ブルーとレッドの奇抜なグラデーションに、新しいTFT液晶ディスプレイを搭載したカスタムモデル「Sega Nomad RetroWave Edition」が誕生しました。
最高傑作の一つと明言したカスタムモデル
このカスタムモデルを制作したのは、世界中のレトロゲーマーから注目を集めている新鋭デザイナー:SEA Hnadcraft Designs で、多くの時間・努力を費やした最高傑作の一つと明言しています。
これまでにありそうでなかった、Sega Nomad の外装シェル・ボタン塗装から、新しい液晶ディスプレイを採用したカスタムモデルをご紹介していきます。
目を惹くカラー、マニア心をくすぐる Sega Nomad
1995年に北米市場向けにセガから発売された Sega Nomad(セガ ノーマッド)は、ジェネシス(メガドライブ)対応のゲームタイトルを遊ぶことができる携帯型ゲーム機です。
発売されてから25年が経った今でも人気があるレトロゲーム機の一つです。
本体のカラーバリエーションはブラックのみで、高画質化できるディスプレイキット、リージョン切り替えスイッチの増設、USB給電などの改造方法が確立されたゲームコンソールです。
Sega Nomad RetroWave Edition には、鮮明で新しいTFT液晶ディスプレイしか搭載はされていないものの、目を惹くカラーリングはマニア心をくすぐる逸品に仕上げられています。
一から手作業で仕上げられたプレミアムモデル
Sega Nomad RetroWave Edition は、すべての工程を手作業で一から仕上げたプレミアムなカスタムモデルです。ライトブルーとライトレッドを基調とした本体カラーに、ボタンカラーはハンドペイン、エアブラシ、UVプリントを組み合わせで仕上げられています。
外装シェルには保護塗装がされているので普段使いといった実用面でも問題なし。
透過性が高いガラスレンズ、単三電池が6本収納できる乾電池パック、本体裏面に貼られたステッカーまで、こだわりを持って制作されています。
残念ながら、リージョン切り替えスイッチの増設、USB給電などは未実装なので、この部分については次回作に期待したいところです。
世界で1台だけのコレクターズエディション
Sega Nomad RetroWave Edition は、制作に時間がかかるカスタムモデルだけに、大量生産はできず、同じカラーリングは存在しないコレクターズエディションです。
価格は 750ユーロ(およそ 93,000円)と超プレミアム
事前予告なしのゲリラ販売であったものの、数時間後には即完売。
Sega Nomad RetroWave Edition 特注ケースにて発送予定です。
しばらくは、ゲームボーイシリーズのカスタムモデルの制作に力を入れていくようですが、将来的には Sega Nomad の新たなカスタムモデルを制作する予定はあるとのことです。
購入を検討されている場合は、十分に注意してください。
Source:SEA Hnadcraft Designs
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