海外クラウドファンディング:Kickstarterで出資をしていた世界最小4Gタフネススマートフォン「Unihertz Atom」が到着しました。私が出資をしたのは Super Early Bird – Atom 159ドル・アクセサリなしです。
約1600万画素カメラ・指紋認証・防水・防塵・耐衝撃・デュアル SIM・NFC・ゴリラガラスなどフル機能を搭載したタフネススマートフォンを簡単にチェックしていきます。
世界最小4Gタフネススマートフォン「Unihertz Atom」
海外クラウドファンディング:Kickstarterで出資をしていた世界最小4Gタフネススマートフォン「Unihertz Atom」が到着しました。
Unihertz社から発売されている Jelly Pro後継の Atomは、オクタコア CPU・16MPリアカメラ・8MPフロントカメラ・指紋認証・防水・防塵・耐衝撃・デュアル SIM・NFC・ゴリラガラス・2,000mAhバッテリーなどフル機能を搭載したタフネススマートフォンです。
海外クラウドファンディング:Kickstarterだけでなく、国内クラウドファンディング:CAMPFIREでも出資募集をしていて、どちらでも目標募集金額を達成した製品です。
多くの注目を集めている「Unihertz Atom」を簡単にチェックしていきます。
「Unihertz Atom」を受け取った
海外クラウドファンディング:Kickstarterで「Super Early Bird – Atom 159ドル」に出資をしていた世界最小4Gタフネススマートフォン「Unihertz Atom」が到着しました。
私のバッカーナンバーは2桁でアクセサリ類の追加はしていません。
オクタコアCPU・Android 8.1 Oreo・メモリ4GB・ストレージ容量64GB・16MPリアカメラ・8MPフロントカメラ・指紋認証・防水・防塵・耐衝撃・デュアルSIM・NFC・ゴリラガラス・2,000mAhバッテリーとフル機能を搭載しています。
「Unihertz Atom」は、技適マーク(技術基準適合証明等のマーク)を取得しているので、日本国内でも安心して使えます。規格上では最高クラスであるIP68等級で完全な防塵構造で水中での使用もできます。
パッケージを開封すると、SIMリリースピン、Unihertz Atom本体がすぐ見つかります。ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアにも対応しています。
付属のユーザーガイド・保証書には日本語記載があります。何かトラブルがあった場合には日本語でのサポートが期待できます。
Type-Cケーブル、液晶保護フィルム、ストラップ(出資者特典)、アダプターが付属します。
「Unihertz Atom」はNFC-Fに対応していますが、FeliCa規格のFeliCa SE(セキュアエレメント)を搭載していないので、FeliCaの読込はできますがおサイフケータイ機能は使えません。
「Unihertz Atom」を見ていく
「Unihertz Atom」を手にしてみると、タフネススマートフォンという名のとおり堅牢な作りのアウトドア向けスマートフォンです。
本体の厚みはありますが握りごこちは良く、男性だけでなく女性の手のひらにもしっかりと収まるサイズ感です。ホームボタンには指紋認証センサーを搭載しています。
付属の液晶保護フィルムは画面全体を保護しません。
思わぬ落下事故などを気にする人は「Unihertz Atom 液晶保護フィルム」を購入すると良いでしょう。側面のPTTボタンには、ほかのアプリの機能を割り当てられます。
本体裏面のロゴマーク下にはスピーカー穴、ストップホールが備えられています。
スピーカーの音質は良くないので、おまけ程度に考えた方が良いでしょう。
本体サイズを実測したところ縦96.4 x 横46 x 高さ20mm・重量は約108gと公式発表どおりの数値が得られました。バッテリー持ち・動作は体感的にもJelly Proよりも大幅に改善され、体感的には一般的なスマートフォンと変わらなくなりました。
SIMトレイには防水加工がされていてmicroSDカードは使えません。
