ゲームコントローラー「GameSir Kaleid」は、透き通るようなクリアブラックボディを持ち、自在にカスタマイズ可能な 1680万色の美しい Kaleid(万華、RGBライトエフェクト)を備えています。さらに、マイクロスイッチボタンを採用したモデルです。
超低遅延で安定性が高い有線接続のみをサポートし、シームレスで快適な操作性を実現しています。動作環境は Xbox One、Xbox Series X|S、Windows 10/11 です。
GameSir Kaleid の価格・販売ストア
GameSir Kaleid は、国内外の通販サイトで広く販売しています。
アマゾンにおける販売価格は 7,999円です。
Amazonのプロモーションコード「gamesirk1」で 10%オフです。
アマゾンの支払い時に入力してください。
GameSir Kaleid のレビュー
メーカー提供を受けた GameSir Kaleid をチェックします。
付属品から動作環境、基本的な特徴、実際の使い心地にいたるまでを解説します。
動作環境
GameSir Kaleid の動作環境はこちらです。
有線接続のみをサポートし、バッテリーは非搭載です。
- Windows 10/11
- Xbox Series X|S
- Xbox One
ワイヤレス(無線接続)には実現できない長時間の安定性を重視しています。
カジュアル向けというよりも、本格仕様のゲームコントローラーです。
Kaleid と Kaleid Flux
GameSir Kaleidシリーズには2種類のモデルが存在します。
ざっくりとした違いは下記のとおりです。
製品名 | Kaleid | Kaleid Flux |
ボタンカラー (十字ボタン、L/Rボタン) | ガンメタ | ゴールド |
ボタンスイッチ (十字ボタン、L/Rボタン) | マイクロスイッチ | メンブレン |
ケーブルカラー | グレー系 | イエロー系 |
本体サイズや形状はどちらも同じです。
お好みのボタンの押し心地、ボタンカラーなどのデザインで選ぶと良いでしょう。
ゲームコントローラー「GameSir Kaleid Flux」は、透き通るようなクリアブラックボディを持ち、自在にカスタマイズ可能な 1680万色の美しい Kaleid(万華、RGBライトエフェクト)を備えています。さらに、メンブ[…]
付属品
1. マニュアル(日本語あり)
2. 拭き取りクロス
3. 保証書
4. Xbox Game Pass Ultimate(1カ月無料チケット)
5. ステッカー
6. 合格証
7. USB Type-Cケーブル(長さ3m)
大きさ・重さ
大きさは 107 × 156 × 64mm、重さは 218gです。
同サイズの一般的なコントローラーと比較して軽量なのもポイント。
プラスチック(ABS樹脂素材)で、一般的なコントロラーサイズです。
表面のテクスチャーはツルツルとした触り心地です。
透明度が高いプラスチック筐体で、基板が透けて見えるデザインが特徴です。
基板デザインで、右側には KALEID の印字が描かれています。
サイズ感
似たような形状・サイズのコントローラーの大きさ・重さを比較してみました。
以下は公式発表されているスペックに基づく比較です。
製品名 | 大きさ | 重さ |
Nintendo Switch Proコントローラー | 106 × 152 × 60mm | 246g |
GameSir Kaleid | 107 × 156 × 64mm | 218g |
Xbox ワイヤレスコントローラー | 105 × 150 × 60mm | 241g(電池なし) |
Kaleid と Kaleid Flux の本体形状とサイズは同じです。
クリアカラーということもあり、皮脂や小キズが目立ちやすいデメリットはありますが、質感や重量感も良好です。
専用アプリ
専用アプリ『GameSir Nexus』は、Microsoft Store からダウンロードします。
・https://www.gamesir.hk/pages/gamesir-nexus
標準プリセット(デフォルト)を合わせて、自分好みのプリセットを3つ保存可能です。
各ボタンのマッピング、方向パッド、スティックやトリガーゾーンの微調整、バイブレーションの強弱などを設定できます。ボタン、アナログトリガーの感度に違和感がある人でも、かなり細かく調整できるのは大きな特徴です。
ライトカラーは 1680万色を自在にカスタマイズして設定できるのもポイントです。
標準プリセットのほか、アニメーション(ライトエフェクト)を4種類用意しています。
ポーリングレートを 1000Hz に設定することも可能です。
設定方法については、下記リンク先の公式チュートリアルを参考にしてください。
・https://www.gamesir.hk/pages/kaleid-flux-tutorial
