
Androidゲーム機「AYN Odin3」のクラウドファンディングが開始されています。
AYN Technologies の Odinシリーズの次世代フラッグシップモデルで、Qualcomm Snapdragon 8 Elite プロセッサを搭載し、従来モデルを大幅に上回る性能向上が期待されています。
クラウドファンディング開始日時は 2025年9月8日 午前10時30分(日本時間)で、出資価格は 299ドルからです。詳細な製品仕様やスペックについて、詳しくチェックしていきます。
スペック

AYN Odin3 のスペックは以下のとおりです。
製品名 | AYN Odin3 |
画面 | 6インチ、AMOLED 解像度 1920 × 1080、16:9 リフレッシュレート120Hz タッチスクリーン |
システム | Android 15 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 8 Elte |
GPU | Qualcomm Adreno 830 |
RAM | 8GB~24GB LPDDR5x 5300MHz |
ストレージ | 128GB~1TB UFS4.0 |
インターフェース | USB Type-Cポート (DP 4kp60 Alt Mode) microSDカードスロット デュアルフロントスピーカー イヤホンジャック 6軸ジャイロセンサー 振動モーター バイブレーション アクティブ冷却ファン RGBライトエフェクト |
ワイヤレス通信 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 |
バッテリー | 8000mAh |
大きさ | 224.8 × 87.5 × 16.6mm |
重さ | 390g |
免責事項:スペック情報の正確性には細心の注意を払っていますが、保証はできません。

AYN Odin3 のスペックは、6インチの有機EL(AMOLED、1920 × 1080、120Hz)、SoC は Snapdragon 8 Elite が採用され、Odinシリーズ最高峰のスペックを搭載します。
デザイン面では、Retroid Pocket 5 に似た全面ガラス仕様が採用され、十分な冷却能力と持ちやすいグリップにより、操作性の向上が期待されます。

Retroid Pocketシリーズと AYN Odinシリーズが似ていると指摘されることがありますが、それもそのはず、どちらも Moorechip Technologies 傘下の企業による製品だからです。この関係性を知ると、共通点が多い理由も納得できます。
また、大きさも Retroid Pocket 5 より大きく、従来モデル(AYN Odin2)より縦幅がコンパクトになり、30gほど軽量化も実現されています。そのため、価格に対してハイスペックモデルを望む既存ユーザーの需要が見込まれます。
価格・モデル

クラウドファンディング Indiegogo でキャンペーンを開始しています。
開始日時は 2025年9月8日 午前10時30分(日本時間)です。
超早割価格と早割価格は以下のとおりです。
製品名 | モデル | 超早割価格 / 早割価格 |
AYN Odin3 | 8GB / 128GB | 299ドル / 329ドル |
12GB / 256GB | 369ドル / 399ドル | |
16GB / 512GB | 419ドル / 449ドル | |
24GB / 1TB | 499ドル / 519ドル |
超早割価格は48時間限定で、それ以降は早割価格に切り替わります。
本体カラーは、ブラック、ホワイト、レインボー(SFC)、クリアパープル、クリアブルーの全5色。2025年11月に出荷予定です。
競合である AYANEO製品の付加価値では劣るものの、スペック面では同等以上で、さらに割安な価格設定ということで期待されています。
関連ページリンク
・AYN Odin3 クラウドファンディング|Indiegogo
・AYN Technologies|AYN公式ストア
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