本日、海外クラウドファンディング:INDEIGOGOで、GPD社の “新製品” ゲーミングUMPC「GPD WIN Max」のクラウドファンディングが開始しました。
キャンペーン期間は、2020年5月18日 午前11時(日本時間)から 2020年6月30日まで。クラウドファンディング価格は 779ドル(約83,000円)で、小売価格は 885ドル(約94,000円)を予定しています。
一般販売価格よりも安く手に入れるチャンスではあるものの、初期不良・不具合などを自己解決できる人向けです。製品の出荷時期は 2020年7月以降を予定しています。
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GPD WIN Max の評判・評価は
GPD WIN Max の試作機はすでに、中国国内・海外の YouTuber などに配布されていて、ベンチマークテスト結果、動くゲームタイトルなどの検証が進められています。
スペックに対して割安な価格帯
インテルの第10世代 CPU i5-1035G7、ストレージ容量 512GB(M.2 2280 SSD)、メモリは 16GB(LPDDR4-3200)とスペックが高めなのに 10万円を切る価格帯ということで注目を集めています。
16GB LPDDR4-3733 から 16GB LPDDR4-3200 に変更となりました。
また、Thunderbolt3 対応により、性能を大幅に向上できる外付け GPUボックスの拡張など評価されていますが、ハイスペックなゲーミングPC と同じように本格的なゲーミングを楽しむのは難しいでしょう。
どちらかといえば、GPD WIN Max のスペックに見合った PCゲームや、各種エミュレータを使って快適にゲーミングができる点が評価されています。
今のところ、海外フォーラムなどを見てもライバル機である One-Netbook社の OneGX1 よりも GPD WIN Max の方が人気が高いです。
プロモーション目的という色合いが強い
もともと GPD社のクラウドファンディングはプロモーション目的ということもあり、すでに目標額を達成しています。なので、クラウドファンディング本来の資金調達を目的とする “出資” ではなく “購入” するという色合いが強いです。
過去のキャンペーンを見てもわかるとおり、製品化に失敗したことはないので、安心してキャンペーンに参加できるという特徴があります。
GPD WIN Max は1台 779ドル(およそ 83,000円)が 1,000台のみ、小売価格 885ドルよりも値引きされています。しばらくは、なくなりしだい同額で追加・補充されることが想定されます。
本体サイズと重さはネックという声も
GPD WIN Max の本体サイズ・重さは、GPD製品の中でも “ヘビー級” です。
本体の大きさは 207 × 145 × 26 mm、重量は 790g です。
海外ユーザーからは肯定的な意見が目立ちますが、歴代のGPD製品の中では、一番に大きく・重たいデバイスなので気軽に片手で持ち運び、操作ができるデバイスではありません。
マイナーチェンジモデルが予想される
過去に発売された GPD WINシリーズは、すべて放熱対策・コンデンサ変更などが実施されたマイナーチェンジモデルが販売されています。
GPD WIN Max についても、ユーザーフィードバックを反映したマイナーチェンジモデルが数年にわたって販売される可能性は非常に高いです。GPD WIN2 でさえも発売から 2020年まで改良され続けています。
クラウドファンディングの参加を検討している人は、そういった点を考慮して検討しましょう。
初期不良・不具合などを自己解決できる自信がない人は、日本国内の家電量販店・正規販売店での発売を待つことをおすすめします。
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