3.5mmイヤホンジャックが本体上部に備えられています。イヤホンジャックからの音質は良いので簡素なデジタルオーディオプレイヤー(DAP)としても楽しめます。
Type-C端子、3.5mmイヤホンジャックにはカバーがありませんが、気になる人は保護カバー・キャップを付けると良いでしょう。
通話時の音質はクリアで聞き取りやすく実用的に使えます。
防水・防塵・耐衝撃といったタフネススマートフォンで密閉性が高いので熱が心配でしたが、一般的な使い方であれば熱は気になりません。
とにかく小さい「Unihertz Atom」
世界最小4Gタフネススマートフォン「Unihertz Atom」はとにかく小さい。任天堂のゲームボーイシリーズで一番小さなゲームボーイミクロよりも本体サイズは小さく、カバン・ポケットに収まるサイズなのでかさばりません。
メインのスマートフォンには向いていませんが、ちょっとしたお出かけ用のサブスマートフォンとして使うのにおすすめです。
セットアップは簡単
一般的なスマートフォンと同じで「Unihertz Atom」のセットアップは簡単です。電源ボタンをONにして、言語を日本語選択してガイダンスどおりに設定を進めていくだけでセットアップは完了します。
特殊な設定項目もないので、Androidスマートフォンのセットアップを何度かやったことがある人は迷うことはないでしょう。
画面の見やすさ・文字入力は
「Unihertz Atom」の2.45インチ液晶画面は見やすいとはいえません。
一般的なスマートフォンよりもアイコン・文字は小さいので人を選ぶスマートフォンだと言えそうです。また、アプリによってはアイコン、文字の一部がギザギザ(ジャギー)に見える場合があります。
文字入力は快適とは言えませんが、思っていた以上に入力できると言っていいでしょう。
横画面にして画面占有率を上げればキーボード(QWRTY)入力も、そこそこ快適です。
フリック入力であれば、いつものスマートフォンと変わらず入力できるでしょう。
Youtubeなどの動画を見ると画質の悪さが目立ちます。
実際に再生してみると全体的にギザギザ(ジャギー)が目立ちます。
正しく表示されない・動作しないアプリは解像度を変更することで解決できる場合があるようです。
解像度の変更は Jelly Proと違い、開発者向けオプションの「最小幅」の数値を変更するだけでは変更できません。ADB Shellを使い「wm density」の数値を変更する必要があります。
詳しい人は「wm size」も合わせて変更すると良いでしょう。
アウトドアに役立つ公式アクセサリとして自転車マウント、アームバンド、クリップの販売を予定しています。
ゲームアプリも楽しめる
「Unihertz Atom」は小さなボディに似合わずパワフルなスペックが搭載されています。
一般的なアプリはもちろん、ゲームアプリも問題なく動作します。
小さな本体サイズなので操作を含め快適に遊べるゲームアプリは限られます。
エミュレータでレトロゲームを遊ぶのも良いでしょう。
画面サイズ的にはゲームボーイシリーズのゲームタイトルを遊ぶのがおすすめです。
Antutuベンチマークテストのスコアは83556でした。
多くのゲームアプリは動作しますが画面解像度・スピーカー音質・操作性は良くはありません。
快適にゲームプレイをしたい場合には、Bluetooth接続できるゲームパッドを用意するのが良さそうです。
今後のシステムアップデートに期待
「Unihertz Atom」はSIMを挿した状態ではカメラ撮影時のフォーカス・シャッター音、スクリーンショット音をOFFにできません。
この音量は大きく、着信音をOFFにしても強制的に鳴ります。
今後のシステムアップデートでの改善を期待したいです。(SIMを挿さなかったり、無音化するアプリを導入すれば問題を解決できます)
私に届いた「Unihertz Atom」は指紋認証センサーが動作しないので保証書どおりの方法でサポート対応を依頼しています。
この部分については解決しだいレポート報告していきます。
間違いなく所有欲を満たすアウトドア向けのオンリーワンな世界最小4Gタフネススマートフォンをあなたも手に入れましょう。