ゲーミングマウス「WLmouse Beast X Max」は、フラグシップセンサー PAW3950HS を搭載したマグネシウム合金製シャーシの超軽量ワイヤレスマウスです。スイッチは2種類から選択可能で、最大ポーリングレートは 8000Hz に対応しています。
超低遅延で高い精度の有線接続と、安定した無線接続をサポートしています。多彩なカラーバリエーションと穴あき形状のデザインが特徴的な WLmouse Beast X Max を簡単にご紹介します。
WLmouse Beast X Max の価格・販売ストア
WLmouse Beast X Max は、海外ストア WLMOUSE の専売商品です。
日本国内でも販売予定で、販売価格は 149ドル~159ドル(送料別途)です。
カラーラインナップは、全6色(記事執筆時点)です。
限定カラーを定期的にリリースしています。
・WLmouse Beast X Max
一般販売価格:149ドル~159ドル(送料別途)
WLmouse プロモーションコード「wlmo」で2%オフです。
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WLmouse Beast X Max のスペック
- 製品名:WLmouse Beast X Max
- マウスセンサー:PixArt PAW3950HS
- タイプ:左右対称
- 解像度:50~30000DPI
- マイクロスイッチ:2種類
Omron Opticals / TTC Nihil Transparent Black Dot
Omron Blue Dots(サイドボタン) - ホイールエンコーダー:TTC Dust Proof Silver
- ポーリングレート:125Hz~8000Hz
- ボタン数:5
- 接続:有線 / 無線(2.4G)
- 大きさ:126 × 65 × 39 mm
- 重さ:42±1g(ケーブルとソールを除く)
- バッテリー:300mAh
- 素材:マグネシウム合金
免責事項:スペック情報の正確性には細心の注意を払っていますが、保証はできません。
WLmouse Beast X Max のレビュー
WLmouse Beast X Max を簡単にレビューします。
付属品から基本的な特徴・機能、デザイン、操作性をチェックします。
付属品
1. キャリングケース
2. サポートカード
3. グリップテープ
4. PTFEソール
3. 封筒
4. USBドングル(1K)
5. USBレシーバー(8K)
6. Type-Cケーブル
封筒には、以下のアイテムが入っています。
7. マニュアル
8. クリーナー
9. グリップテープ2種類
10. ガラスソール
デザイン
WLmouse Beast Xシリーズは、超軽量化した穴あき形状のデザインが特徴です。
レビューする WLmouse Beast X Max は、同シリーズの大型モデル(Lサイズ)で、メインスイッチは Omron Opticals と TTC Nihil Transparent Black Dot から選択できます。
限定色(Y-Bronze)の本体カラーは、落ち着いた色味の光沢感があり、木目調にも見えるデザインです。標準ソールは PTFE製の点ソールが取り付けられています。(使用する際には透明フィルムを剥がしてください)
外観はシリーズ共通の穴あきデザインで、左右対称かつ一般的に好まれる形状です。ホイールは中央に配置されており、本体サイドのくびれに対してサイドボタンがやや突出しています。
グリップ感があるホイールデザインに変更されているため、これまでにレビューしたモデル(Sサイズ、Mサイズ)と比べると、より滑らかな操作性を実現しています。
耐食性コーティングが施され、色落ちや汚れに強い仕上げとなっています。
滑りやすいテクスチャと形状なため、グリップ力を高めるために、付属のグリップテープなどを使用する必要があります。
同梱のソール(ガラス、PTFE)は、滑りに関しては高い評価を得ていますが、お好みに応じて汎用性が高い点ソールを愛用しているケースが報告されています。
大きさ・重さ
大きさは 126 × 65 × 39 mm、重さは 44g(実測値)です。
Finalmouse Starlight よりも軽量で、さらに軽い印象を受けます。
WLmouse Beast X(Mサイズ)と重量感は変わりません。
重さがある本体基板が前方に配されているため、本体の重心は前方寄りです。
重心の位置については、同シリーズ共通と見て良いでしょう。
メインスイッチは Omron Opticals と TTC Nihil Transparent Black Dot から選択できますが、どちらも大きさや重量に違いはありません。
光学式で軽めの押し感が好みであれば『Omron Opticlas』を、メカニカルな中程度の押し感が好みであれば『TTC Nihil Transparent Black Dot』を選択すると良いでしょう。
サイズ感
参考までに、左右対称デザイン(Mサイズ)の Finalmouse Starlight と WLmouse Beast X を並べてみました。(中央は WLmouse Beast X Max)
公式発表の大きさ・重さは以下のとおりです。
製品名 | 大きさ | 重さ |
Finalmouse Starlight | 121 × 62.5 × 37mm | 47g±2g |
