MS-DOS / Windows9x系互換PC「Pixel x86」の販売が開始しています。
90年代のレトロゲームを遊ぶために特化したミニPCで、古いレトロPC の経年劣化や互換性の課題を解決するコンパクトなPCとなっています。
最小構成の価格は、Pixel x86 DX が 357ユーロ、Pixel x86 Mini が 258ユーロです。Pixel x86 DX は初回ロットがすでに完売しており、プレオーダーを受けています。
スペックが高い Pixel x86 DX には Vortex86DXプロセッサが採用されており、下位モデルの Pixel x86 Mini には Vortex86EXプロセッサが採用されています。各ベンチマークテストの結果では3~4倍のスコア差が確認されています。
インターフェースは限定的で、SDカードスロット(ストレージ)、USBーAポート、USB-Cポート(電源)、D-Sub15ピン、PS/2ポート、イヤホンジャック、VGA、LANポートなど、基本的な構成となっています。
ソフトウェアレンダリングのみをサポートしており、3Dグラフィックアクセラレータは非搭載です。そのため、OpenGL や 3dfx を必要とするゲームには対応しておらず、90年代後半のゲームタイトルでは動作しないものも報告されています。
性能差だけでみると Pixel x86 DX の方が優れていますが、動作するゲームや互換性に違いがあるため、シチュエーションに合わせて使い分けることが必要です。将来的には、3Dグラフィックアクセラレータに対応したモデルが登場する予定です。
関連ページリンク
・Pixel x86公式サイト
※各種ライセンスには注意が必要です。
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