注目の「GPD WIN用 背面コネクタカバー」
実際に「GPD WIN」を購入したものの、miniHDMIへのUSB-C誤差しや、microSDカード発射などの問題に、お困りの方も多いという意見が報告されています。
その問題を解決すべく、背面コネクタカバーが制作されました。 DMM.make クリエイターズマーケットで提供されている商品をレビューしていきたいと思います。
GPD WIN用 背面コネクタカバー
DMM.make クリエイターズマーケットから、提供されているGPD WIN用 背面コネクタカバーは、miniHDMIへのUSB-C誤挿しや、microSDカード発射などの事故防止を目的に、norifumi氏が制作を行った作品です。提供されている背面コネクタカバーは2種類(フルガードVer、USB3.0穴開きVer)が公開されています。
DMM.make クリエイターズマーケットから提供
はじめて「DMM.make クリエイターズマーケット」を利用してみました。GPD WIN用 背面コネクタカバーを、通常配送(無料)で発注した場合、発注から約1週間ほどで納品となるようですが、今回はそれよりも早く届くという、エクスプレスサービス(有料)を利用して発注を行いました。
結果として、エクスプレスサービスを利用した場合であっても、発注した日から数えて約5日間ほどで納品となります。通常配送と比べてみても、大きな差はなさそうなので、特に急ぐ必要がなければ、通常配送(無料)で十分であると考えられます。
※エクスプレスサービスは、個数ごとに費用が発生するサービスなので、複数個を注文する際は注意が必要となります。
早速、試してみました。
GPD WIN用背面コネクタカバーの素材は、ナイロン製のみ選択可能です。実際の商品はざらっとしたマットな仕上がりになっています。
購入した背面コネクタカバーのフルガードVerには、USB3.0ポート部分に穴が開いていないので、対象となる部分をカットする加工を行いました。
カット部分は、白くなりますが「Lexar JumpDrive S45 128GB」を装着してみたところ、まったく目立ちません。
画像のように独立してフラップが開くように作られています。
よく使う部分が独立して開くようになっているのは嬉しいですね。
ぎりぎりの大きさで、USB3.0ポート部分をカットしたので、「Lexar JumpDrive S45 128GB」を取り外さないと、フリップを開くことはできません。他のコネクタ部分も頻繁に利用される方は、USB3.0ポート部分に穴を開けたバージョンを購入したほうが良さそうです。
ナイロン色:ブラックを選択したので、GPD WINに取り付けていても違和感はありません。
背面コネクタカバーは両面テープで貼り付けを行います。はがしやすい厚手の両面テープを使用すると、少しだけ裏面から目立つ場合があるかもしれません。
USB3.0穴あきVer について
GPD WIN用 背面コネクタカバーのUSB3.0ポート部分に穴を開けたバージョンの提供も、DMM.make クリエイターズマーケットで開始されたので購入してみました。
穴開き部分の大きさは約21mmとなっているので、ほとんどのUSBメモリを取り付けることが可能でしょう。制作者発表としては、USBメモリの頭幅18mmまでなら、フラップ部分と接触することなく使用できるとアナウンスされています。
USB3.0穴開きVerは、USBメモリに限らず、様々なUSB機器を使用する場合であっても、汎用性が高い商品であることが確認できました。自分好みの大きさの穴が良いという方は、フルガードVerを加工して使うと良いと思います。
使用してみての感想
GPD WIN用 背面コネクタカバーは、miniHDMIへのUSB-C誤挿しや、microSDカード発射などの事故防止を目的を達成することができます。また、利用頻度が高いUSB-C部分のフリップが独立して開くように作られている工夫は、嬉しい機能の一つといえるでしょう。
GPD WIN用 背面コネクタカバーのUSB3.0ポート部分に穴を開けたバージョンの提供も、DMM.make クリエイターズマーケットで行うという対応の早さも素晴らしいと思います。
ただ、どれほどの耐久性があるのかはわかりません。この部分の不安が解消されれば良いのですが、その場合には、素材変更が必要となり、安価に提供することが難しくなってしまうと考えられます。
「DMM.make クリエイターズマーケット」から出力される造形の品質に、違いがあることも指摘されています。最後に、良い商品を提供していただき、ありがとうございました。