INDIEGOGOキャンペーンで出資を行っていた「GPD Pocket」の日本国内向けの初回出荷がついに開始されました。既に日本国内以外の海外ユーザーには出荷が開始されているGPD Pocketですが、いくつかの初期不良が報告されています。
GPD Pocketが届いた場合に、初めに確認しておきたいことを見ていきましょう!
GPD Pocketが国内出資者へ出荷
ついにINDIEGOGOキャンペーンで出資を行っていた「GPD Pocket」の日本国内向けの初回出荷が開始されました。トラッキングナンバーを確認する限りでは、2017年6月20日には出荷されいて、既に日本国内には到着しているようなので、出資者の手元に届くのは時間の問題といえるでしょう。
これから日本国内に出荷される、すべての出資者・一般購入者に出荷されるGPD Pocketは、技適マーク(技術基準適合証明等のマーク)の取得できたといえるでしょう。
GPD Pocketが届く対象者
日本国内向けのGPD Pocket(初回出荷分)が届く対象者は、ExcelシートにPledge IDが記載された198名です。ちなみに「Pledge ID」は、個別にGPD社から連絡がくるものではなく、ログイン後のINDIEGOGOトップページから、画面右上の名前(ご自身の名前)を選択 → My Contributions → View Order Detailsを開いたとき表示されるURLの末尾の番号(8桁)がPledge IDです。
Order IDの番号がどんなに若番でもType-c Hub付きを選択している場合には、初回出荷の対象者としては外れているようです。筆者の独自情報が正しければ、近日中に出荷されたという報告がアナウンスされるはずです。
届いたら確認しておきたいこと
既に日本国内以外の海外ユーザーには出荷が開始されているGPD Pocketですが、いくつかの初期不良が報告されています。届いてうれしい気持ちはわかりますが、本腰を入れて使う前に海外ユーザーから報告されている初期不良を確認しておきましょう。
- 電源スイッチを押しても白いライトが点灯するだけで画面が映らない。
- 電源ボタンを押しても何も反応しない。
- 本体を閉じても画面が消えていない(スリープしない)。
- Wi-Fiに問題があるようで、絶えず切断してしまう。
- Bluetooth機器を認識しない。
- キーボードの一部キーが反応しない。
- キーボードの一部キーでチャタリングが発生する。
- キーボードの一部キーに違うキー印字がされている。(入れ替わっている)
以上のような初期不良が確認された場合は、フル充電後にもう一度 電源ボタンを押してみる、本体内部のバッテリーポートが緩んでいる(外れている)などが考えられるようです。
どうしても解決ができない場合には、GPD社窓口(メールアドレス:kendyz@gp.hk)へ問い合わせを行い解決しましょう。
※直近のアップデート内容のメールアドレスを当記事では採用していますが、正しくは kendyz@gpd.hkだと考えられます。
仕様として認識していること
GPD Pocketでは、Type-C Hubを使用して給電しながら周辺機器を使用することは推奨していません。Type-Cポートはあくまでも充電するためだけのポートであると認識しましょう。
その他にも、公式発表では連続12時間の稼働をアピールしているが、フル充電後で約5時間ほどしか動作しないという報告もされていますが、この情報については、使用者によって使い方が異なるので一概に正しいとはいえません。
これから日本国内の出資者や、一般販売も始まっていくことを考えると、色々な初期不良情報や解決策が報告されていくものと考えられます。