ポータブルゲーミングPC「AYANEO KUN」は、AYANEOシリーズ最大サイズのモデルで、8.4インチの液晶ディスプレイと、本体左右にタッチパッドと8方向入力に対応した方向ボタンに加え、Windows Hello対応IRカメラによる顔認証にも対応しています。
主要スペックは、Windows 11 Home、AMD Ryzen 7 7840Uプロセッサ、8.4インチ(2560 × 1600)、メモリー 16GB / 32GB LPDDR5X 6400MHz、ストレージ容量 512GB / 2TB を搭載しています。
AYANEO KUN の価格・販売ストア
AYANEO KUN は、Amazon、AYANEO日本公式サイト、ハイビーム公式オンラインストア、ハイビーム実店舗で取り扱いを予定しています。
スペックやカラーバリエーションが異なる複数モデルをリリースしています。
国内正規版は 2023年12月上旬に発送予定です。
・16GB / 512GBモデル
一般販売価格:188,900円
先行予約価格:169,800円
・32GB / 2TBモデル
一般販売価格:229,800円
先行予約価格:208,800円
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AYANEO KUN のスペック
AYANEO KUN のスペックを詳しく見ていきます。
一部のモデルについては、国内正規版としての販売が行われない可能性があります。
製品名 | AYANEO KUN 国内正規版 | |
画面 | 8.4インチ、IPS、解像度 2560 × 1600、 16:10、マルチタッチ、350PPI | |
OS | Windows 11 Home | |
CPU | AMD Ryzen 7 7840U | |
グラフィックス | AMD Radeon 780M グラフィックス | |
メモリ | 16GB / 32GB / 64GB LPDDR5X | |
ストレージ | 512GB / 1TB /2TB / 4TB M.2 2280 SSD、PCI Express 4.0 | |
インターフェース | USB4ポート × 2、 USB 3.2 Gen2 Type-Aポート、 microSDカードスロット、 イヤホンジャック | |
その他 | マスターコントローラー | |
ワイヤレス通信 | Wi-Fi6E、Bluetooth 5.2 4G(拡張モジュール必要) | |
バッテリー | 19500mAh / 75Wh | |
大きさ | 312.4 × 132.5 × 21.9~37.6mm | |
重さ | 950g |
免責事項:スペック情報の正確性には細心の注意を払っていますが、保証はできません。
AYANEKUN のレビュー
ポータブルゲーミングPC「AYANEO KUN」をレビューします。
付属品から基本的な特徴、インターフェース、操作性、ゲーム動作確認、ベンチマークテスト、評価すべき点、欠点についても徹底解説します。
現時点では、シルバーウィングの販売は未定です。
パッケージ
『贈答用(ギフト)』を彷彿とさせる大きなパッケージです。
商品の魅力を最大限に引き立てています。
伝説の大魚「鯤(KUN)」を象徴する文字が中央に配置されています。
木材とアクリル製の外箱で、下方向へ引き出して開封します。
裏面には焼き入れ加工が施されています。
想像以上に手が込んだ仕上げです。
アクリルプレートを取り外すと、マニュアル(本体)が収められています。
紙質や厚みにこだわりが感じられます。
完全に開封しました。
本体と付属品はそれぞれ個別に梱包されています。
付属品
1. マニュアル(本体)
2. マニュアル(AYA Space 2.0)
3. 電源アダプター
4. USB Type-Cケーブル
5. USB Type-C変換アダプター
6. 変換アダプター(3種類)
付属の電源アダプターは、100W GaN(窒化ガリウム)充電器です。
折りたたみ式で、USB Type-Cポート、USB-Aポートがそれぞれ2つ備わっています。
大きさ・重さ
大きさは 312.4 × 132.5 × 21.9~37.6mm、重さは 944g(実測値)
AMD Ryzen 7 7840U を搭載した『最大・最重量モデル』です。
持ってみると、重量バランスに優れていますが、ずっしりとした重さを感じます。
ABS樹脂素材の筐体で、質感や塗装のクオリティが高いと評価します。
参考として、Steam Deck、ROG Ally と比較してみました。
いずれも実測値ではなく、公式発表されているスペックです。
製品名 | 画面サイズ | 大きさ | 重さ |
Steam Deck | 7インチ | 298 × 117 × 49mm | 669g |
AYANEO KUN | 8.4インチ | 132.5 × 312.4 × 37.6mm | 950g |
