2020年、GPD社(SHENZHEN GPD TECHNOLOGY CO., LTD.)から発売される Windows ベースのゲーミング UMPC「GPD WIN Max」が注目を集めていますが、実はもう一つの “新製品” を投入する準備が進められています。
現在のところ、開発途中なので詳細な情報は明らかになっていませんが、長らく開発計画がストップしていた Androidベースの携帯ゲーム機が予定されています。
しかも、GPD社としては初の SIMスロット搭載モデルを計画しているようです。
過去にリーク情報を提供していただいた現地協力者(中国)からの情報を発信していきます。
GPD XDシリーズの後継機が出る!?
GPD社(SHENZHEN GPD TECHNOLOGY CO., LTD.)の新製品と言えば、Windows ベースのゲーミング UMPC 「GPD WIN Max」や、謎が多い「GPD WIN 3」が有名ですが、実はもう一つの “新製品” の投入準備が進められています。
今までの GPD XDシリーズにはないスペック・機能を備えた Androidベースの携帯ゲーム機が予定されています。メーカー関係者である現地協力者(中国)からの情報提供をまとめると、大きなポイントは4つです。
- Androidベースの携帯ゲーム機
- 開発コードは「X7」
- ニンテンドーDSスタイルの2画面
- SIMスロット搭載
GPD社から公式に発表されたものではない点には注意してください。
Androidベースの携帯ゲーム機
GPD社は OEM製品を含めて、多くの Androidベースの携帯ゲーム機を発表してきました。
その中でも GPD XDシリーズは代表作であり、Android アプリ・各種エミュレータを遊べる人気の携帯型ゲーム機です。
通常であれば、新製品は GPD XDシリーズの後継機という位置づけになる可能性が高いのですが、まったく違うコンセプトとして製品発表する可能性もあります。
開発コードは「X7」
新製品の開発コードは「X7」と呼ばれています。
Androidベースの携帯ゲーム機として開発を進めているようですが、どうやらゲームパッドなどを一切搭載しないモデルでの開発も検討しているようです。
仮にゲームパッドなどを一切搭載しないモデルでの開発が決定するようならば、Androidベースの携帯ゲーム機ではなく、まったく違ったコンセプトの新製品として発表されるでしょう。
この部分については、どのような需要があるのかを GPD社は探っている段階のようです。
ニンテンドーDSスタイルの2画面に
GPD XDシリーズは、ニンテンドーDSのように折りたため、サイズは 3DS LL と変わらない大きさが特徴でした。さらに新製品では、本家のニンテンドーDSスタイルに近づけた2画面を計画しています。
Androidベースの携帯ゲーム機としては “初” の2画面搭載はすごいですよね。
ニッチな商品として、折りたたみ2画面スマホが発売されていますが、同じような機能を搭載するものと考えられます。
※画像は Newニンテンドー3DS LL で、GPD XDシリーズではありません。
SIMスロット搭載を予定
Androidベースの携帯ゲーム機のほとんどには、SIMスロットが搭載されていません。
新製品には GPD社としては “初” の SIMスロットを搭載予定です。
SIMスロット搭載した Androidベースの携帯ゲーム機は、過去にも発売されていますが2画面モデルは初となりそうです。待望の SIMスロットを搭載することで幅広い使い方ができます。
新製品の投入時期は 2020年を予定
Androidベースの携帯ゲーム機の投入時期は 2020年を予定しています。
しかし、GPD社の既存製品の生産、新製品開発に遅れが見られているこを考えると、現段階では “計画がある” とだけ考えていたほうが良さそうです。
クラウドファンディングを開始することも十分に考えられますが、過去の GPD XD のキャンペーン失敗を考えると、GPD XD Plus と同じように発表と合わせて一般販売に踏み切る可能性が高いでしょう。
どこよりも早く CHUWI の UMPC(CHUWI MiniBook)をリークした現地協力者の情報だけに信ぴょう性は高いものと考えられます。
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