
有線ゲームコントローラー「GameSir G7 SE」は、通常モデル(GameSir G7)のアナログスティックやボタン、本体形状を刷新した特別版です。標準的なコントローラーサイズで、着せ替えフェイスプレートにも対応しています。
超低遅延で安定性が高い有線接続のみをサポートし、シームレスで快適な操作性を実現しています。動作環境は Xboxシリーズ(Series X / S、Xbox One)、Windows 10 / 11 です。
GameSir G7 SE の価格・販売ストア

GameSir G7 SE は、国内外の通販サイトで広く販売しています。
販売価格は 6,499円~6,999円で、Amazon での販売も開始しています。
Amazonプロモーションコード「G7SEHALL」で 15%オフです。
アマゾンの支払い時に入力して使ってください。
GameSir G7 SE のレビュー
メーカー提供を受けた GameSir G7 SE をチェックします。
付属品から動作環境、基本的な特徴、実際の使い心地にいたるまでを解説します。
動作環境

GameSir G7 SE の動作環境はこちらです。
安定性が高い有線接続のみをサポートし、バッテリーは内蔵していません。
- XBox Series X
- XBox Series S
- Windows 10 / 11
付属品

1. 保証書
2. ステッカー
3. マニュアル(日本語あり)
4. USB Type-Cケーブル(長さ3m)
5. Xbox Game Pass Ultimate(1カ月無料チケット)
6. 合格証
大きさ・重さ

大きさは 103 × 152 × 63mm、重さは 226g (実測値)です。
通常モデル(GameSir G7)と比べて、大きさと重さはほとんど変わりません。
プラスチック(ABS樹脂素材)で、一般的なコントロラーサイズです。

同じような形状・サイズのコントローラーの大きさ・重さは比較してみました。
いずれも実測値ではなく、公式発表されているスペックです。
製品名 | 大きさ | 重さ |
Nintendo Switch Proコントローラー | 106 × 152 × 60mm | 246g |
GameSir G7 SE | 103 × 152 × 63mm | 221g |
Xbox ワイヤレスコントローラー | 105 × 150 × 60mm | 241g(電池なし) |
フェイスプレート

着せ替え可能なフェイスプレートに対応しています。
フェイスプレートはマグネット式で、上方向へグッと持ち上げることで外せます。
通常のゲームプレイで簡単に外れる構造ではないので安心です。
将来的にはフェイスプレート単体の販売も期待されています。
専用アプリ

専用アプリ『GameSir Nexus』は、Microsoft Store からダウンロードできます。
標準プリセット(デフォルト設定)を合わせて、自分好みのプリセットを3つ保存可能です。
各ボタンのマッピング、方向パッド、スティックやトリガーゾーンの微調整、バイブレーションの強弱などを設定できます。ボタンやアナログトリガーの感度に違和感がある方でも、かなり細かく調整できるのは大きな特徴です。
インターフェース

有線接続をサポートする USB Type-Cポート、ボイチャに最適化されたイヤホンジャックを搭載しています。USB Tyep-Cポートは奥まった配置となっているため、代替ケーブルを使用する際には注意が必要です。
アナログスティックとアナログトリガーには、ホールセンサーが搭載されており、経年劣化や摩耗によるドリフト現象(触れていないのに入力操作が行われる不具合)が発生しにくいパーツが採用されています。

また、左右のグリップとトリガーには、それぞれ異なる振動モーターが合計4つ内蔵されており、シームレスな操作と正確なフィードバックを実現しています。
正面のフェイスプレートはマットな質感となっており、グリップ部分は滑り止めのためのテクスチャー加工が施されています。ラバーグリップを採用している通常モデルよりも経年劣化に配慮した作りになっています。

背面には、新たに L4 / R4 ボタンのロックボタンを用意されています。
左右独立して配置されており、誤操作を防止するために必要に応じて切り替えることができます。
操作性

操作性や持ちやすさは『優れている』と評価します。
通常モデルと変わらない大きさ・重さで、デザインや形状、ボタンレイ配置は Xboxワイヤレスコントローラーを模倣しており、ほぼ違和感なく操作できます。また、入力遅延も全く感じられません。
ABXYボタンサイズは 10mm、ストロークは 1.0mmほどです。
また、通常モデルと比べてアナログスティックとアナログトリガーにホールセンサーが搭載されており、ABXYボタンと十字キーはメンブレン方式に変更されています。LT / RTボタンのアナログトリガーは軽め・低反発なのは変わりません。

十字キーはゴム製パッドで、カチカチとしたクリック感はありません。また、ビューボタンやメニューボタンに相当する機能ボタンは、やや斜め上部に配置されています。普段から Xboxワイヤレスコントローラーを使っている方ほど、若干の慣れが必要です。
テクスチャー加工されたグリップは、通常モデルのラバーグリップと比べて経年劣化に強い特徴を持っています。ただし、やや滑りやすくなり、グリップ力が低下する傾向があります。そのため、グリップカーブを深くして、指でしっかりとフィットできるように工夫されています。

標準プリセットのまま使用しても問題はありませんが、もっと直感的な操作でプレイしたいという方は、専用アプリで感度調整をすることをおすすめします。
コントローラー中央下部にある Mボタンはファンクションボタンです。
特定のボタンと組み合わせることで、以下の機能を呼びだすことができます。
- Mボタン+方向ボタン上 / 下:音量調整(ヘッドセット用)
- Mボタン+方向ボタン左 / 右:ボイチャ音量調整(ヘッドセット用)
- Mボタン+L4 / R4ボタン長押し:L4/R4ボタンに代替ボタンを割り当て
- Mボタン+A / B / X / Yボタン:プロフィールの切り替え
まとめ

GameSir G7 SE は、通常モデル(GameSir G7)の大きさ・重さをそのままに、アナログスティックやボタン、本体形状を刷新したモデルです。標準的なコントローラーサイズで、着せ替えフェイスプレートにも対応しています。
総合評価としては「正統派ゲームコントローラー」と評価します。
通常モデルでも高い評価を得ていた超低遅延かつシームレスな操作性、左右合計4つの振動モーターによる強力なフィードバックは健在です。さらに、経年劣化や耐久性に優れている点も評価ポイントです。
基本的な動作環境や機能は通常モデルと変わりません。そのため、使い勝手は好みが分かれそうです。動作環境は Nintendo Switch やスマホに非対応で、連射やマクロ機能もなし、バッテリー非搭載で無線接続に対応していないところはトレードオフが必要です。
持ちやすさやグリップ感に関しては、ラバーグリップを採用した通常モデルの方が優れています。ただし、ホールセンサー搭載のアナログスティックやトリガー、押し心地に優れた ABXYボタン、R4 / L4 ボタンのロックボタン、テクスチャー加工を施したグリップを採用するなど経年劣化や耐久性に優れた作りに改良されています。
通常モデルは eスポーツなどの競技タイトル向けとされており、GameSir G7 SE はゲームジャンルを問わずに長時間のゲームプレイ向けと位置づけられています。価格はほぼ同じなので、お好みで選択すると良いでしょう。
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