ROG Ally | 7インチ | 280 × 111 × 32mm | 608g |
任天堂から発売された携帯型ゲーム機を基準に考えると、重さは 500g未満がストレスなく使える印象を持ちます。人によっては短時間のゲームプレイでもストレス・負担に感じる重さです。
インターフェース
インターフェースは、上部に USB 3.2 Gen2 Type-Aポート、USB4ポート、音量ボタン、電源ボタン一体型の指紋認証センサーがあります。下部に USB4ポート、イヤホンジャック、左右にステレオスピーカー(AYANEO Hyper Sound)を備えています。
本体正面には、Windows Hello対応IRカメラ(100万画素)を搭載しています。
セキュアなログインに対応した指紋認証センサーだけでなく、顔認証にも対応しているのは評価ポイントです。
左右にはグリップがあり、バイブレーション機能が搭載されています。
また、オーディオ振動システム『SoundTAPMagic』(音声を自動解析して振動に変換)にも対応しています。
ワイヤレス通信機能は、Wi-Fi 6E と Bluetooth 5.2 をサポートしています。
4G通信もサポートしていますが、拡張モジュールが必要です。
左右のアナログスティック周りと AYAボタンには LEDライトエフェクトを搭載しています。
専用アプリを使用して、LED のオン・オフ、ライトカラー、照明効果を変更できます。
背面中央のキックスタンドの下に、microSDカードスロットを備えています。
また、SIMスロットが搭載されているドーターボードと、4Gモジュールを追加することで 4G通信に対応予定です。
キックスタンドの開く角度の最大値は 55度ほどです。
金属製で放熱の役割も果たしており、しっかりと安定して本体を支えられます。
背面右側には内蔵ファンの吸気口があり、上部の排気口へ放熱します。
優れた冷却能力を持つ放熱システム『KUNPeng』が搭載されています。
騒音計を使用して実測した結果、デバイスから 50cm離れた位置での騒音レベルは 30dB~50dB とやや大きめです。ただし、TDP設定を低めにした場合、軽めのゲームをプレイする際には風切り音はほとんど気になりません。
画面
8.4インチ液晶ディスプレイ(IPS、16:10)、解像度 2560×1600、画素密度 350PPI です。やや太めの画面ベゼルは気になりますが、マルチタッチスクリーンで、操作感度や画面の明るさ・発色も良好です。
ポートレート液晶で、画面の向きは「横」表示です。
リフレッシュレートは 60Hz のみで、外部ディスプレイを接続することで、作業用として十分な作業領域を確保できます。
ポータブルゲーミングPC としては、最大サイズの画面と解像度を提供しています。
Steam Deck より大きいサイズですが、本体サイズに対する画面の占有率が高いのが特徴です。
デフォルトの解像度は 2560 × 1600、スケーリングは 250% で、文字も大きく視認性は優れています。ただし、この設定だと正常に表示されないアプリがあるため、必要に応じてスケーリングの調整や、Steamビックピクチャーモードでの起動が必要です。
操作性
AYANEO最高水準の進化したマスターコントローラーを搭載しています。
AYANEOシリーズ初となる『インテリジェンスタッチパッド』と『フローティングD-Pad』、背面には『カスタムボタン』を備えています。ABXYボタンサイズは 9.0mm、ストロークは 1.2mm。各種ボタンはメンブレン、LT/RTボタンはアナログトリガー(7.5mm ストローク)を採用しています。
右側には Touchボタン、ABXYボタン、ジョイスティック、インテリジェンスタッチパッド、AYAボタン、=ボタンが配置されています。AYAボタンは長押しで専用アプリ AYASpace画面、短押しで簡素な AYA Quick Tool表示に対応。=ボタンは短押しの機能を専用アプリ AYA Space で割り当て・変更が可能です。
左側には HOMEボタン、ジョイスティック、方向ボタン(フローティングD-Pad)、インテリジェンスタッチパッド、Xboxコントローラーボタンと同等の機能を持つビューボタン、メニューボタンが配置されています。
実測したところ入力間の平均値は 9.64ms、ポーリングレートは 103Hz で、PC接続時の XBOX純正コントローラーには劣る反応速度です。アナログスティックとアナログトリガーにはホールセンサーが搭載されており、経年劣化や摩耗によるドリフト現象(触れていないのに入力操作が行われる不具合)が発生しにくいパーツを採用しています。
通常時、左タッチパッドはスクロール機能を、右タッチパッドはマウス操作(押し込むとクリック)として機能します。このタッチパッドを使用することで、マウス操作が前提のゲームをスティック操作とジャイロ操作を組み合わせることにより、精密な操作も可能です。
