「Hohem iSTEADY V2」レビュー|AIビジョンセンサー搭載、スマホ専用3軸ジンバル

hohem iSTEADY V2 レビュー

スマホ専用ジンバル「Hohem iSTEADY V2」は、電動3軸、AIビジョンセンサー、3段階調整可能な LEDライト搭載、ジェスチャー機能、簡易バッテリー機能を搭載した高機能モデルです。

一般的なスマホ専用ジンバルとは違い、ジンバル単体で顔を自動追従する機能が付いています。
Hohem iSTEADY V2 の価格・販売ストア、特徴、機能紹介、使い心地、専用アプリなどをご紹介します。

Hohem iSTEADY V2 の価格・販売ストア

hohem iSTEADY V2 価格・販売ストア

Hohem iSTEADY V2 は、国内外の通販サイトで広く販売しています。
販売価格は 15,990円で、カラーバリエーションは、ホワイト、ブラックの2色。
スマホ専用ジンバルとしては全部盛りの高機能モデルです。

Hohem iSTEADY V2 のスペック

Hohem iSTEADY V2 のスペックを詳しく見ていきます。

  • 製品サイズ(折畳時):幅79mm×高さ179mm×奥行39mm
  • 重量:263g
  • 材質:プラスチック
  • 動作温度範囲:-10℃~45℃
  • Bluetooth仕様:Bluetooth 4.0
  • 動作電圧:3.7V
  • バッテリー:リチウムイオン電池 2800mAh(取り外し不可)
  • ジンバルへの充電 :5V/1.5A
  • 充電時間:約2.5時間(1A充電)
  • 動作時間:最長約9時間(AIカメラ使用時約4時間、AIカメラ+LED使用時約2時間)
  • アプリケーション名:「hohem Pro」
  • アプリケーション対応OS:iOS10.0以降、Android6.0以降
  • スマートフォン適応サイズ:幅55~90mm、厚み11mmまで、最大重量280g

免責事項:スペック情報の正確性には細心の注意を払っていますが保証はできかねます。

Hohem iSTEADY V2 レビュー

Hohem Technology より提供があった Hohem iSTEADY V2 をレビューします。
付属品から基本的な特徴、インターフェース、操作性、使い勝手にいたるまでを解説します。

付属品

hohem iSTEADY V2 付属品

クイックスタートガイド(英語)、ユーザーマニュアル(日本語あり)、収納ポーチ、USB Type-Cケーブル、ミニ三脚、ストラップが付属します。

大きさ・重さ

hohem iSTEADY V2 大きさ・重さ

本体の大きさは 幅79mm×高さ179mm×奥行39mm(折りたたみ時)です。
重さは 260g(実測値)で、スマホ専用ジンバルとしては軽量です。

hohem iSTEADY V2 サイズ感

筐体素材は ABS樹脂素材(プラスチック)です。
本体は滑りにくく、ホールド感も良好、落下防止用のストラップホールがあるのも評価ポイントです。

インターフェース

hohem iSTEADY V2 インターフェース

本体正面に左右上下・傾きを操作するジョイスティック、その下にシャッターボタン、電源ボタン。背面側には折りたたみ時のロックが用意されています。

hohem iSTEADY V2 インターフェース

左側にはズームイン/ズームアウトボタン、右側には本体充電用の USB Type-C ポートが用意されています。本体からスマホへの充電も可能なので、簡易バッテリーとして使うことも可能です。

hohem iSTEADY V2 三脚

ハンドル底部には付属のミニ三脚を取り付けるネジ穴があります。
一般的なカメラ用三脚を取り付けできるのもポイントです。

3ステップで組み立て

hohem iSTEADY V2 取り付け

Hohem iSTEADY V2 の組み立ては簡単です。

  1. ロール軸を上に持ち上げ
  2. ノブをロックして
  3. スマホクランプにスマホを挟むだけ

電源ボタンや音量ボタンが接触しない構造になっているのもポイントです。
挟み込めるサイズはスマホ本体相当で、タブレットには非対応していません。

縦・横撮り切り替え

hohem iSTEADY V2 縦・横切り替え

縦・横撮り切り替えもスムーズです。
電源ボタンを1回押すことで、横向きスタイル(ランドスケープ)、縦向きスタイル(ポートレート)にすばやく切り替えることができます。

AIビジョンセンサーによるジェスチャー操作でも切り替え可能です。
詳しいボタン操作、ジェスチャー機能については、後ほど詳しく解説していきます。

AIビジョンセンサー・LEDライト内蔵

hohem iSTEADY V2 AI追跡

AIビジョンセンサーは独立したデバイスで、単体で顔を自動追従します。
追従用のセンサカメラを搭載しており、ジンバル単体で動作するのでスマホだけでなく、サイズを満たしていればアクションカメラを挟んで使うことも可能です。

