クラウドファンディングサイト:Kickstarterで出資募集を行っていた「STARFORCE PI」は、RaspberryPiを搭載した卓上ミニアーケードマシンです。
目標金額には届かず出資募集は失敗に終わりましたが、今でも開発は進行しています。
ニュースレターに登録すれば、100台限定の予約発売に参加できる可能性があります。
「STARFORCE PI」とは
海外クラウドファンディングサイト:Kickstarterで出資募集を行っていた卓上ミニアーケードマシン STARFORCE PIは、目標金額に届かず出資募集は失敗に終わったものの、今でも開発を進行しているプロジェクトです。
最近では、小規模生産(100台)か大規模生産(1,000台以上)をするかといったことに多くの時間を費やしていたようですが、生産体制やコストを考えた結果、自分自身ですべての工程をやることを決めたようです。
改善されている
クラウドファンディングでキャンペーンを行っていたときよりも、卓上ミニアーケードマシン STARFORCE PIの仕様は改善されています。
大きな改善として、搭載されいる画面レンズ(VideoScreen)をアップグレードしたことで、より見やすく・リアルなアーケード体験ができるようになりました。
アイデアを盗まれる
クラウドファンディング商品は、キャンペーンを通してその商品のアイデア・詳細が公開されているので、特殊な生産体制をもつ中国工場などにとっては、キャンペーンで多くの出資者・金額を集めている商品は最高の「商材」として考えられています。
STARFORCE PIは出資金額には届かなかったものの、多くのレトロゲーマーからの注目を集めた製品ということで、そのアイデアを盗まれました。
実際に海外通販サイトで偽物が販売されたわけではないので、ファンメイドレベルで制作されたものが公開されたと見て良いでしょう。
100台限定の予約販売を計画
STARFORCE PIは、ニュースレターを通して、限定100台の予約販売を計画しています。一人ですべての工程を制作することを考えると、まだまだ先のようなプロジェクトに感じます。
個人的にも注目していたプロジェクトだけに STARFORCE PIが製品化されることに期待したいのですが、中国圏ユーザーにアイデアを盗まれてからというものモチベーションが低下してしまったようです。
2019年初旬に公式サイトも閉鎖されており、これから将来的に STARFORCE PIが実際に販売される可能性は残念ながら低そうです。