「GPD Pocket」 気になる INDIEGOGO アップデート・最新情報 を発信!

大人気の「GPD Pocket」アップデート情報!
海外クラウドファンディングサイト「INDIEGOGO」で、クラウドファンディングが開始となった「GPD Pocket」の、気になるアップデート情報をまとめています。INDIEGOGOのキャンペーンおよびGPD担当者から、得られた最新情報について、随時発信していきます。

目次

はじめに

GPD社の前製品であり、世界中から好評価を得られている「GPD WIN」のクラウドファンディング時と同様に、これから多くのアップデート情報が公開されていくことが予想されます。

本記事では、クラウドファンディングサイト「INDIEGOGO」で、出資募集をしている「GPD Pocket」のアップデート情報と、筆者がGPD担当者から直接得られた情報を発信していきます。

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INDIEGOGO 出資方法

アップデート情報について

クラウドファンディング「INDIEGOGO」のアップデート(UPDATES)でアナウンスされた情報は、必ずしも製品で実現されるものではありません。今後の開発状況、部品供給などの問題により、実現とならない可能性もあります。随時、アップデートされる情報は変更されていくものだと、理解をする必要があるでしょう。

発送先情報追加について

クラウドファンディング「INDIEGOGO」の出資時に登録した住所欄(Address Line2(optional))に、電話番号を追加してほしいというアナウンスがされました。前製品「GPD WIN」のクラウドファンディング時も、同様のアナウンスがされていましたが、この情報が登録されていない場合、製品の発送を後回しにされる可能性があります。忘れずに登録しておきましょう。

目標調達金額を達成

2017年2月15日の午前10:30頃にクラウドファンディングが開始となり、約7時間後の午後4:30頃に目標調達金額である$200,000を達成しました。前製品である「GPD WIN」のクラウドファンディング時には、目標調達金額である$100,000を達成するまでに約7日を要したことを考えると、今回の目標金額達成のペースが、いかに早く、「GPD Pocket」の人気が高いということがわかるでしょう。

キーボードレイアウトを変更

最新のキーボードレイアウトが公開されました。開発段階時に公開されたキーボードを含めると、3回目の変更になります。多くのユーザーからの要望と、実現可能であるキーボードレイアウトの調整を行っています。(最終決定版という意味ではありません)

メモリアップグレード (4GB → 8GB)

クラウドファンディング開始当初は、RAM:4GB LPDDR3-1600という仕様でしたが、RAM:8GB LPDDR3-1600にアップグレードされることになりました。当初より増設できる場所は確保されていたので、ハイスペックモデルの登場や、マイナーバージョンアップモデルなどで増設されるのではないか、と噂されていましたが、搭載されることになりました。

CPUアップグレード (Z8700 → Z8750)

クラウドファンディング開始当初は、CPU:Atom x7-8700という仕様でしたが、CPU:Atom x7-8750にアップグレードされることになりました。
前製品である「GPD WIN」のクラウドファンディング時も、同様のアナウンスがされていましたが、供給問題があるので調達が難しく、放熱問題が発生するので搭載するのを見送ったという内容をGPD社は発表していましたが、今回は大丈夫なのでしょうか。

HDMIポートについて (mini HDMI →micro HDMI)

当初の仕様(クラウドファンディング前)では、HDMIポートは mini HDMIであるという発表を行っていましたが、micro HDMIになったということが改めて正式にアナウンスされました。

冷却システムについて

24時間の連続稼働テストの結果をお知らせします。CPU温度は78℃以内に制御されています。また、GPD Pocketの表面温度は35℃未満に抑えられていることが確認できました。INDIEGOGOキャンペーンページでアナウンスされていた情報では、表面温度を約38℃に維持できるようにするとされていましたが、ほぼアナウンスどおりの結果が得られたとみて良いでしょう。

画像ではトラックポイントの色が緑となっていますが、これは試作品のものです。

プロトタイプ(T0)について

初期プロトタイプ(T0)は、1月中に完成しました。次のプロトタイプ(T1)については、今後2週間以内(3月中)に完成し、更に次のプロトタイプ(T2)については、4月中の完成を目指しています。最終プロトタイプはT2であり、予定どおりの4月中に完成するのであれば、技適マーク(技術基準適合証明等のマーク)取得が、製品出荷までに間に合うかもしれません。

INDIEGOGOキャンペーンページのコメント欄で回答があったとおり、トラックポイントの色は「青色」を採用予定ということもあり、公開された初期プロトタイプ(T0)に採用されているのが確認できました。(トラックポイントの色については、現時点では確定していません)