LEDライトの明るさは、近距離を照らす感じで色温度を調整するような機能はありません。
お好みのカメラ・ビデオアプリを使って、LEDライトで明るい映像を撮影できるのはポイントです。

AIビジョンセンサーは、暗すぎる場所では機能しません。
また、適度な距離感(50cm~150cmまで有効)が必要です。

ジェスチャー操作

hohem iSTEADY V2 ジャスチャー機能

ジェスチャー操作は、AIビジョンセンサーの機能ボタンを押してから認識します。
割り当てられているジェスチャーは4つです。

  • 「OKサイン」で顔認識・自動追従
  • 「手のひらサイン」で機能オフ
  • 両手「親指上サイン」で横撮りモード
  • 両手「親指横サイン」で縦撮りモード

顔認識・自動追従のオン/オフはよく使うジェスチャー操作です。
ただ、縦・横撮り切替のジェスチャー操作は、ボタン操作で間に合うことが多く使うシチュエーションは限定されます。

ボタン操作

hohem iSTEADY V2 使い方

Hohem iSTEADY V2 のボタン操作をまとめました。
シャッターボタン、電源ボタンの押し回数で動作する機能。シャッターボタンを押しながら電源ボタンを押すことで機能する4つのワークモードを用意しています。

4つの『ワークモード』の説明はこちらです。

  1. パン&チルトフォローモード(初期モード)
    左右と上下を追随するモードで、傾きは追随しないモードです。
    対象物をしっかりととらえて、安定したカメラワークができるのが特徴です。
  2. パンフォローモード
    左右はしっかり追随してくれますが、上下を追随しないモードです。
    歩いているときの映像ブレが発生しにくいのが特徴です。
  3. オールロックモード
    左右上下、傾きを追随しない、一方向のみを向くモード。
    視界がブレることなく、一方向の映像を撮影するのに適しています。
  4. POV(オールフォロー)モード
    上下や左右に加え、カメラが回転する方向に動くモードです。
    360度ジンバルが回転、スピード感のある映像を撮ることに適しています。

本機は、パン=左右、チルト=上下、ロール=回転の3軸をサポートしています。

専用アプリ「Hohem Pro」

hohem iSTEADY V2 専用アプリ

専用アプリ「Hohem Pro」について簡単に解説します。
初回接続時にジンバルとスマホを Bluetooth接続する必須アプリです。
そのほかにも、基本的なチュートリアル、特殊撮影などを楽しめます。

hohem iSTEADY V2 専用アプリ

画面回転、ジョイスティック設定、モーターの応答感度やスピードなどの細かなパラメーター設定。ワークモード変更、オートキャラブレーションといったボタン操作機能も設定可能です。

hohem iSTEADY V2 専用アプリ

縮尺撮影、ズーム撮影、シーン切替撮影、パノラマビデオ、回転撮影(ランダム、180度、270度)、タイムラプラス、スローモーションといった特殊撮影モードは豊富です。

初心者では難しいパノラマビデオといった特殊撮影も簡単です。
特にこだわりがなければ、専用アプリだけで撮影を楽しめます。

まとめ

hohem iSTEADY V2 レビュー

スマホ専用ジンバル「Hohem iSTEADY V2」は、電動3軸のスムーズな動作、AIビジョンセンサーによるジンバル単体で自動追従・ジェスチャー機能、LEDライト内蔵された高機能モデルです。

走るような激しい動きの揺れ・振動はカバーしきれませんが、普通に歩くような動き、平坦な道の自転車走行であれば十分にジンバルとして力を発揮します。ジンバル単体での自動追従に加え、アプリによる自動追従(顔・物体)ができるのは大きな評価ポイントです。

LEDライトの明るさは近距離であれば十分に活躍できるレベルですが、大きなリングライトのような明るさは期待できません。また、自撮り棒のような伸縮する延長ロッドは内蔵されていません。

メリット
デメリット
  • 定点近距離、歩行で使える
  • 軽量・小型モデル
  • 電動3軸、三脚穴あり
  • ジンバル単体で自動追従
  • 3段階 LEDライト内蔵
  • 他デバイス〇(要サイズ)
  • 専用アプリの特殊撮影モード
  • バッテリー長持ち(9時間)
  • スポーツ用途向けではない
  • チルト(上下)可動域狭い
  • 専用アプリ必須(初回起動)
  • AI反応距離(50cm~150cm)
  • LEDライト明るさそこそこ
  • 延長ロッド機能なし

備え付けのスマホクランプで挟み込めるサイズであれば、スマホだけでなく GoPro のようなアクションカメラと組み合わせた楽しみ方も可能です。

ハンドル底部に三脚ネジ穴が用意されているので、一般的なカメラ三脚や雲台に設置できるのでシチュエーションやシーンを選ばずに活躍できるスマホ専用ジンバルと評価します。

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