「GPD WIN」 HJM1954M Updater V23 20170118
ジョイスティック(ゲームパッド)ファームウェア(GPD WIN Gamepad Updating Manual)が公開されました。ファームウェアを導入した方からは、マウスモード時の移動や、ゲームパッドの応答速度、スクロール速度が改善され使いやすくなったという肯定的な意見が多く寄せられています。
早速、公開されたジョイスティック(ゲームパッド)の最新ファームウェアを導入していきたいと思います!
GPD WINの改善内容
ジョイスティック(ゲームパッド)ファームウェア(GPD WIN Gamepad Updating Manual)での改善点は下記となります。
- マウスモードの移動速度を最適化します。
- マウスモードの左ジョイスティックホイールモードの遅延問題を最適化
- ゲームパッドモードの応答速度を最適化します。
- ゲームパッドモードの応答速度を更に最適化しています。
- L3ボタンを左クリック、R3ボタンを右クリックとして動作します。
- マウスモードの移動加速機能OFFバージョン(V23)を追加しました。
ダウンロード&導入方法
ジョイスティック(ゲームパッド)最新ファームウェア(GPD WIN Gamepad Updating Manual)のダウンロード&導入をしていきたいと思います。
Ⅰ.下記リンクよりファームウェアをダウンロードします。
※リンク先の「下载3.4M」をクリックしましょう。(リンク切れの場合は、こちらのミラー)
- ジョイスティック(ゲームパッド)ファームウェア:ダウンロード
HJM1954M Updater V22_1 20170118=加速機能ON
HJM1954M Updater V23 20170118=加速機能OFF
Ⅱ.次にダウンロードしたファイルを解凍します。(まだ実行してはいけません)
解凍したファイルは自身がキーボード操作で実行しやすい場所に保存しておきましょう。
ただし、Bluetoothマウスなどがある場合には、そちらで操作することが可能なので気にする必要はありません。もちろん画面をタッチして操作していただいても構いません。
Ⅲ.GPD WINをシャットダウンします。
Ⅳ.キーボードの「R3」ボタンを押下したまま、「電源ボタン」を押下します。
(更新モードで起動します)※画面が表示されたら「R3」ボタンを離してください。更新モードになっている場合には、マウスモードにしてもジョイスティックが反応しません。
Ⅴ.先ほどダウンロードした解凍したファイルの「HJM1954M Updater V23 20170118.exe」をキーボード操作で実行しましょう。(数秒で完了します)
※Check1にチェックを入れても、入れなくても問題はありません。
注意:更新モードで起動されていない場合、ファームウェアの導入はできません。
参考リンク:New firmware release for the controller | Dingoonity.org – The Dingoo Community
ファームウェアは導入すべき
GPD WINのジョイスティック(ゲームパッド)最新ファームウェアは導入すべきです。
当ブログ(とんちき録)筆者も実際に導入をしましたが、評判どおりマウスモード時の操作性がかなり改善していることが確認できました。
操作性を改善するためにJoyToKeyを使用していたという方でも、ジョイスティック(ゲームパッド)ファームウェア(GPD WIN Gamepad Updating Manual)を導入することにより必要なくなるかもしれません。
Xboxコントローラ並みの反応速度を実現か
海外フォーラムでの報告によるとXbox Oneコントローラと同じ結果が確認できたという報告もされています。時期的にみても、近日中に出荷予定(2017年1月10日以降)となっているマイナーチェンジモデル(※)に搭載されるファームウェアバージョンになるのかもしれません。
格闘ゲームなどの反応速度が求められるようなゲームを楽しんでいる方にとっては嬉しい改善になったといえます。少し遅れたクリスマスプレゼントになったことでしょう!
※マイナーチェンジモデルを、一部では「GPD WIN改」と呼ばれているようですが、メーカー側(GPD)はそのような名称での発表は行っていません。
クリックボタンをキーボードのキー(L3、R3)に割り当て
キーボードキーであるL3ボタンを左クリック、R3ボタンを右クリックとして動作するようになります。GPD WINを置いた状態で背面ボタン(L1、L2、R1、R2)を押するのは大変でしたが、この機能追加により快適に操作できるようになりました。
マウスモードでの、加速機能OFFバージョンが追加
多数のユーザーから要望があったとおり、マウスモードでの、カーソル移動速度機能OFFバージョン(V23)が追加されました。V22との違いはそこだけとなりますので、特に不満を感じていないようであれば導入する必要はありません。 (マニュアルを読むかぎりでは、V22⇔V23とお好みに合わせて、導入をし直すことも可能なようです)
不具合は報告されていない
こういった最新ファームウェアの導入に慎重な方も多いと思いますが、導入されたユーザーからの不具合は特に報告されていません。なので、安心して導入できるファームウェアだと考えられます。
実際に私もGPD WINに導入して使用していますが、より良くなった改善を体感できるだけで、不具合と感じるようなことは確認できません。
本記事に記載されている内容は、必ずしも導入の必要性があるといったものではありません。導入を行う場合には自己責任で行ってください。