超小型ゲーミングPCの最新作「GPD WIN3」のクラウドファンディング開始時期は 2021年1月を予定しているようです。しかも、第11世代TigerLake-Uシリーズの Core i5-1135G7 を搭載した通常版、Core i7-1165G7 を搭載したハイスペック版の2モデルでの登場になりそうです。
最近になって試作機(Core i5-1135G7版)を使ったプロモーション活動を進めている GPD WIN3 の中国フォーラム情報・近況を発信していきます。
中国フォーラムでの評判はイマイチ・・・その理由
日本国内では好意的な印象・意見が多い GPD WIN3 ですが、中国フォーラムなどでの評判はイマイチといった感じです。おおよそのネガディブ意見をまとめてみました。
- 画面が小さく、デザインが良くない
- どう見ても操作性が悪そうに見える
- 右側コントローラーは明らかに使いにくそう
- バッテリー持ちはそれほど長くはなさそう
- 放熱対策が十分とはいえなさそう
- AYA NEO FOUNDER を選びたい
評判がいま一つとなった最大の理由は、2020年11月7日に先行プレオーダーを開始した携帯型ゲーミングPC「AYA NEO FOUNDER」の存在が大きいです。意識してなのか GPD社は翌日に「GPD WIN3」の情報を解禁しています。
AMD Ryzen 5 4500U を搭載した AYA NEO FOUNDER は、プレセールの価格の安さで中国フォーラムでも大きな注目を集めています。初回早期予約分 1,000台は即完売となり、現在は通常予約の受け付けを待つファンがいるほどの人気です。
最新の AMD高性能プロセッサを搭載した世界最高性能の携帯型ゲーム機を目的として作られた「AYA NEO FOUNDER」が、中国国内限定モデルとして登場しました。開発当初に発表された AMD Ryzen 5 4500U搭[…]
クラウドファンディングの価格次第か
とはいえ、AYA NEO FOUNDER は過去実績、ビルドクオリティなどの信頼性・安心感という面で GPD社よりも劣ります。中国フォーラムでも指摘されているとおり、GPD WIN3 の評判は実際の性能差はもちろん、クラウドファンディングの価格次第で大きく変わってきそうです。
GPD WIN3 の Core i5-1135G7 を搭載した通常版、Core i7-1165G7 を搭載したハイスペック版はオールブラックカラーが予定されており、ハイスペック版の色違い限定版がシルバー&ブラックのツートンカラーが予定されています。
中国フォーラムの GPDユーザーは、AYA NEO FOUNDER のプレオーダー価格相当(7万円~8万円台)になることを GPD WIN3 に望んでいるようですが、正直難しいように思えます。
もしかしたら、早期出資枠・限定台数として GPD社が対策をしてくるかもしれません。
最終決定されたものではないので、変更される可能性があります。
超小型ゲーミングPC として知られるGPD WINシリーズの最新作「GPD WIN3」の情報解禁されました。中国圏フォーラム、Discord、日本の正規代理店 株式会社天空から情報発信されていることが確認できました。公開さ[…]