GPD社から 8インチUMPC「GPD Pocket 3」のクラウドファンディングサイト Ingiegogo のプレビューページが公開となりました。製品コンセプトとして、過去に発売された GPD Pocket 2、GPD MicroPC、GPD P2 Max の良さを1台にまとめたデバイスに仕上げられています。
GPD Pocketシリーズ初となる、汎用性が高い着脱モジュール、4096段階筆圧感知、フロントカメラ、180度回転・折りたためる8インチ液晶ディスプレイ(1920×1200)といった特徴を持っています。
ハイエンド版の主要スペックは、Core i7-1195G7、メモリー 16GB LPDDR4x-3733、ストレージ容量 1TB で、ベース版の主要スペックは、Pentium Silver N6000、メモリー 8GB LPDDR4x-2933、ストレージ容量 512GB を搭載。液晶ディスプレイはどちらも 8インチ(1920 × 1080)、バッテリー容量 10000mAh、OS は Windows 10 Home を搭載する。
インターフェースは USB 3.2 Gen2ポートが3つ(ハイエンド版は内1つは Thunderbolt 4)、イヤホンジャック、LANポート(RJ45)、映像出力端子(HDMI)、加速度センサー、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、フロントカメラ(2.0MP)を搭載で、加えて3つ着脱モジュールによって汎用性を高めています。
ただし、3つ着脱モジュール(USB Aモジュール、RS-232モジュール、KVMモジュール)はネジ止めタイプなので、シーンを選ばずに素早く交換できるモノではない点には注意が必要です。最終的には開発中の microSDカードモジュールを加えた全4つのモジュールを予定しています。
本体サイズは 198 × 137 × 20mm、重さは 725g、出荷時期は 2022年1月予定。
クラウドファンディング開始時期は 2021年11月5日を予定しています。
過去に発売された GPD Pocket 2、GPD MicroPC、GPD P2 Max の良さを1台にまとめたというコンセプトは素晴らしく、既存ユーザーはよりスペックが高く汎用性が高いモデルを手にすることができます。久しぶりに GPD社らしい物作り・期待度が高い商品がリリースされることで注目を集めそうです。
価格はハイエンド版本体が 999ドル、モジュール付きが 1079ドル、ベース版本体が 650ドル、モジュール付きが 730ドルと発表されています。すべての出資者にはギフトとして 4096段階筆圧スタイラスペンが付属します。
Source:Indiegogo(GPD Pocket 3)、GPD Pocket 3 事前登録ページ
Android搭載の携帯型ゲーム機「GPD XP」をレビューしていきます。この製品は、ゲームパッド、ポケットサイズ、Android搭載をコンセプトに作られた GPD XDシリーズに続く、新たな Androidゲーム機として注目を集[…]