GPD Pocket 2のベンチマーク・冷却能力・本体内部を見ていく!手軽に持ち運ぶのに便利な大きさでゲームも楽しめる!

GPD社から発表された「GPD Pocket 2」はCPUにIntel® Core™ m3-7Y30、フルWindows 10を搭載したポケットサイズのUMPC(ウルトラモバイルPC)だ。

前回、1週間使ってみた使い心地・気が付いたこと、ほかの製品との比較を書いてきた。
今回は持ち出して感じたこと、ベンチマーク結果や冷却能力・本体内部を見ていく。

「GPD Pocket 2」は手軽に持ち運べる便利なサイズ

日常で手軽に使えるUMPC(ウルトラモバイルPC)として発表されたGPD Pocketシリーズは、その名のとおりポケットサイズのフルWindows 10を搭載した当たり前ができるUMPC(ウルトラモバイルPC)だ。

持ち運ぶ荷物がかさばるとき、簡単なオフィス作業をしたいときに最適なデバイスだ。
大幅にスペックがパワーアップした「GPD Pocket 2」ならゲームだってそこそこ遊べる。

新作として発表された GPD Pocket 2は性能も大きくパワーアップし、できることが初代(GPD Pocket)よりも広がった。使い方しだいで一般的なモバイルノート代わりとしても十分に活躍できるだろう。

いつでもモバイルしたい

いつでもモバイルしたいと思わせるスタイリッシュなデザインに生まれ変わった GPD Pocket 2、本体サイズ:181 x 113 x 8~14mm、本体重量:465g(テスト機の実測値は510g)は、持ち運ぶのにかさばらない。また、新幹線・飛行機での移動や、カフェなどの小さなテーブルでも十分に活躍できる。

キーボード・ポインティングデバイスの操作性は初代(GPD Pocket)よりも慣れが必要だ。しかし、Bluetooth接続や、ハブを使って多くのデバイスを接続・拡張して使うことを想定しているのであれば問題はない。

GPD Pocket 2は持ち運びにもかさばらず手軽に持ち出すことができるサイズだ。
この性能を備えたUMPC(ウルトラモバイルPC)は現時点ではほかにないのでオンリーワンのデバイスといえるだろう。

ゲームもそこそこ遊べる

ゲーミング目的として発表された製品「GPD WIN 2」よりもパフォーマンスは劣るが GPD Pocket 2でもゲームはそこそこ遊べる。動作環境を満たすゲームタイトル・レトロゲームであれば十分にゲームプレイを楽しめるだろう。

ゲームプレイをした感想としては、GPD WIN 2で動作できるゲームタイトルであればほぼ問題なく遊べる。ただ、発熱・バッテリー消費量を理由にパフォーマンスを意図的に低く設定されているので、ゲームタイトルによってはグラフィック・パフォーマンスを軽い設定に変更する必要はある。

GPD Pocket 2でもゲームをそこそこ楽しめるが、ゲーミング目的に購入を考えているようならば GPD WIN 2を選択すると良いだろう。

ベンチマーク結果を見ていく

GPD Pocket 2のベンチマーク結果を見ていく。
このベンチマーク結果は製品版に近いテスト機であることに留意しておきたい。ドラゴンクエストX ベンチマークソフトでの評価は「普通」、スコア値は GPD WIN 2よりも1,000ほど低い結果となった。

ベンチマークテスト後のCPU状態の結果は下記のとおりだ。初代(GPD Pocket)では最高温度は70度以上に達したが GPD Pocket 2では60度以下に収まっている。
CPU性能・冷却能力も大きく向上したことがわかる。

GPD Pocket 2のストレージ(eMMC 5.0)のベンチマーク結果です。
初代(GPD Pocket)よりストレージの読み書きスピードは速くなっている。しかし、SSDを搭載した GPD WIN 2よりは遅い。

ベンチマーク後の GPD Pocket 2本体筐体の表面温度を赤外線放射温度計で測定したところ、高いところで表面温度は42度になった。表面温度は低いものの金属筐体の熱伝導率の高さがあだとなり体感的には熱く感じる。

本記事のベンチマークテスト結果は、GPD Pocket 2のゴム足を高くし吸気口を十分に確保した状態で測定したものです。

本体内部を見ていく

GPD Pocket 2の本体内部を見ていく。
本体内部へのアクセスは本体裏面カバーのネジ6カ所を外すだけ。本体内部は基板、バッテリー、内蔵ファン、ヒートシンクといったパーツが黒く統一されたデザインだ。

初代(GPD Pocket)では銅製ヒートシンクを搭載していた。
GPD Pocket 2では黒く加工(アルマイト処理?)されたヒートシンクが搭載されている。

本体内部のスキマはない。
初代(GPD Pocket)では内部にmicroSDスロット、指紋認証を追加するといった改造をした人もいたが GPD Pocket 2ではそういった改造は難しいだろう。

本体裏面カバーの高さぎりぎりまでパーツが収められている。
バッテリー、キーボードなどはフレキシブルケーブルで接続されている。スピーカーは GPD Pocket 2の左側に設置されていてモノラルなのは間違いない。

インテル製無線モジュールには技適マーク(技術基準適合証明等のマーク)がプリントされている。この無線モジュール(Model:3165D2W)は One Netbook One Mixと同じものだ。

GPD Pocket 2のほかに初代(GPD Pocket)、One Netbook One Mixの本体内部も見比べていく。ここでは内蔵ファンの違いを見ていく。

GPD Pocket 2の内蔵ファンは、初代(GPD Pocket)よりも大きく、羽根の枚数も増えているのがわかる。羽根を増やしたことで冷却能力は向上しているが、風切り音は大きくなった。

One Netbook One Mixの内蔵ファンは GPD Pocket 2よりも大きく羽根は少ない、ファンレスと間違うほどに回転音は静かだ。3つのデバイスに共通していえることだが、ゴム足は低く吸気口をふさいでしまいがちなので作業をする際には注意が必要だ。

手軽に持ち運べる

GPD Pocket 2」の最大の魅力は、CPUにIntel® Core™ m3-7Y30、メモリはLPDDR3-186で4GB/8GBの2モデル(日本国内では8GBのみ発売予定)、ストレージ容量は128GB(eMMC 5.0)、フルWindows 10を搭載した環境を、この小さなポケットサイズで手軽に持ち運べることだ。

キーボード・ポインティングデバイスの操作には慣れが必要となるが、ハブを使って多くのデバイスを接続・拡張して使うことを想定しているのであれば生産性は大きく向上できる。フルWindows 10をポケットサイズで手軽に持ち運べるのは魅力的だ。一般販売は10月予定、もう少しでこの環境を手にすることができるだろう。

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