動画は、1月に完成した初期プロトタイプ(T0)のものです。

USB Power Delivery(USB PD)2.0 対応

調達金額:$2,000,000の達成報酬として、USB Power Delivery(USB PD)2.0 対応にアップグレードすることが決定しました。このアップグレードにより、5V / 3A、9V / 2A、12V / 2Aの入出力をサポートします。GPD Pocketには7000 mAh Li-Poバッテリーが内蔵されていますが、1.5時間程度で満充電が可能となります。

GPD Pocketは、クラウドファンディングキャンペーンで、特にストレッチゴールを設定していません。しかし、出資者からのストレッチゴールを望む声・プロトタイプ制作をとおしての改良として、今回の仕様変更(アップグレード)することを決定しました。3月27日以降にプロトタイプ(T1)の公開を行う予定となっています。

ダウングレードとなった仕様

当初の仕様では、ステレオスピーカーを搭載することを予定していましたが、内部スペースの制約から、モノラルスピーカーに仕様変更することになりました。スピーカーは、GPD Pocket本体(液晶部分でない)左側に搭載される予定です。GPD WINのとき同様、GPD Pocketについても、モノラルスピーカーへ仕様変更することになりました。

しかし、GPD Poketはゲームに関わる製品ではなく、日常で気軽に使用することができるUMPC(ウルトラモバイルPC)を、想定して開発計画されたコンセプトの製品なので、それほど大きな影響はないものと考えられます。

プロトタイプ(T1)について

2017年3月27日以降に発表するとアナウンスされていた、第2のプロトタイプ(T1)がGPD社より発表されました。詳細については動画(Youtube)で公開されています。詳しい情報などについては、すべての内容を日本語で翻訳した解説を参考にしてみてください。

プロトタイプ(T2)について

2017年4月末以降に発表するとアナウンスされていた、第3のプロトタイプ(T2)がGPD社より発表されました。このプロトタイプ(T2)が実質、最終プロトタイプとなります。中国ユーザーから事前にフライング情報が公開されましたが、大きな違いはないとアナウンスされています。

プロトタイプ(T1)で目立っていたGPDロゴが本体底部に移動しました。また、電源ボタンにLEDを追加することにより電源状態がわかるようになりました。

本体外装にアルマイト加工(陽極酸化皮膜)をすることにより、アルミニウムの耐食性、耐摩耗性を向上しました。また、本体底部に技術基準適合証明などを印字しました。各ポートがわかるようにマークを印字し、冷却ファンは静音のものに変更しました。

キーボードの表面はUVコーティングを施しています。通常キーボードのキー配置では、バックスペースキー(Backspace)は数字列に配置されているので、デリートキー(DEL)と位置を変更しました。

ちなみに、2017年5月10日から開催される日本最大のIT展「Japan IT Week春」に SHENZHEN GPD TECHNOLOGY CO., LTD.は参加するので、日本国内での販売が本格的に行われる可能性があります。

Type-C Hubの推奨事項について

1.Type-A Hubを使用してください。
Type-A Hubを使用することで周辺機器を利用することが可能となり、Type-Cポートを使用して給電をすることもできます。GPD PocketのType-A、Type-CはどちらもUSB3.0をサポートしていて、転送速度はどちらも同じです。

2.Type-C Hubを使用したいという場合
購入する予定のHubの製品仕様をよく確認し、PD(USB Power Delivery規格)をサポートしているHubかを確認してください。

実際にGPD Pocketの実機(プロトタイプ(T2))で、PD対応のType-C Hubを使用した場合に給電をすることができても、周辺機器を同時に使用することができなかったという報告もされています。

ただ一概には、GPD Pocket側だけの問題であるとは言い難いので、アナウンスされているとおり、GPD社は多くのHubをテストしてGPD Pocketで問題なく使うことができる適切なHubを提案してもらいたいです。

Ubuntu systemについて

GPD PocketのUbuntuシステムを導入したデモ版が動作する動画が公開されました。ただし、ファームウェアやドライバなどのパッケージ情報については、今週末に公開予定ということです。Ubuntuシステムが動作する動画が公開されたことで、一安心といったところでしょうか。

発送先住所の確定について

アップデート情報として、既に何度もアナウンスされていますが、出資時に登録した住所欄(Address Line2(optional))に、電話番号を追加してほしいというアナウンスがされました。来週の月曜日(2017年6月5日)には発送先住所の確定を行うことから、電話番号を登録されていない対象者の出荷を遅らせる旨のアナウンスもされているので、必ず登録するようにしましょう。