フローティングD-Pad は一般的なゲームコントローラーと比較して全体的に大きな動きをし、押し心地もかなり柔らかいため、正確なコマンド入力や操作には慣れが必要です。背面のカスタムボタンについても、Steam Deck や ROG Ally と比べると、ボタンの配置位置や形状、小ささから正確な入力や操作には慣れが必要だと感じました。
LC/RCボタン には短押し・長押しの機能を割り当てることが可能です。
標準設定では、下記の機能が割り当てられています。
- LC短押し・・・オンスクリーンキーボード
- LC長押し・・・タスクマネージャー
- RC短押し・・・ESC
- RC長押し・・・タスクビュー
=ボタン同様に、専用アプリ AYASpace で割り当て・変更が可能です。
Touchボタン、HOMEボタンの機能は現時点では未実装です。
やはり重量感のあるサイズなので、安定した場所で使用するか、キックスタンドを利用して使用するのが良いでしょう。
専用アプリ
AYAボタンは、専用アプリ「AYASpace」の呼び出しボタンです。
スタートアップ起動が採用されており、マウス操作・短押し・長押し機能を動作させるうえで必須アプリです。
AYASpaceは、ゲームランチャー機能に加えて、TDP(Thermal Design Power)設定、VRAM設定、バイブレーション機能、LEDイルミネーションなどの設定を一元管理できます。
AYAボタンを短押しすることで、画面右側に簡素な AYA Quick Tool が表示されます。
ここでは、ゲームランチャー機能を除くすべての機能の設定・設定ができます。
初期バージョンに比べて AYASpace 2.0 にアップデートされ、システムはやや安定していますが、それでも使い勝手は良いとはいえません。現時点では日本語未対応で、おかしな挙動も確認できるため、操作に若干の慣れが必要です。
ゲーム動作
高性能なデスクトップのゲーミングPC とは異なる『別ジャンル』の商品です。
最新のゲームタイトルも動作しますが、最低・推奨システム要件ありきです。
ゲーム設定を見直すことで、60FPS で快適なゲームプレイが可能です。
『RSR(Radeon Super Resolution)』という機能を使用することで、ゲーム解像度を下げつつも高画質なスケーリングを実現できます。また、特定のゲームでのフレームレート向上が期待できる『FSR(FidelityFX Super Resolution)』にも対応しています。
RSR(Radon Super Resolution)を有効化して、ディスプレイ解像度を高く設定し、ゲームを起動後にゲームの解像度を低く設定(ディスプレイの解像度より低く設定)することで RSR が機能します。
この機能は、小型のポータブルゲーミングPC向けに最適で、ゲームの解像度や処理負荷を下げつつ、高画質やスケールアップを行い、FPS を向上させることが可能です。また、処理負荷をわずかに上げてリアルで鮮明な映像を楽しむこともできます。
32GBモデルの VRAM は標準で 3GB(最大14GB)、64GBモデルの VRAM は標準で 12GB(最大20GB)です。メモリークロック周波数は最大 6400MHz で、グラフィックス周波数は最大 2700MHz です。
TDP 28W 設定で、原神や Forza Horizon 5、Diablo 4、エルデンリング、Lies Of P は 60FPS で動作し、Starfield や ARMORED CORE VI についても 30FPS以上で快適に動作します。
記事執筆時点では、AMD Ryzen 7 7840U搭載機として、最大TDP 54W に設定できるのは AYANEO KUN だけです。ただし、画面解像度や RSR を考慮に入れると、28W以上の設定での体感的な違いはほとんど感じられません。
ストレージ状態
AYANEO KUN 国内正規版のストレージ容量は 512GB / 2TB です。
パーティションは分割されておらず、専用アプリ AYASpace がプリインストールされています。
搭載されている OS は「Windows 11 Home」です。
日本語に対応しているので、問題なく初期インストールを進められます。
GPD製品(GPD WIN 2)で何度もSSD の換装をしていたところ、ライセンス認証ができなくなりました。問い合わせするのも時間がかかり面倒、新しい OS を購入するのは高すぎる。ローリスクハイリターンな格安ライセンスを手に入れろ![…]
本体の初期化
万が一のトラブルがあっても、初期化ユーティリティで解決できます。
下記の手順を参考に進めてください。
- 電源オフを確認
- 「音量+ボタン」と「RCボタン」を押したまま、電源ボタンを押す
- しばらく待つと、初期化ユーティリティが起動
- 「チェックマーク」をタッチ
- 数分待てば完了
ただし、給電をしながらであれば実行可能です。
