ゲーミングマウス「Pwnage StormBreaker」は、フラグシップセンサー PAW3395 を搭載したマグネシウム合金製シャーシの超軽量ワイヤレスマウスです。49g±2g の軽さで、最大2000Hz のポーリングレートのパフォーマンスを誇ります。
超低遅延で高い精度の有線接続と、安定した無線接続をサポートしています。
限定モデルとセンサー位置調整が特徴的な Pwnage StormBreaker を簡単にご紹介します。
Pwnage StormBreaker の価格・販売ストア
Pwnage StormBreaker は、公式サイトおよび国内代理店で販売しています
販売価格は 26,580円～27,580円（送料無料）です。
通常カラー２色（ホワイト・ブラック）
限定カラー６色（レッド、オリーブ、ミント、ブルー、グレー、Nacho）
・Pwnage StormBreaker
販売価格：26,580円～27,580円（送料無料）
Pwnage StormBreaker のスペック
- 製品名：Pwnage StormBreaker
- マウスセンサー：PixArt PAW3395（位置調整可）
- タイプ：エルゴ形状
- 解像度：0～26000DPI
- マイクロスイッチ：オムロン（Sorted Omron 20M）
- ポーリングレート：最大2000Hz
- ボタン数：5
- 接続：有線 / 無線（2.4G）
- 大きさ：122 × 64 × 42mm
- 重さ：49±2g
- バッテリー：300mAh（最大120時間）
- 素材：マグネシウム合金
免責事項：スペック情報の正確性には細心の注意を払っていますが、保証はできません。
Pwnage StormBreaker のレビュー
Pwnage StormBreaker（Nacho Purple）を簡単にレビューします。
付属品から基本的な特徴・機能、デザイン、操作性をチェックします。
付属品
1. マニュアル
2. グリップテープ
3. 精密ドライバー
4. ピラミッド型 USBレシーバー
5. Type-Cケーブル
デザイン
Pwnage StormBreaker（Nacho Purple）は、デバイスのカスタムペイントで知られる『Nachocustomz』との数量限定コラボモデルです。光源や見る角度によって色が変わるカラーリングが特徴です。
チタンよりも軽量な耐久性に優れたマグネシウム合金が採用され、標準ソールには 100% PTFE製が使われています。フラグシップセンサー PAW3395 を備え、センサー位置を上下にスライド調整するギミックも搭載されています。
超軽量かつ独自のデザインで、長時間作業でも疲れにくいエゴノミクス形状が特徴です。
Type-C端子は水平に設置されているため、有線接続時にケーブルが引っかからないように工夫が必要です。
本体は前方から後方にかけて広がる形状で、サイドボタンは本体サイドのくびれに対して突出していますが、中央にかけて低くなっています。そのため、厚めのグリップテープなどを貼ると指の置き位置によっては認識が難しくなります。
ザラつきのある表面は滑りにくく、通常の使用においては十分なグリップ感があります。また、しっかりと握っても歪みや軋みがなく、堅牢な作りとなっています。
標準の PTFE製ソールは、滑りに関してやや劣っているように感じられます。
純正ガラスソールや汎用性が高い別のソールを検討することをおすすめします。
ポチップ大きさ・重さ
大きさは 122 × 64 × 42mm、重さは 51g（実測値）です。
60g以下の重量で、一般的なマウスよりも『超軽量』モデルです。
サイズは Midiumサイズで、手の平サイズが平均的な人向けです。
センサー位置を調整できるため、本体の重心はお好みに変更できます。
Mediumサイズでも、Razer Viper Ultimate や WLmouse BEAST X よりも本体のふくらみが大きなサイズ感です。かぶせ持ちに適したモデルです。
公式発表の大きさ・重さは以下のとおりです。
| 製品名 | 大きさ | 重さ |
| Razer Viper Ultimate | 126.73 × 57.6 × 37.81mm | 74g |
| Pwnage StormBreaker | 122 × 64 × 42mm | 49±2g |
| WLmouse BEAST X | 122 × 62 × 37mm | 39±3g |
Finalmouse Starlight と比較すると、本体とホイールの高さが増しています。
本体の高さやくびれ、持ち心地、さらには素早い精密なマウス操作については、手の大きさや持ち方によって好みが分かれます。成人男性の平均的な手のサイズに最適化されています。
レシーバー
ピラミッド型USBレシーバーが同梱されています。
レシーバーチップには Nordic nrf52840 MCUチップが使用され、ワイヤレス接続でも低遅延で安定したパフォーマンスを実現します。
無線接続で最大 2k（2000Hz ポーリングレート）を利用可能です。
レシーバーサイズは 40 × 40mm で、USB Type-C接続に対応しています。
センサー位置
自分好みにセンサー位置を調整できます。
付属の精密ドライバーでネジを緩めることで、センサー位置を上下にスライドさせます。
センサー位置の微調整だけでなく、重心位置も変更できます。
エイムのパフォーマンスを最適化したいユーザーにとって実用的な機能です。
専用アプリ
Pwnage StormBreaker には、専用アプリ『PwnageStormBreaker』が提供されています。
公式サイトからダウンロード＆インストールできます。
・https://pwnage.com/pages/drivers
ボタン割り当て、DPI、ポーリングレート、LoD（Lift-off Distance）、スクロールスピードやマウス感度などをカスタマイズできます。
また、DPI に割り振られた初期値（400、800、1600、3200、6400、追加３つ）を変更することも可能です。常駐アプリではないので、設定する際に起動すると良いでしょう。
専用アプリを使用せずに、マウス単体でも以下の変更が可能です。
- DPI変更：右ボタン＋ホイールボタン＋後方サイドボタンを３秒長押し
- ポーリングレート変更：左ボタン＋右ボタン＋ホイールボタンを３秒長押し
- ペアリングモード：左ボタン＋右ボタン＋フロントサイドボタンを５秒長押し
まとめ
Pwnage StormBreaker は、有線・無線どちらでも接続可能なゲーミングマウスです。
独自の超軽量デザインと長時間作業でも疲れにくいエゴノミクス形状が特徴です。
最軽量モデルには及びませんが、わずか 51g という軽量な本体です。
一般的なハニカム構造とは異なる斬新なデザインで、フラグシップセンサー PAW3395 とマグネシウム合金製シャーシを採用しています。
サイドボタンとホイールボタンは硬めの押し心地で、マウスホイールの表面が滑りやすく、硬いホイール（ノッチ）については意見が分かれるところです。ホイール操作を多用するゲームには不向きな印象があります。
センサー位置調整だけでなく、重心位置も変更可能なため、精度が求められるエイムの動きがより感覚的に意識できます。止めたい場所でしっかり止められ、エイムのパフォーマンスを最適化したいユーザーにとって有益な機能といえます。
また、高いポーリングレートはゲームタイトルが対応しているかどうかが重要です。
メーカー側は最大2000Hz までにした理由として、『ユーザーが最大限にゲームパフォーマンスとマウス機能のバランスを実感できる数値として設定した』と発表しています。
Pwnage StormBreaker の限定モデルのなかで、特に『Nacho Purple』は見る角度によって変化する鮮やかなカラーリングが印象的で、機能性だけでなくユーザーの所有欲を引き立てるモデルと評価します。
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