ラズベリーパイゼロ(Raspberry Pi Zero)を搭載した初代ゲームボーイ型コンソール「ゲームボーイゼロ(Gameboy Zero)」は、インターネット上でいろいろなサイト・ショップで販売されています。
その中でも完成度・基本スペックが高く、安価なカスタマイズモデルの販売が確認できました。外装・ボタンカラー、ボタンスタイルを選択して自分好みにオーダーを楽しめます。
ゲームボーイゼロ(Gameboy Zero)とは
最近になって筆者が注目している「ゲームボーイゼロ(Gameboy Zero)」は、1989年に任天堂から発売された初代ゲームボーイ(ブロス含む)の外装に、ラズベリーパイゼロ(Raspberry Pi Zero)を搭載したゲームコンソールです。
数多くのプラットフォームが動くマルチエミュレータシステムをインストールすれば、これ1台で多くのゲームタイトルを楽しめます。
最近では小型化されたモデルや、組立キット(プリント基板)の販売なども開始され、自作の難易度も下がってきた印象を持ちます。
それでも最低限の工具・部品の調達、専門的な知識が必要となるので、組立に自信がない人は完成度・基本スペックが高い・安価なカスタマイズモデルを購入した方が無難です。
カスタマイズできる
ゲームボーイゼロ(Gameboy Zero)を販売している「sixteenbit」(ショップオーナー:Justin Peacock氏)では、人気が高いモデル(スーパーファミコンモデルなど)などの他に、カスタマイズモデルのオーダーも受け付けしています。
カスタマイズモデルは、オーダーを受け付けてから約2~3週間後に発送予定(オーダー状況により変化します)です。組立キット(プリント基板)を使わず、従来どおりの方法で制作されています。
安価に販売しているショップと比べると、採用されているパーツは高品質なものを採用しています。世界中の多くのクリエイターからユニークな商品が販売されているサイト:Etsy でもカスタマイズオーダーの受け付けをしています。
基本スペックが高い
「sixteenbit」で販売されているゲームボーイゼロ(Gameboy Zero)は、カスタマイズの幅が広く、基本スペックが高いことが特長です。
一般的なショップでは搭載されているボタンがゲームボーイスタイル、NESスタイルのどちらか一方が多いのですが、お好みのスタイルを選択できます。
標準で総合エミュレータ RetroPieがインストール済みです。
ROMイメージを付属 のmicroSDカード(32GB)に保存するだけでゲームプレイができます。
一般的なショップでは 2,000mAhのバッテリーが標準されていることが多いのですが、大容量バッテリー 4,000mAhを標準搭載。
電源・バッテリーインジケータ(LED)、Bluetooth / Wi-Fiといった機能も標準搭載しています。
一般的なショップで追加料金が必要となるオプションが、すべて基本スペックとして標準搭載しています。それでいてリーズナブルな価格で販売しているのは魅力的です。
カスタマイズモデルをオーダーしたい
ゲームボーイゼロ(Gameboy Zero)を販売している「sixteenbit」では、外装・ボタンのカラー、ボタンスタイル、microSDカード(容量)を選択するだけで簡単にオーダーできます。
ボタンスタイルは一般的なゲームボーイスタイルと、凹みがあるNESスタイルを選択できます。
公式サイトでは「米国のみ」の発送しか受け付けていませんが、世界中の多くのクリエイターからユニークな商品が販売されているサイト:Etsy に出店しているショップでは日本への発送も受け付けしています。
どのような機能を選択すればわからないという人でも、外装・ボタンのカラーを選択するだけで簡単にオーダーができるのはうれしいですね。
興味がある人は、ゲームボーイゼロ(Gameboy Zero)を販売している「sixteenbit」でオーダーしてみてはいかがでしょうか。日本国内へ発送を希望する場合は Etsy で注文しましょう。
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