![RG350 Game Console](https://tonchikiroku.com/wp-content/uploads/2019/10/rg350_release_00-1024x576.jpg)
オープンソースのゲームコンソール GCW Zero を知っていますか。
エミュレータだけでなく、自作したゲームもプレイできるゲームコンソールとして、2013年に出資募集を開始して、成功を収め商品化されたゲームコンソールです。
GCW Zero を進化させたゲームコンソール
その意思を受け継ぎ、発表された中華ゲーム機が「RG350」です。
操作性をパワーアップさせただけでなく、特にスーパーファミコン、プレイステーションのエミュレータ機能に特化しました。
海外通販サイトでも正式リリースされたことが確認できたので、ご紹介していきます。
「RG350」は、GCW Zero の後継機となりえるのか。
2013年にクラウドファンディングサイト:Kickstarter で出資募集を開始、実際に商品を発売した GCW Zero は、今でも多くのゲームコンソール マニアに愛されています。
GCW Zero の生産・サポートは終了
残念ながら、GCW Zero の生産・サポートは、数年前から音沙汰がない状況です。
公式ウェブサイト・提携通販サイトでも販売を終了しています。
そんな状況を打破すべく、GCW Zero の操作性・機能をパワーアップさせた後継機にふさわしい「RG350」が登場しました。しかも、GCW Zero とは関係なさそうな中国メーカーから。
![RG350 Game Console](https://tonchikiroku.com/wp-content/uploads/2019/10/rg350_release_01-1024x614.jpg)
この記事では正式リリース、海外通販サイトでの発売も始まった RG350 のスペック、特徴、カラーバリエーションなどを詳しくチェックしていきます。
RG350 のスペックを見ていく
GCW Zero をパワーアップさせた RG350 のスペックを詳しく見ていきましょう。
中華ゲーム機でも気になるポイントなので、しっかりとチェックしていきます。
購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
![RG350 スペック](https://tonchikiroku.com/wp-content/uploads/2019/11/rg350_spec_1.png)
GCW Zero とよく似たスペックを搭載している
RG350 のスペックを確認してみると、CPU は JZ4770、RAM は 512MB DDR2、内蔵ストレージは 16GB、ディスプレイサイズ 3.5インチ・・・。
これ、GCW Zero とほぼ同じスペックなんです。
しかし、microSDカードスロット(128GBサポート)、中華ゲーム機では珍しい USB Type-C 対応、本体の大きさ・重さも小型・軽量化されています。
![RG350 Game Console](https://tonchikiroku.com/wp-content/uploads/2019/10/rg350_release_02-1024x614.jpg)
操作性も向上、チューニングされたファームウェア
GCW Zero にはなかったボタン( L2 / R2ボタン、音量ボタン、アナログパッドなど)を追加することで操作性を向上しています。
搭載されているファームウェアについても GCW Zero 時代に搭載されたものと比べるとチューニングされています。
メーカーからも発表されている通り、スーパーファミコン(SNES)、プレイステーション(PS1)の幅広いゲームタイトル、はるかに優れたエミュレータ機能を搭載しています。
![RG350 操作性・使い方](https://tonchikiroku.com/wp-content/uploads/2019/10/rg350_release_03-1024x614.jpg)
本体の大きさ・重さはちょうど良い
RG350 の本体の大きさは、73 × 145 × 14 mmで、重さは 160g です。
Newニンテンドー3DS の大きさが、80.6 × 142 × 21.6 mm(折りたたみ時)、重さ 253g と比べるると小型・軽量で、おおよそのイメージができると思います。
Dingux搭載で多くのエミュレータをサポート
Dingux搭載の携帯型ゲームコンソールなので、多くのエミュレータをサポートしています。
縦画面・横画面のどちらでも遊べるのは大きなアドバンテージといえるでしょう。(すべてのゲームタイトルをサポートしていません)
今までに発売された中華ゲーム機よりも、ボタン類が充実しているので「本格的にゲームを遊べるデバイス」が登場した、という感じがします。
スーパーファミコン、プレイステーションだけでなく、 ファミコン、ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス、メガドライブ、セガ・マスターシステム、PCエンジン、ネオジオなどのゲームイメージに幅広く対応しています。
必要最低限の付属品のみ
当たり前のことを言いますが、RG350 は “中華ゲーム機” です。
付属品は必要最低限のモノしかなく、日本語が書かれたマニュアルもなく、詳しい操作説明・解説などは一切ありません。
一般的に中華ゲーム機は、設定や操作性にクセがあり、初心者向けではありません。
しかし、何とも言えない魅力があり、世界中のレトロゲーマーに愛用されています。
![RG350 付属品](https://tonchikiroku.com/wp-content/uploads/2019/10/rg350_release_04-1024x614.jpg)
カラーバリエーションは3種類
この記事執筆時点での、カラーバリエーションは全3種類です。
GCW Zero をベースとした「ブラック」のほか、スケルトンカラーの「クリスタルブラック」、ゲームボーイライクな「グレー」を用意しています。
![RG350 Game Console](https://tonchikiroku.com/wp-content/uploads/2019/10/rg350_release_05-1024x614.jpg)
ゲームボーイ好きなので、グレーとかなり悩みましたが・・・ GCW Zero 愛用者・思い入れがある人なら、ブラック一択でしょう。
![RG350 カラー](https://tonchikiroku.com/wp-content/uploads/2019/10/rg350_release_06-1024x614.jpg)
Dingux搭載の中華ゲーム機の中でも、3.5インチという大きなディスプレイ、好評だった GCW Zero のスペックに操作性・エミュレータ機能を強化した RG350。
GCW Zero の後継機として、ふさわしい携帯型ゲームコンソールかを、その目で確かめてみてください。海外通販サイトだけでなく、アマゾンでも購入できます。
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