WLmouse Beast X Max | 126 × 65 × 39 mm | 42±1g |
WLmouse Beast X | 122 × 62 × 37mm | 39±3g |
WLmouse Beast X と比較すると、本体とホイールが高くなっています。
また、底面からサイドボタンまでの高さも広くなっているため、指の置き位置にも余裕があります。
左右対称デザインの Lサイズですが、Pwnage StormBreaker といったエルゴノミクス形状のマウス(Mサイズ)よりも、幅や高さが控えめなのも特徴です。
本体の高さやくびれ、持ち心地、さらには素早い精密なマウス操作については、手の大きさや持ち方によって好みが分かれます。成人男性の平均的な手のサイズに対してやや大きめです。
レシーバー
USBドングルと USBレシーバーの2つが同梱します。
USBドングルの最大ポーリングレートは 1000Hz、USBレシーバーの最大ポーリングレートは 8000Hz の無線接続に対応。同時使用はできず、どちらか一方をペアリングして使用します。
レシーバーチップには Nordic 52820 High speed が使用され、RGBライトを搭載しています。
RGBライトは専用アプリでオン・オフ、カラー、演出の変更が可能です。
Razer Polling Rate Tester で実測したところ、125Hz~8000Hz までほぼ期待値どおりの性能を発揮できていることが確認されています。クリック遅延も 0.33ms で認識できるレベルではありません。
使用するモニターについても、高リフレッシュレートモニターが必須です。
専用アプリ
WLmouse BEAST X には、専用アプリ『WLMOUSE』が提供されています。
公式サイトから専用アプリをダウンロードできます。
・https://www.wlmouse.com/ja/pages/downloads
2024年6月25日から、WEBベースの『WLMouse Hub』が提供されました。
専用アプリを導入せずに設定やカスタマイズを行えます。
・https://chn.wlmouse.com/qz/?ref=1jly21v3#/project/items
任意のボタンに DPI、マクロなどのファンクション設定に加え、DPIライトカラー、ポーリングレート、LoD(Lift-off Distance)、デバウンスタイムなどをカスタマイズできます。
メインスイッチに光学スイッチ(Omron Opticals)を選択した場合は、特にデバウンスタイム(クリックが二重入力されることを防止する遅延時間)を設定する必要はありません。
DPI に割り振られた初期値 1600 を変更(400、800、3200、6400、30000)を変更することも可能です。そのほかにポーリングレートや LOD、レシーバーの切り替えなども可能です。
USBレシーバー(8K)の RGBライトのオン・オフ、カラー、演出の変更が可能です。
また、専用アプリを使用しなくてもマウス側で特定ボタンを押すことで主要機能を切り替えることも可能です。
まとめ
WLmouse Beast X Max は、有線・無線のどちらでも接続可能なゲーミングマウスです。
同シリーズの大型モデルで、マウスセンサーに PAW 3950HS を採用し、メインスイッチは Omron Opticals と TTC Nihil Transparent Black Dot の2種類から選択できます。
わずか 42±1g の超軽量化した穴あき形状のデザインで、トップクラスの軽さを誇ります。
通常モデルの WLmouse Beast X よりも本体サイズや重量が大きくなっていますが、マグネシウム合金製シャーシの手にフィットする快適なフォルムはそのままです。
大まかな使い勝手や光学スイッチ(Omron Opticals)のクリック感については WLmouse Beast X や Finalmouse Starling と同等とみなして良いでしょう。一方で、表面のすべりや穴あきサイズ・位置については評価が分かれるところです。
また、ホイール表面はラバーコーティングが施されており、ホイール操作は滑りもなく快適で、汗をかいた手でも滑りにくい仕様になっているのは評価ポイントです。これまでにレビューした WLmouse製品よりも操作性は向上しています。
本体形状については、Finalmouse UltralightX Tiger や Razer Viper V2 Pro とほぼ同等です。
Mサイズの左右対称デザインのマウスが小さく、エルゴノミクス形状のマウスが大きく感じる方にとって、幅や高さが控えめな WLmouse Beast X Max は持ち心地やサイズ感は、かなりフィットしそうです。
価格が手ごろで供給も安定しており、総合的な満足度が高い商品です。
最新のセンサーやマグネシウム合金を使用したこのゲーミングマウスは、驚きのパフォーマンスを提供します。是非、その優れた性能を体感してみてください。
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WLmouse Beast X Max
一般販売価格:149ドル~159ドル(送料別途)
WLmouse限定プロモーションコード「wlmo」で2%オフです。
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