AYANEO KUN のベンチマーク
AYANEO KUN のベンチマーク結果を確認します。
設定・環境によっては変わることがあるので、あくまでも参考程度にとどめてください。
冷却能力
ベンチマークテストで負荷をかけた状態の温度を計測しました。
最大温度は 70度近くになりましたが、一定時間経過後には 40度台で安定します。
最大TDP(54W)にも耐えうる放熱対策・冷却能力です。
ゲームプレイや負荷がかかる状況では、背面と画面右側を中心に温かさを感じます。
内蔵ファンの風切り音は、負荷がかかる際に一時的に大きくなります。
遊ぶゲームしだいですが、内蔵ファンの風切り音はほぼ気になりません。
ストレージ速度(SSD)
標準搭載されている M.2 2280 SSD のストレージ速度です。
ストレージ速度(microSDカード)
microSDカードのストレージ速度です。
SAMSUNG EVO Plus A2 V30 microSDXC UHS-Iカードを使用して測定しています。
ベンチマークテスト結果
TDP設定で『15W』、『28W』、『54W』のベンチマークスコアを比較しています。
ベンチマークテストの解像度設定は、いずれも 1920 × 1080 です。
解像度と拡大/縮小率は、各ベンチマークテストの設定値と一致させています。
CPUブーストのオン・オフ、最大メモリ設定にしても、スコアは大きく変わりません。
ベンチマークテスト | 15W | 28W | 54W |
ファイナルファンタジーXV 軽量品質 | 3641 | 4833 | 5066 |
ファイナルファンタジーXV 標準品質 | 2893 | 3719 | 3845 |
ファイナルファンタジーXV 高品質 | 2295 | 2812 | 2942 |
ブループロトコル 低画質 | 9062 | 11593 | 11749 |
ブループロトコル 中画質 | 5250 | 7139 | 7546 |
ブループロトコル 高画質 | 4539 | 6342 | 6688 |
ブループロトコル 最高画質 | 3474 | 4747 | 5015 |
PCMARK 10 | 5114 | 5494 | 5512 |
3DMARK Time SPY | 2402 | 3042 | 3214 |
3DMARK Fire Strike | 5868 | 7149 | 7625 |
3DMARK Night Raid | 20630 | 26717 | 27279 |
CINEBENCH Release23 | 8830 | 11954 | 11956 |
CINEBENCH Release23(Single Core) | 1142 | 1141 | 1141 |
連続稼働時間
AYANEO KUN の連続稼働時間の測定結果です。
測定にはベンチマークテスト BBench を使用しています。
- ディスプレイの明るさは 50%
- ボリューム 50%
- スリープしない
- 無線LAN / Bluetooth:ON
- 電源プラン「バランス」
- TDP設定「15W」
- LEDイルミネーション:ON
上記の測定条件で、強制休止までの時間を計測したところ、計測結果は8時間5分でした。
ゲーミング使用に限定した場合では、設定ありきで2~3時間と見て良いでしょう。
まとめ
AYANEO KUN は、AMD Ryzen 7 7840U を搭載した最大・最重量モデルです。
伝説の大魚「鯤(KUN)」をコンセプトにした新製品で、競合他社にはない操作性や機能を備えた、一歩先を行くポータブルゲーミングPC です。
ゲーミング操作に特化したマスターコントローラーは、ホールセンサーを採用したスティックとトリガーを備え、振動機能がないゲームタイトルでも SoundTAPMagic によるフィードバックを提供します。また、AYANEOシリーズ初となるインテリジェンスタッチパッドと8方向入力に対応したフローティングD-Pad を採用し、さらなる進化を遂げています。
一方で、携帯ゲーム機としてフォーカスすると本体サイズと重量はデメリットです。タッチパッドを含めた操作性や持ち心地は良好ですが、個人的にはフローティングD-Pad の操作感が柔らかく、背面ボタンの配置位置や小ささから正確な入力や操作に慣れが必要だと感じました。
最大TDP は 54W ですが、画面解像度や RSR などを考慮に入れると、28W以上の設定での体感的な違いはほとんど感じられません。競合他社にはないポータブルゲーミングPC の可能性や付加価値を最大限に追求し、ロマンを追い求めたい人向けのモデルです。
AMD Ryzen 7 7840U を搭載したモデルは、競合他社から続々と登場しています。
価格やスペック、重要視するポイントを整理して検討を進めてください。
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