと接続できました。
動作不良になると、スマートフォン側のBluetooth設定では認識されるものの、公式アプリ(Mi Fit)側からは一切認識されません。そうなると、公式アプリ(Mi Fit)に備えられている、ペアリング、ファームウェアのアップデートといった機能が使えなくなります。
非公式アプリを使う
スマートフォン側のBluetooth設定で認識できれば、非公式アプリ(外部アプリ)を使えます。非公式アプリには、公式アプリにない多くの機能が搭載されていて、ファームウェアのアップデートも行えます。
カスタムファームウェアのアップデートにも対応しているので英語化(英語表記に固定)も簡単に設定できます。 (ファームウェアのアップデートは失敗すると「Xiaomi Huami AMAZFIT Bip」が使えなくなります)
ただし、動作不良になってしまった「Xiaomi Huami AMAZFIT Bip」では、やはり正常に動作しないことが多く問題を解決できませんでした。「Notify & Fitness for Amazfit」を使ってファームウェアのアップデートは正常にできました。
まとめ
公式アプリ(Mi Fit)の設定画面から、デバイスの削除(ペアリング解除)を行わずにアンインストールをした場合、スマートウォッチ「Xiaomi Huami AMAZFIT Bip」が動作不良になる場合があります。動作不良になると公式アプリ(Mi Fit)では一切認識できなくなります。
公式アプリ(Mi Fit)を使わなくても、非公式アプリ(外部アプリ)でも使うことができますが、完全な解決方法にはなりませんでした。「Xiaomi Huami AMAZFIT Bip」を持っている人は、公式アプリ(Mi Fit)の取り扱い一つで動作不良になる可能性があるので、十分に注意しましょう。
本記事は、筆者の実体験を記事にしたもので誤解・誤認識している内容が含まれている可能性があります。