イヤホンとトリガーにある振動モーター機能が一時的に無効化されます。
記事執筆時点では正式リリースではなく、実験的な仕様です。
インターフェース
有線接続をサポートする USB Type-Cポートとイヤホンジャックを搭載しています。
USB Tyep-Cポートは奥まった配置となっている点には注意が必要です。
アナログスティックとアナログトリガーにはホール効果センサーが搭載されており、経年劣化や摩耗によるドリフト現象(触れていないのに入力操作が行われる不具合)が発生しにくいパーツを採用しています。
また、左右のグリップとトリガーにはそれぞれ独立した振動モーターが内蔵されており、シームレスな操作と正確なフィードバックを実現しています。内蔵バッテリーと 6軸ジャイロセンサーは非搭載です。
正面の操作部は透明度が高く、グリップ部分はマットな質感があります。
背面は全面がマットな質感で、グリップ部分は滑り止めのためのテクスチャー加工が施されています。ラバーグリップよりも経年劣化に配慮した作りになっています。
正面の RGBライトは鮮明ですが、側面や背面側はすりガラスを通したような均一にきめ細かに拡散されるようなライトエフェクトとなっています。
背面にはトリガーストップはなく、既存ボタンの割り当てが可能な L4 / R4ボタンを用意しています。正統派コントローラーの形状とレイアウトを採用しています。
操作性
操作性や持ちやすさは『優れている』と評価します。
同社の T4 Kaleid に近いスペックで、6軸ジャイロは非搭載ですが、振動モーターは4基を搭載しています。Xboxワイヤレスコントローラーを模倣しており、ほぼ違和感なく操作できます。また、入力遅延も一切感じられません。
ABXYボタンサイズは 10mm、ストロークは 0.6mm です。
Xboxワイヤレスコントローラーにそっくりですが、ボタンを押した際のクリック感や押し心地に優れています。
最大の特徴はマイクロスイッチを採用したゲームコントローラーです。
十字キーと ABXYボタンはカチカチとしたクリック感があるメカニカルな押し心地です。
また、ビューボタンやメニューボタン相当の機能ボタンは、やや斜め上部に配置されています。普段から Xboxワイヤレスコントローラーを使っているほど若干の慣れが必要です。
クリアカラーで滑りやすく見えますが、持ち心地についても問題ありません。
グリップ部分がマットな質感で、背面がザラっとしたテクスチャー加工がされているため、汗ばんだ指先でも滑ることなく問題なく操作できます。
実測したところ、有線接続の入力間の平均値は 3.77ms、ポーリングレートは 264Hz(最大1000Hz)です。これは PC接続時の Xbox純正コントローラーより優れた反応速度を示しています。
実験的な 1000Hz設定では、最高 1000Hz 以上を記録しました。
また、Mボタンを組み合わせた振動強度の変更、RGBライトエフェクトの切り替えや明るさ調整などは専用アプリを使わずに変更できるのもポイントです。もっと直感的な操作でプレイしたいという方は、専用アプリで感度の調整をすることで対応可能です。
コントローラー中央下部にある Mボタンはファンクションボタンです。
特定のボタンと組み合わせることで、以下の機能を呼びだすことができます。
- Mボタン+LT / RTボタン長押し:ヘアトリガーのオン/オフ
- Mボタン+スティック上 / 下:バイブレーション強弱
- Mボタン+スティック左 / 右:ライトエフェクトの変更
- Mボタン+方向ボタン上 / 下:音量調整
- Mボタン+方向ボタン左 / 右:ボイチャ音量調整
まとめ
GameSir Kaleid は、超低遅延で安定性が高い有線接続のみをサポートしています。
透き通るようなクリアブラックボディを持ち、1680万色の美しい Kaleid(RGBライトエフェクト)を備えています。さらに、マイクロスイッチボタンを採用したモデルです。
総合評価としては「優れている」と評価します。
超低遅延かつシームレスな操作性、左右合計4つの振動モーターによる強力なフィードバックは健在です。さらに、アナログスティックとアナログトリガーにはホール効果センサーを搭載しており、経年劣化や耐久性に優れている点も評価ポイントです。
一方で、接続方法や有線接続のみで動作環境についても限定的で、同社から販売されている既存製品とスペック的にトータルバランスに優れています。Kaleid(万華・RGBライトエフェクト)やデザイン性を重視するユーザー向けともいえそうです。
Kaleid ではマイクロスイッチボタンを採用していますが、メンブレンボタンを採用した Kaleid Flux も発売されています。ボタンの押し心地、カラーやデザインの好みに応じて選択すると良いでしょう。
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