GPD WINシリーズの新作である「GPD WIN Max」の追加情報が出回り始めました。
最近になって、インテルの第10世代 CPU i7-1065G7 または i5-1035G7 が搭載される情報が発信されましたが、新たに実装予定のインターフェイス情報が出回り始めています。
超小型ゲーミング PC の元祖といえば GPD WIN シリーズですが、ここ最近になって One-Netbook の「OneGX」、DELL の「Concept UFO」といったゲーミングデバイスが発表されています。
各社の製品がどういった差別化でアピールしてくるかが注目されていますが、GPD WIN Max はインターフェイスを充実させた製品になりそうです。
GPD WIN Max はインターフェイスを充実させて登場
先に発表されたリーク情報では、当初予定されていた AMD Ryzen シリーズではなく、インテルの第10世代 CPU i7-1065G7 または i5-1035G7 が搭載される可能性が高まったことをお伝えしました。
実装予定のインターフェイスが判明
今回のリーク情報では、GPD WIN Max に実装される予定のインターフェイスが判明しました。
単純なゲーミング PC に特化したモデルというよりも “変態仕様” なノートパソコンライクにも使えるデバイスになりそうです。
液晶ディスプレイのサイズは未公開ですが、GPD WIN 2 との大きさと比較できる画像が公開されています。見た感じでは、GPD WIN Max の液晶ディスプレイサイズは8インチサイズのように見えます。
大きく仕様変更される可能性も高いので、あくまでも参考としてお読みください。
GPD WIN Max に搭載されるインターフェイス
今回のリーク情報では、GPD WIN Max に搭載されるインターフェイスが確認できます。
次世代機の覇権を争う戦いの “新定番” に GPD は選ばれるのでしょうか。
バックライトキーボード、ゲームコントローラ
本体を開くと、上部の左右にゲームコントローラ、中央にタッチパッドが確認できます。
そして、下部には8インチサイズの UMPC である GPD P2 Max によく似た配列のキーボードが搭載されています。
左サイドには、ゲームコントローラとマウス操作を切り替えるボタンが配置されています。
タッチパッドでの操作だけでなく、コントローラでマウス操作を行えます。
バックライトキーボードを搭載するというウワサもありますが、熱対策、電力消費などを考えると実装するのは難しいように思えます。
Thunderbolt 3 対応は決定的
GPD WIN Max の背面には、HDMI、USB Type-A × 2、Thunderbolot 3、USB Type-C が確認できます。
特に Thunderbolt 3 が搭載されることは決定的で、ノートパソコン用のドッキングステーションなどが幅広く使えるデバイスとして注目されそうです。
新たに有線 LAN を搭載したモデル
GPD WIN Max の右サイドには、microSD カードスロットに加え、GPD WIN シリーズ初となる有線 LAN ポートを用意しています。
Wi-Fi 接続だけでなく、有線LAN を使った通信もできるので、ゲーミングデバイスだけでなく、GPD MicroPC のようにネットワーク技術者向けにもアピールした製品になりそうです。
スペックは高いので、GPD MicroPC よりもそれなりの用途で使えることも期待できます。
ライバル企業である One-Netbook からは、着脱式コントローラを搭載した「OneGX」が発表され、DELL からはニンテンドースイッチのような「Concept UFO」といった魅力的なゲーミングデバイスが発表されています。
それに比べて、GPD WIN Max は、ゲームコントローラを含むすべてのインターフェイスをオールインワンにした “変態仕様” のゲーミングデバイスとして発表されます。
現時点では、この三社での覇権争いが注目を集めていますが、8インチ UMPC 市場のように新たな企業が参入してくる可能性もあり、どの製品が次世代の “新定番” になるのかが楽しみです。
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