ゲーミングマウス「EDIFIER HECATE G3M PRO」は、半透明の軽量ボディにフラグシップセンサー PAW3395 を搭載したワイヤレスマウスです。重さは 63g±3g で、裏面にあるスライドスイッチで切り替えられるデュアルスイッチを搭載したモデルです。
超低遅延で高い精度の有線接続と、安定した無線接続をサポートしています。
メインボタンのスイッチ切り替えが特徴的な EDIFIER HECATE G3M PRO を簡単にご紹介します。
EDIFIER HECATE G3M PRO の価格・販売ストア
EDIFIER HECATE G3M PRO は、海外ストア MechKeys で購入できます。
カラーバリエーションは全6色、販売価格は 39.99ドル~55.99ドルです。
透明ボディを採用した『透明バージョン』は、通常カラーよりもバッテリー持続時間を向上したモデルで、若干(+3g)重くなっています。
・EDIFIER HECATE G3M PRO
一般販売価格:39.99ドル
・EDIFIER HECATE G3M PRO(透明バージョン)
一般販売価格:55.99ドル
MechKeys プロモーションコード「mesh5」で5ドルオフです。
支払い時の決済画面で入力して使ってください。
EDIFIER HECATE G3M PRO のスペック
- 製品名:EDIFIER HECATE G3M PRO Transparent Version
- マウスセンサー:PixArt PAW3395
- タイプ:左右対称
- 解像度:50~26000DPI
- マイクロスイッチ:Huano Blue Shell Pink Dot / 静音タクトスイッチ
- ホイールエンコーダー:Kailh GE 2.0
- ポーリングレート:125Hz~1000Hz
- ボタン数:6
- 接続:有線 / 無線(2.4Ghz、Bluetooth)
- 大きさ:118.7 × 61 × 38.6 mm
- 重さ: 63g±3g(ケーブルとドングルを除く)
- バッテリー:500mAh(連続120時間稼動)
- 素材:プラスチック(ABS樹脂)
免責事項:スペック情報の正確性には細心の注意を払っていますが、保証はできません。
EDIFIER HECATE G3M PRO のレビュー
MechKeys様より提供いただいた EDIFIER HECATE G3M PRO を簡単にレビューします。
付属品から基本的な特徴・機能、デザイン、操作性をチェックします。
付属品
1. ブランドブック
2. マニュアル
3. ブランドカード
4. ブランドステッカー
5. Type-Cケーブル
6. レシーバーケーブル接続用アダプター
7. USBレシーバー
デザイン
EDIFIER HECATE G3M PRO は、通常モデルとは異なり、半透明のクリアな外観が特徴です。
ABS樹脂素材の軽量なシェルが採用され、標準ソールには 100% PTFE製が使われています。
フラグシップセンサー PAW3395 を搭載したマウスで、裏面にあるスライドスイッチで Huano Blue Shell Pink Dot と 静音タクトスイッチを切り替えられるデュアルスイッチを用意しています。
外観は左右対称かつ人間工学に基づいたデザインで、一般的に好まれる形状です。Type-C端子は水平に設置されているため、有線接続時にケーブルが引っかからないように工夫が必要です。
ホイール位置は中央で、左右のメインボタンは指にフィットするように曲線を描いています。本体サイドのくびれに対して、サイドボタンの突出は控えめで、サイドボタンはやや後方寄りに配置されており、指が届きやすい位置になっています。
マウス全体にはコーティングが施されておらず、滑りやすいテクスチャと形状です。
グリップ力を向上させるためには、別途グリップテープなどを使用する必要があります。
標準の PTFE製ソールは、滑りに関してやや劣っているように感じられます。
より汎用性が高く、評価の高い別のソールを検討することをおすすめします。
大きさ・重さ
大きさは 118.7 × 61 × 38.6 mm、重さは 66g(実測値)です。
超軽量とはいえませんが、一般的なマウスよりも『軽量』です。
サイズは Midiumサイズで、手の平サイズが平均的な人向けです。
本体基板は前方から中央、バッテリーは後方に配置されているため、本体の重心は後方寄りです。
左右対称デザイン・Mediumサイズでも、Razer Viper Ultimate や WLmouse BEAST X よりも本体後部のふくらみが大きなサイズ感です。
公式発表の大きさ・重さは以下のとおりです。
製品名 | 大きさ | 重さ |
Razer Viper Ultimate | 126.73 × 57.6 × 37.81mm | 74g |
EDIFIER HECATE G3M PRO | 118.7 × 61 × 38.6 mm | 66±3g |
WLmouse BEAST X | 122 × 62 × 37mm | 39g±3g |
デュアルスイッチ
スライドスイッチを使用して、メインボタンの物理スイッチを切り替えることができます。
メインボタン左右それぞれには、独立したスライドスイッチと物理スイッチ2種が備わっています。
この設計により、ゲーミング用途には『Huano Blue Shell Pink Dotスイッチ』を選択し、通常の作業や静かな環境では『静音タクトスイッチ』を利用できるのはポイントです。
専用アプリ
EDIFIER HECATE G3M PRO に対応した専用アプリが用意されています。
公式サイトから専用アプリ『HECATE Connect』が提供されています。
・https://cnweb.edifier.com/product/support-609.html
ボタン割り当て、DPI、LEDカラー、マクロ、LoD(Lift-off Distance)設定などを変更できます。また、DPI に割り振られた初期値(400、800、1000、1200、1400、1600、2500)を変更することもできます。
ポーリングレートは、125Hz から 1000Hz まで設定可能です。
常駐アプリではないので、設定する際に起動すると良いでしょう。
まとめ
EDIFIER HECATE G3M PRO は、有線・無線どちらでも接続可能なゲーミングマウスです。
スライドスイッチで切り替えられるデュアルスイッチが特徴的です。
超軽量マウスと比較して、体感的に重さを感じますが、安定感がある軽量モデルです。
付属のマウスソールの滑り具合は十分に優れているわけではないので、汎用性が高い点ソール(ESPTIGER Arc1)を利用するのが良さそうです。
メインボタンの物理スイッチは『Huano Blue Shell Pink Dotスイッチ』と『静音タクトスイッチ』の2種が搭載されており、使用用途に応じて、裏面のスライドスイッチで切り替えることができるのは面白い特徴です。
ゲーミングマウスとしての用途に限定すると、切り替えを必要とするユーザーはそこまでおらず、最大ポーリングレートが 1000Hz に留まる仕様から考えても、本格的なゲーマー向けとしては賛否両論といえるでしょう。
ただし、音が気になるような静かな環境で、気にせずにゲーミングマウスを使いたいというニーズや、長時間の使用(連続120時間稼動)を目的にして使うのに適したモデルと評価します。
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