確認方法は、INDIEGOGOページにログイン後、トップページの右上のユーザー名を選択→「My Contributions」を選択→GPD Pocketの「View Order Details」を選択→右下のPayment欄に表示されている住所から確認をすることができます。編集をする場合は「EDIT」ボタンを押すことで編集できます。

ここからは、個人的な主観ですが、初回出荷数は数千台であることを一部でアナウンスされています。しかし、過去に出荷されたGPD WINを考える(※)と、この数字は初回ロット数であり、実際に出荷される数量は数百台であると考えられます。ただ、生産体制の変更を行うなどの改善をしている場合には、アナウンスされてい台数の出荷がされるものと考えられます。

※GPD WINの初回生産数は、1日に100台~200台でした。その後、生産体制を変更するなどの改善を行っていましたが、予定より遅れることがほとんどでした。

GPD Pocket専用レザーケースについて

海外通販サイト:AliExpress.comのGPD社公式ストアで、GPD Pocket専用レザーケースの発売受付が開始されました。販売価格は$29.90(約3,500円)です。

マグネット式の留め具を採用しているようなのです。画像を確認してもわかるとおり、意外としっかりとした作りのレザーケースに仕上がっているようです。

パッケージサイズは、22cm x 15cm x 6cm、重さは135gとアナウンスされています。GPD Pocket本体のみを収納できるシンプルなレザーケースです。

また、最近になってGPD公式ストアでは、色違いの「GPD Pocket専用レザーケース(ブラック)」も発売されましたことを報告しておきます。

技適マーク(技術基準適合証明等のマーク)取得確定

海外クラウドファンディングの出資者向けのGPD Pocketの初回出荷がついに開始されました!ただ、日本国内にお住まいの出資者向けの製品については、技適マーク(技術基準適合証明等のマーク)取得の問題があり、来週から出荷がはじまるというアナウンスがありました。(下画像はプロトタイプモデルで、製品版ではありません)

このアナウンスにより、すべてのGPD Pocketに技適マークが印字され、日本国内で法律的にも問題なく使えることが確認できました。

技適マークの問題はありますが、海外通販サイト:AliExpress.comのGPD社公式ストアでは、GPD Pocketの販売が開始されていて、有料配送プラン(FedEx、DHL)を選択した場合には、およそ3日~5日で届けられるということで、日本国内最速となりそうです。

日本国内向けの初回出荷が開始されました

アナウンスされていたとおり、日本国内向けの初回出荷が開始されました!GPD Pocketの初回出荷分は、2017年6月20日には既に出荷され、日本国内には到着しているようなので、一部の出資者に届くのは時間の問題といえるでしょう。

Ubuntu版のリリース時期について

Ubuntuシステムはほぼ完成しているが、いくつかの問題(バグ)があり、問題が解決次第のリリースされることがアナウンスされています。
ただ、解決までには時間がかかるようで、Ubuntu版に出資をしている方は、GPD社窓口(メールアドレス:Kendyz@gpd.hk)に問い合わせを行うことにより、Windows版に変更することができることも同時にアナウンスされています。

配送先を変更したい場合についても、GPD社窓口(メールアドレス:Kendyz@gpd.hk)に問い合わせを行うことにより対応できるということもアナウンスされています。

Ubuntu systemベータ版リリースについて

Ubuntu systemベータ版がGPD社からリリースされました。GPD社がこのベータ版を公開した理由は、多くの方がベータ版をテストすることで、問題解決(バグ報告など)が期待できること、より良いシステムを早期にリリースできることがアナウンスされています。ただし、このベータ版をテストする場合には、Linuxシステムに慣れていない方や、予期せぬ不具合が発生することも考えられるので注意が必要とのことです。

また、面白いことに、Ubuntu systemベータ版と一緒にリリースされたBIOSファイルを使用することで、GPD Pocketに搭載されているメモリ「8GB
LPDDR3-1600」の本来のメモリ性能(クロック周波数)を発揮できる
という報告もされています。ただし、正式にリリースされたものではないので、BIOSアップデートを行う場合には注意が必要です。

INDIEGOGO割引価格販売について

INDIEGOGO出資者へ順次出荷されているGPD Pocketですが、一般販売価格($599)より割引価格で購入できることがアナウンスされました。INDIEGOGOキャンペーンから購入をすることができ、限定50台については、17%割引価格:$494で購入することができるようです。

