あの RaspiBoyを生んだ 8bcraftが、究極のレトロゲーミングコンソール「RetroStone」の出資募集を開始しました。Raspberry Piや Orange Piと呼ばれるシングルボードコンピュータを搭載した一般的なゲームコンソールは、専門的な知識が必要となり組立が困難です。
そういったわずらわしさがないゲームコンソール「RetroStone」を簡単に見ていきます。
究極のレトロゲーミングコンソール「RetroStone」とは
過去にクラウドファンディングで成功した RaspiBoyを生んだ 8bcraftが、出資募集を開始した究極のレトロゲーミングコンソール「RetroStone」です。
新たに開発されたオリジナルのシングルボードコンピュータ(RetroStone Pi)、カスタマイズ可能なGPIO、ワイヤレス充電といった機能を備えています。
前作(RaspiBoy)よりもスペックが高く、本体サイズもよりポータブルに仕上がりました。
こういった製品の組立には専門的な知識が必要ですが、「RetroStone」は組立済みの製品なので、シングルボードコンピュータを搭載したゲームコンソール入門機としても最適です。レトロゲームだけでなく、ディスプレイ、キーボード、マウスを接続してパソコンとしても使えます。
プロトタイプは完成
究極のレトロゲーミングコンソール「RetroStone」のプロトタイプは既に完成しています。
現在は使い勝手の追求(ボタン配置など)を行っている状態です。
プロトタイプモデルを見るとRetroStoneの名にふさわしい、石のような色味の外装カラーに仕上げられています。液晶画面サイズは3.5インチ、本体サイズは130 x 90 x 25 mmと手のひらサイズです。
個人的には、このままのカラーで完成して欲しいですが、前回のクラウドファンディングで成功した RaspiBoyと同じように、製品版では印象の異なるカラーが採用される可能性も考えられます。
新たに開発されたオリジナルのシングルコンピュータ(RetroStone Pi)には、4コア1.2GHzのH3プロセッサを搭載、その他にもスピーカー、イヤホンジャック、USB、明るさ・音量調整、外部出力端子(HDMI)、microSDカードスロットなどを標準機能として備えています。
ワイヤレス充電機能を搭載
こういった製品に搭載されていることが珍しいワイヤレス充電機能を RetroStoneは搭載しています。スマートフォンと一緒に手軽に充電ができます。
果たしてこの機能を使う人が多いかはわかりませんが、将来を考えて搭載したものと考えられます。
RetroStone Limited Edition(限定版)
出資者限定の Limited Edition(限定版)が用意されています。通常版との違いは、付属する microSDカードが 32GB(通常版は8GB)、外装カラーにクリアブルーを採用します。一般販売されることがないカラーなので、特別なモデルが欲しいという人はこちらを選択すると良いでしょう。画像はイメージカラーです。
ちなみに通常版(RetroStone at Kickstarter Price !)は 129ユーロ(約17,000円)、限定版(RetroStone Limited Edition)は 148ユーロ(約20,000円)です。
どちらの出資コースも日本国内への送料(12ユーロ)が別途かかります。
目標金額を達成
究極のレトロゲーミングコンソール RetroStoneは、既に目標金額(30,000ユーロ)を大幅に超えて達成しています。そして、2つ目のストレッチ目標(カスタマイズキット、GPIOボタン)も達成しています。
過去のクラウドファンディングで成功をしたという実績もあることから安心して出資ができるものと考えられます。
Raspberry Piや Orange Piと呼ばれるシングルボードコンピュータを搭載したゲームコンソールは高い価格(3万円~)販売されているケースが多いので、そういった意味では手に入れやすい価格帯だといえます。
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