中華イヤホンブランドであるPHBから、あの高級イヤホン&KZシリーズのイヤホンに似たハイブリッドイヤホン「phb EM023」が発売されています。
MMCX式ケーブル着脱式、カナル型、片耳4ドライバー(2DD+2BA)、金属筐体を採用しているイヤホンです。通称:Wi-Fiイヤホンを簡単に見ていきます。
2DD+2BA ハイブリッドイヤホン「phb EM023」をレビュー
中華イヤホンブランド:PHBから、あの高級イヤホン Campfire Audio Andromedaと、KZシリーズの KZ ZS6に似たハイブリッドイヤホン「phb EM023」が発売されました。
イヤホンの外側に開いている穴(ベント)がWi-Fiマークのように見えることから、一部界隈では通称:Wi-Fiイヤホンと呼ばれています。このCampfire Audioライクなデザインを採用したイヤホンを見ていきます。
2DD+2BA?ハイブリッドイヤホン?と聞いて、何のことか意味がわからないという人も多いと思いますが、ざっくり説明すると、ダイナミックドライバー(DD)と、バランスド・アーマチュアドライバー(BA)という、特徴・性能の異なるスピーカーが搭載されているイヤホンと考えれば良いでしょう。
「phb EM023」を見ていく
中国深センに拠点を構える中華イヤホンブランド:PHBのイヤホンを初めて購入しました。
PHBは、これまでにも多くのイヤホンをリリースし、それなりの実績・評価を得られているブランドです。パッケージ・内装は なかなか良い感じです。
イヤーピース、保証カード、マニュアル、イヤホンケーブルクリップ、ポーチが付属します。
その他にも、高純銅ケーブル(マイク付き)、銀メッキケーブル(マイク無し)が付属します。この価格帯の製品では付属品はかなり充実していると言えるでしょう。
PHBロゴが大きくプリントされた缶ケースの中に、ハイブリッドイヤホン phb EM023が収められています。カラーは全3色(レッド、グリーン、シルバー)で、一番人気は Campfire Audioライクなグリーンです。
ハイブリッドイヤホン phb EM023の外側に開いている穴(ベント)が Wi-Fiマークに見えることから、一部では Wi-Fiイヤホンと呼ばれています。
付属のイヤーピースは、シリコン素材(S,M,L)と低反発ウレタンフォーム素材が付属します。ただし、品質はあまり良いとはいえないので、気になる人は自分好みのイヤーピースに交換するのが良さそうです。
銀メッキケーブル(マイク無し)を phb EM023に装着しました。MMCXプラグを採用しているので、KZシリーズのような2Pinコネクタを採用した製品にありがちな差し込みが堅いという個体差も気になりません。
「KZ ZS6」と比べると
ハイブリッドイヤホン phb EM023とKZシリーズの KZ ZS6は、どちらも高級イヤホン Campfire Audio Andromedaによく似た(マネした)デザインを採用しています。
中華イヤホンの二つを並べてみるとよく似ていますね。
KZシリーズの KZ ZS6は 2Pinコネクタを採用しているのに対して、phb EM023は MMCXプラグを採用しています。どちらの中華イヤホンも低価格でありながら音質・解像度が高いことが特徴です。
聴き比べれてみると phb EM023の方が全体的に高音が刺さらないクリアな音質です。女性ボーカル曲を聴いたり、何か作業をしながら音楽を楽しむのにおすすめです。
リケーブルして楽しみたい
ハイブリッドイヤホン phb EM023には、安価な中華イヤホンに珍しく銀メッキケーブル(マイク無し)が付属します。ただ、より解像度の高い音質を楽しみたい場合にはアップグレードケーブルにリケーブルすることをおすすめします。
今回、一緒に購入したのは NICEHCK 8芯 銀メッキ線と高純度銅線のミックスイヤホンケーブルです。紅白カラーのような組み合わせが目を惹きます。phb EM023に標準で付属している銀メッキケーブルよりもケーブルは柔らかいので取り回しが良いです。
phb EM023のカラー(レッド)とマッチします。
リケーブルするだけで全域の解像度・情報量に効果があらわれます。
NICEHCK 8芯 銀メッキ線と高純度銅線のミックスイヤホンケーブルにリケーブルすることで、全体的に音質がよりクリアになり低域がはっきりとした感じになります。
NICEHCKから発売されているイヤホンケーブルは世界中のユーザーから高い評価を得られています。それでいて低価格なので手軽に音質の違いを楽しめます。
音質も良く、充実した付属品でお得!
ハイブリッドイヤホン「phb EM023」は、MMCX式ケーブル着脱式、カナル型、片耳4ドライバー(2DD+2BA)、Campfire Audioライクなデザインの金属筐体を採用しています。それでいて、KZシリーズの KZ ZS6よりも全体的に高域が刺さらないクリアな音質を楽しめます。
同価格の中華イヤホンと比べると付属品も充実しています。品質が高い2本のケーブル(高純銅ケーブル(マイク付き)、銀メッキケーブル(マイク無し))が付属するので、リケーブルを考えていない人にはかなりのお得さを感じられます。
全体的にクセが少なくクリアな音質を楽しみたいという人、低価格帯の中華イヤホンに興味があると人に、ハイブリッドイヤホン phb EM023はおすすめです。個人的にはKZシリーズの KZ ZS6よりも好みの音質です。
これから購入をするのであれば、評価が高い KZ ZSX がおすすめです。