出荷時期については、8月末までに行うとのことですが、それまでにすべての出資者へGPD Pocketの出荷を完了できると判断して良いのかは不明です。ちなみにこの割引価格で購入よりも、GPD社公式ストアや、海外通販サイトから購入したほうがお得に購入できるでしょう。

GPD Pocket Ubuntu版をリリース

遂にUbuntu版のGPD Pocketの出荷が開始されました。しかし、Ubuntu版の初回出荷モデルでは、いくつかの不具合(スクリーンの回転設定、サウンド出力設定)があったようで、GPD社より正式に解決方法がアナウンスされています。

また、Ubuntu版のソースコードについても公開されているので、GPD PocketのWindows版を購入した方で知識がある方は、Ubuntuシステムの導入にチャレンジすることもできるようです。

GPD Pokcet Windows版ファームウェア(20170526)

GPD社はMega.nzにファームウェアを公開していますが、多くのユーザーからダウンロードができないという問い合わせを受けています。この問題を解決すべくBitTorrent(ビットトレント)で使用できるファイル共有の情報が書かれたマグネットリンクを公開しました。

  • Magnet URI:
    magnet:?xt=urn:btih:C5F9D88B90282C413D6D37CBFC5B96C3C30D81C5

取扱説明書、解説動画の公開について

GPD社は「GPD Pocket」と「GPD WIN」共有の取扱説明書を公開しました。全文英語表記のPDFファイルでの提供です。基本的な設定方法が記載されていますが、多くがネット上で検索できる内容なのでダウンロードする必要はないでしょう。

また、ホールセンサーとキーボードの交換方法を解説した動画をYouTubeに公開しています。不具合がある場合で、自己解決できるという方はチャレンジしてみると良いでしょう。

Ubuntu system版ファームウェア、GitHubについて

GPD社はMega.nzにUbuntu system版ファームウェア(ubuntu-16.04.1-desktop-amd_0809_2)を公開していますが、多くのユーザーからダウンロードができないという問い合わせを受けています。

この問題を解決すべくBitTorrent(ビットトレント)で使用できるファイル共有の情報が書かれたマグネットリンクを公開しました。また、共有ウェブサービスであるGitHubへのリンク紹介もされました。

ここからは「GPD Pokcet」出荷前の情報となるので、正確でない情報が記載されている可能性があります。参考としてお読みください。

GPD Pocket 非公式情報

クラウドファンディング「INDIEGOGO」のキャンペーンページで公開されていない情報を中心に取り扱いがされています。広報担当者、開発担当者から直接、提供された情報や、海外フォーラム・サイトなどからの情報が含まれます。参考程度としてお読みください。

新たなクラウドファンディングを予定 (未定)

クラウドファンディング「INDIEGOGO」に続き、新たなクラウドファンディングを予定しているようです。2017年4月を開始予定、6月を出荷予定としています。詳しい情報は提供されていませんが、「京东金融(JD Finance)」で開始予定となっています。

そうなると、心配になってくるのは、前製品であるGPD WINのクラウドファンディングの時でも、実際に起きたように、後発のクラウドファンディングへ先に製品提供がある可能性があるということです。

なぜ、後発のクラウドファンディングが先に製品提供がされるのかというと、京东金融(JD Finance)は、INDIEGOGOよりも厳格なペナルティが設けられています。
なので、メーカー側(GPD)は、ペナルティを回避するための処置として、優先的に製品出荷を行う可能性があるということになります。

ただ、前回のクラウドファンディングの時に、世界中の多くの出資者から反感を買った内容にもなるので、この部分を回避した方法が提示される可能性もあります。

内部スペースの問題

GPD Pocketの内部スペースは、かなりギリギリの仕様となっているようです。そのため、SSD、LTE(SIMスロット)の搭載は難しいとされています。

キャンペーンページのコメント欄の回答として、第2世代のGPD PocketでLTE(SIMスロット)を搭載予定とされていますが、大きな改善(新たな認証取得、金型製作を含む)を行わない限りは、製品化することは難しいでしょう。

メーカー側(GPD)は、過去に自社製品の第2世代を開発するという回答をしていますが、現在までに開発がされたことはありません。

GPD Pocket 2 (第2世代)について

SIMスロットが搭載されたGPD Pocket 2(第2世代)が発売、という情報がインターネット上で発信されていることを受けて、GPD担当者・開発担当者へ取材を行いました。

結果としては、あくまでも計画段階であり、SIMスロット搭載を実現するのは難しく、リリースするということも約束できるものではありません。ほとんど白紙の状態であることが回答されました。

