モバイルゲーミングPC「GPD WIN Max 2」の情報が解禁されました。
発表されたのは仕様・概要、製品イメージで、発売時期や価格は未公開です。
主要スペックが異なる第12世代 Intel Core i7-1260Pモデル、AMD Ryzen 7 6800Uモデルで登場します。従来モデルよりも大きなディスプレイ(10.1インチ、最大2560×1600)を採用し、総合的に高いスペック、拡張性の高さとインターフェースの豊富さが魅力です。
現時点でわかっている GPD WIN Max 2 の情報は下記のとおりです。
- 第12世代 Intel Core i7-1260P / AMD Ryzen 7 6800U
- 超狭額ベゼルの 10.1インチ、解像度 1920×1200(最大解像度 2560×1600)
10点マルチタッチ、4096段階筆圧感知 - 本体サイズは大きくなる(207×145mm → 228×160mm)
- 従来モデルよりも薄くなる
- メモリ 16GB / 32GB
- ストレージ容量 1TB / 2TB
- PCI Express 4.0対応 M.2スロット搭載(最大16TBサポート)
- SDカード・microSDカードスロット搭載(最大2TBサポート)
- 4GLTEモジュール搭載(オプション)
- 電源ボタン一体型の指紋認証センサー
- ヒンジ部に WEBカメラ搭載
- 操作性をさらに向上したゲームコントローラー搭載
- クアッドスピーカーによるサラウンド体験
- Thunderbolt4+USB Type-C デュアルポート、USB 3.2 Gen2×3
- バッテリー容量増加(57Wh → 65Wh)
- バックライト付きQWERTYフルキーボードを採用
- TDP切替可能なワンキーオーバークロックキー追加
- CNCマグネシウムアルミ合金筐体、ABS素材(底面)
全体的なデザインは従来モデルと大きな違いはないようです。
液晶ディスプレイが大きくなったことで、本体サイズはやや大きく・薄くなりました。
本体の大きさは 228×160mm、本体の厚み・重さは未公開です。
GPD製品としては初となる超狭額ベゼルの 10.1インチを採用。
解像度 1920×1200(最大解像度 2560×1600)、10点マルチタッチ、4096段階筆圧感知にも対応しています。
GPD WIN Max 2 の本体前面には、電源ボタン一体型の指紋認証センサー、背面にはイヤホンジャック、USB 3.2 Gen2ポート、HDMIポート、Thunderbolt4+USB Type-C が配置されているのが確認できます。冷却性能を重視しているためか大きな排気口スリットも印象的です。
右側には、USB 3.2 Gen2ポートが2つ。さらに左側には microSDカードスロット、SDカードスロット、リセットボタンを用意しています。本体ヒンジ部中央にはWEBカメラ、クアッドスピーカーによるサラウンド体験ができるのもポイントです。
本体底面には、PCI Express 4.0対応 M.2スロット2基搭載(最大16TBサポート)
M.2スロットに搭載できるのは SSD だけでなく、オプションとして 4GLTEモジュールも用意しています。好みに応じて使い分けることが可能です。
左右にはゲームコントローラー、中央にタッチパッドを配置しています。
タッチパッド横には、TDP切替可能なワンキーオーバークロックキーを新たに追加しています。
操作性・押し心地を向上したゲームコントローラにも期待できます。
マグネット式カバーを用意しており、ゲームコントローラーは隠すことが可能です。
ゲーミングユースに留まることなく、あらゆるニーズ・シチュエーションに合わせた使い方ができるデバイスに仕上がりそうです。
基本スペックに加え拡張性・インターフェースの豊富さは過去作を圧倒しており、早くも海外フォーラムでは評価される声が見受けられます。
製品イメージや価格の発表、クラウドファンディングの開始時期などのアナウンスに期待したいです。やはり気になるのは販売価格ですが、半導体不足などの影響もあり高価格帯になりそうです。
関連ページリンク
・Weixin(微信)ニュースリリース|仕様・概要について
・Weixin(微信)ニュースリリース|仕様・概要、製品イメージについて
・Weixin(微信)ニュース紙リース|概要・比較について
GPD Pocketシリーズ最新作の「GPD Pocket 3」は、過去に発売された UMPC(超小型ノートPC)である GPD Pocket 2、GPD MicroPC、GPD P2 Max の特徴を1台にまとめたデバイスです。[…]