国内でも販売が開始されている「GPD Pocket 2」のマイナーバージョンアップが正式に決定しました。なんと、CPUに第8世代のIntel® Core™ m3-8100Yを搭載して生まれ変わります。
さらに性能がパワーアップ！メーカー担当者・関係者から得られた最新ニュースを発信していきます！
GPD Pocket 2がマイナーバージョンアップ
国内でも最近になって販売が開始されたGPD Pocket 2ですが、CPUに第8世代のIntel® Core™ m3-8100Yを搭載したマイナーバージョンアップモデルに生まれ変わります。
国内の販売店・代理店、大手家電量販店では「お取り寄せ」、「予約受付中」となっている人気商品の最新情報・チェックポイントをご紹介します。
GPD Pocket 2を予約しているけど届いていない、CPU以外にどんな違いがあるのか気になる、ライバル機のOneMix2シリーズについても知りたいという人はポイントをチェックしておきましょう。
マイナーバージョンアップを正式発表
GPD（SHENZHEN GPD TECHNOLOGY CO., LTD.）が、海外クラウドファンディングの出資者向けのアップデートで、GPD Pocket 2のマイナーバージョンアップを正式発表しました。
2018年11月27日以降の製造ロットから新しいマイナーバージョンアップモデルの製造が開始されます。押さえておきたいポイントは２つだけ。
Intel® Core™ m3-8100Yを搭載
GPD Pocket 2に搭載されているCPUを、第8世代のIntel® Core™ m3-8100Yに変更します。これにより、現在出荷しているモデル（Intel® Core™ m3-7Y30）よりもCPU性能は高くなります。
マイナーバージョンアップモデルの注文
海外クラウドファンディング：INDIEGOGOのプラットフォームで新規注文をしたユーザーはマイナーバージョンアップモデルを手にすることができます。ただし、販売価格は値上がりします。
なぜこのタイミングでマイナーバージョンアップ なのか
GPD社はマイナーバージョンアップの理由は、Intel® Core™ m3-7Y30の供給不足・在庫不足であることを発表しています。多くの出資者はこの仕様変更に不信感を持ち反発しています。こういった突然の仕様変更は初代GPD WINのときから変わっていないようです。
ライバル機への対抗措置か
最近になって販売が開始されたライバル機であるOneMix2シリーズへの対抗措置と見られてもおかしくありません。（本当に在庫不足・供給不足のようですが）
大きなトラブル・不具合も報告されていないGPD Pocket 2ですが、第8世代のIntel® Core™ m3-8100Yを搭載したことで、バッテリー持ちやCPU温度が変わることになります。CPUだけの変更ではなく、そういった内部構造への対策も必須でしょう。
出荷時期・ロットによっては混入する
「GPD Pocket2 技適マークの未記載の製品混入について」でもわかるとおり、出荷時期・ロットによってはマイナーバージョンアップ前のCPU（Intel® Core™ m3-7Y30）と、マイナーバージョンアップ後のCPU（Intel® Core™ m3-8100Y）が混入する可能性が考えられます。予約・取り寄せをしていて11月中の出荷・到着の場合は注意が必要です。
国内の販売店・代理店、大手家電量販店で予約をしている人で、マイナーバージョンアップモデル（Intel® Core™ m3-8100Y）がどうしても欲しい人は一度問い合わせを行うと良いでしょう。ただし、販売価格が値上がりする可能性もあるので注意が必要です。
ライバル機OneMix3を発表か!?
2018年内にGPD（SHENZHEN GPD TECHNOLOGY CO., LTD.）は、新製品の発表を予定していますが、ライバル機であるOneNetbook社（深圳壹号本科技有限公司）のOneMixシリーズも2019年にOneMix 3の発表を予定しています。
どちらの製品も一切の情報を公開していませんが、GPD社は今までの商品とは違うラインナップ、OneNetbook社は正統な後継機を発表するものと考えられます。