GPD Pocket 2(第2世代)の発売を待とうという考えがある方は、発売されるか不明な製品を、少なくとも年単位で待つ必要があります。

製品パッケージの詳細も公開

GPD関係者の情報配信により、GPD Pocketの製品パッケージ詳細も公開されました。
パッケージに同梱されている本体は、GPD Pocketプロトタイプ(T1)で、実際に出荷される製品ではありませんが、どのような梱包・パッケージ内容になるのかを確認することができます。

プロトタイプ(T1)の詳細なベンチマークも公開

テストユーザーに選ばれた中国ユーザーから、GPD Pocketのプロトタイプ(T1)の詳細なベンチマーク結果が公開されました。

同時に、他製品との大きさ比較、分解画像が公開されています。メーカー側(GPD社)ではない、ユーザーから発信された情報は一見の価値があるでしょう。

プロトタイプ(T2)とプロトタイプ(T1)との比較も公開

GPD社との関係が深い中国ユーザーから、GPD Pocketのプロトタイプ(T1)、プロトタイプ(T2)の違いを比較する画像・動画が公開されています。また、プロトタイプ(T2)がプロトタイプ(T1)から、どのように変更となったかといった詳細が公開されています。気になる方は一度確認してみると良いでしょう。

GPD Pocketの製造開始

GPD Pocketの初期出荷分(ファーストロット)は、既に製造を開始しています。
初回生産分は数千台~1万台といわれていますが、この生産分はINDIEGOGOおよび京东金融(JD Finance)の初回出荷分(ファーストロット)に割り当てがされています。

ただ、GPD社はINDIEGOGOキャンペーン開始時に、INDIEGOGO出資者へ優先して出荷することをアナウンスしていましたが、GPD WINの時と同じように、その約束は守られることはないようです。

京东金融(JD Finance)でのアナウンスを読むかぎりでは、初回出荷分(ファーストロット)は、どのような割り合いかは不明ですが、INDIEGOGOと京东金融(JD Finance)で分けて、ほぼ同時に出荷が開始となるようです。

海外通販サイトで販売が開始

海外通販サイト:AliExpress.comのGPD社公式ストアで、GPD Pocketの販売が開始されました。前回のクラウドファンディングキャンペーンである、GPD WINの時にも出資者よりも、海外通販サイト購入者を優先して出荷された事実があることから、大きな疑念となりそうです。また、仮に出資者よりも先に届くようなケースがあった場合には、GPD WINの時と同様に大きな問題となるでしょう。

仮にGPD WINの時と同じであるのなら、INDIEGOGO先行出資組と同じタイミングで出荷される可能性が高いものと考えられます。

GPD担当者から得られた質問回答

Q. 「京东金融(JD Finance)」でのクラウドファンディングの時期は、いつごろでしょうか。
A. 明確な開始時期は決定されていません。(2017年2月20日 回答)

Q. 技適マーク(技術基準適合証明等のマーク)の取得は、プロトタイプ完成後に申請する必要があると考えられますが間に合いますか。
A. プロトタイプは製作中であり、その後にテストも行う必要があります。それは予期せぬ問題が含まれている可能性もあることから、出荷までに間に合うかどうかわかりません。(2017年2月20日 回答)

Q. USB Type-C Hub を使用して、給電を行うことに問題はありませんか。
A. はい、大丈夫です。(2017年2月20日 回答)

Q. GPD WINで発生している問題については、コメントされているとおり、すべて解決できますか。
A. GPD WINで発生した問題はすべて解決されています。 (2017年2月20日 回答)

Q. 第2世代(GPD Pocket 2)は、SIMスロットを搭載して、リリースを計画していると、INDIEGOGOコメント欄でコメントされていますが、実際のリリース時期はいつ頃を計画されていますか。
A. あくまでも計画段階であり、SIMスロット搭載を実現するのは本当に難しいです。また、このリリース自体も約束できるものではなく「不明」です。少なくとも1~2年を待つ必要があるでしょう。(2017年2月23日 回答)

Q. スピーカーが、「ステレオ」から「モノラル」へ変更となりましたが、改造できるように基板に増設できる箇所を残すことはできませんか。
A. スペースが確保できないので、要望にお応えすることは難しいでしょう。(2017年3月27日 回答)

INDIEGOGO コメント欄での回答情報

クラウドファンディング「INDIEGOGO」のキャンペーンページのコメント欄で寄せられた意見・質問について、メーカー側(GPD)が回答した内容のみをまとめています。ここで記載されている内容が、実際の製品仕様となるかは、わかりませんので参考程度としてお読みください。

