世界最小クラスのeGPU「ONEXGPU」のクラウドファンディングが開始しています。
ポータブルゲーミングPC で知られる One-Netbook社から、新たに USB4ポート接続(Thunderbolt 3/4)/ OcuLink接続の外付けグラフィックデバイスが登場します。
クラウドファンディング開始日時は 2023年11月29日 午前1時(日本時間)で、出資価格は 599ドルからです。Radeon RX 7600M XT を搭載したモデルで、豊富なインターフェースが特徴です。
ONEXGPU のスペック
ONEXGPU のスペックを詳しく見ていきます。
製品名 | ONEXGPU | |
GPU | Radeon RX 7600M XT | |
アーキテクチャ | RDNA 3 | |
プロセス | 6nm | |
ゲームクロック | 2300MHz | |
シェーダー数 | 2048 | |
ROP | 64 | |
VRAM | 8GB GDDR6 | |
理論性能(FP32) | 21.4TFLOPS | |
TGP | 330W(16.5A/20V) | |
インターフェース | OCuLinkポート(PCIE 4.0 X4) USB4ポート(100Wサポート) HDMI 2.1 × 2(4K 60Hz) DP 2.0 × 2(4K 120Hz) USB-A 3.2 × 2 M.2 2280(PCIE 3.0 SSD) LANポート | |
その他 | RGBライトエフェクト 磁気カバー(SSD) 冷却ファン・ヒートシンク | |
大きさ | 196 × 120 × 32mm | |
重さ | 869g |
免責事項:スペック情報の正確性には細心の注意を払っていますが、保証はできません。
本体サイズは 196 × 120 × 32mm の超薄型ボディ、重さは約869g です。
競合他社の GPD からも eGPU『GPD G1』がリリースされていますが、ONEXGPU はそれよりも小さく・軽いサイズです。本体上部には電源ボタンと USB Type-Aポートが2つ配置され、LEDイルミネーションを用意しています。
側面には 有線LANポート、DPポート、HDMIポート、OcuLinkポート、USB4ポート、電源ポートが確認されています。また、底部には拡張ストレージ(M.2 2280(SSD))を収納できる構造となっています。
大型の冷却シングルファンを採用しており、放熱能力と風切り音の騒音レベルが注目されます。排気口が下部のみに用意されていることを考えると、縦置きでの使用は想定されていない可能性が高いです。
モデル・価格
クラウドファンディングサイト Indiegogo でキャンペーンを開始しています。
早割価格は 599ドル(販売価格 789ドル)で、同社のポータブルゲーミングPC や UMPC がセットになったモデルやオプションを用意しています。
ONEXGPU は、2024年1月に出荷予定です。
生産状況により、出荷時期が前後する可能性があります。
関連ページリンク
クラウドファンディング開始:2023年11月29日 午前1時(日本時間)
出荷時期:2024年1月予定
・ONEXGPU クラウドファンディングページ|Indiegogo
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