メーカー側(GPD)広報担当者と、開発担当者の意見で相違している部分が多々あるので、この項目についてはキャンペーンページのコメント欄で回答されている内容の範囲で留めさせていただきます。記載内容に間違い・追加などがありましたら、ご指摘いただければと思います。

Thanks for your comment.^^

  • INDIEGOGOページで「GPD Pocket」ではなく「GDP Pocket」と間違ったスペルで表記してしまっている部分があります。
  • ヘッドセットジャックは内部構造の関係で、右側に設置することしかできません。
  • Ubuntuと、Windows10の完全なファームウェアを提供しますので、ご自身で簡単にシステムを入れ替えることが可能です。
  • ほとんどの国/地域では、一般的にDHLサービスを利用しますが、日本への発送は「佐川急便」を利用します。
  • Unbuntuモデルを選択した出資者には、Windows10ライセンスの提供は難しいかもしれません。
  • GPD Pocketでは、GPD WINで発生した問題・バグがすべて解決されています。新しいプロトタイプが完成次第、情報を公開します。
  • GPD Pocketのバッテリーは、本体を簡単に分解をして取り外すことが可能です。将来的にはバッテリーだけの提供を行うことも考えています。
  • Windows10ライセンス提供は、GPD WINと同じ提供方法です。(ホログラムシールなどは付きません)
  • ストレージ(eMMC)の交換は基本的にできません。(メインボードに溶接されているので、交換することは難しいでしょう)
  • 技適マーク(技術基準適合証明等のマーク)を取得している製品を、出資者の方には提供する予定ですが、時間があまりないことも事実です。
  • GPD Pocketの最大開度は165度程度となる予定です。
  • SIMスロットの搭載は、第2世代からを予定しています。(ここでいう第2世代とは、セカンドロットという意味ではなく、GPD Pocket2 を指します)
  • SIMスロット搭載は、多くの認証が必要となるため難しいです。
  • GPD Pocketは給電(充電中)しながらの使用は、しないことを推奨します。
  • サポートできる最大のRAMは8GBです。CPU(Z8750)の変更はできません。
  • ストレージ容量:256GBにしてほしいとの要望がありますが、コストが高すぎるので実現できません。
  • ストレージは、eMMC5.0またはeMMC5.1を採用します。
  • 電源プラグは230Vに対応しています。必要に応じてEUプラグを提供することも可能です。
  • 電源プラグは240V / 50Hzの電圧と互換性があります。
  • オンラインショップで修理部品の販売を予定しています。
  • オンラインショップで保護ケースを販売する予定があります。
  • Webカメラは搭載しません。
  • キーボードにバックライトを搭載する予定はありません。
  • キーボードの色は黒色となり、印字される文字色は白色になる予定です。
  • キースペースの問題で完全なファンクションキーと提供することは難しいです。
  • 日本向けにFCC証明書、CE証明書、GITEKI証明書を適用する予定です。
  • 金型はほぼ完成しています。
  • GPD Pocket専用の画面保護フィルムを付属します。
  • 画面保護フィルムはガラス製ではありません。
  • プロトタイプは完成したので、近日中に公開します。
  • HDMIポートとUSB-Cポートの最大出力解像度は3840 x 2160です。
  • トラックポイントの色は「青色」を採用します。
  • オンラインショップで他色のスペアパーツ(トラックポイント)を販売予定です。
  • ストラップを取り付けられるようなホールは用意されていません。
  • USB Type-C Hubは、オンラインショップでも販売を予定しています。
  • 256GBバージョンを発売する予定は、今のところありません。
  • GPD Pocketは、有効なCE証明書を取得しています。
  • 新たなクラウドファンディング(京东金融(JD Finance))の開始時期は、4月~5月を開始予定としています。INDIEGOGOキャンペーン価格と同額を予定していますが、先に出荷されるのはINDEIGOGO出資者からとなります。
  • バッテリーは、IEC62133および国連勧告輸送試験 UN38.3に合格していますので、品質は保証されています。
  • バッテリーが劣化した場合には、GPD Pocketを返却していただき修理することを考えています。もちろん、バッテリー単体のみの販売も検討しています。
  • バッテリーなしで動作はしません。
  • 内蔵ファンは自動制御であり、手動制御することはできません。
  • BIOSベンダーはAMIであり、将来的にアップデートすることができます。

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