最近になって CHUWI LarkBox、ReevoCube といった手のひらサイズの超小型・軽量PC のクラウドファンディングが続いています。そして、後出し・ワンランク上の性能を持つ「GMK NucBox」が登場しました。
クラウドファンディング価格は 179ドル(約19,000円)からで、小売価格は 209ドル(22,000円)からを予定、出荷時期は 2020年10月、11月には一般販売を予定しています。
海外クラウドファンディングサイト INDIEGOGO でキャンペーンを開始した GMK NucBox は企業名・製品を広めるためのプロモーション目的という意味合いが強い製品です。
人気の理由は、その小ささと価格にあり!
GMK Technology というブランドは初耳という人がほとんどのはず。
それもそのはず、2019年6月に設立されたばかりの会社で、企業名・製品を広めるためにクラウドファンディングでキャンペーンを開始しました。
比べるとちょっぴり性能が高いモデル
すでに中華圏の海外通販サイトを中心にコンパクトサイズのミニPC は広く販売されており、GMK NucBox とよく似たプロダクト商品を見かけます。その製品と比べると搭載されている CPU性能が高いことが特徴です。
どこでも持ち運びできる超小型・軽量なサイズ感、2万円以下というお手頃価格という点で最近になって人気を集めているプロダクトです。
GMK NucBox のスペック
GMK NucBox のスペックを詳しく見ていきます。
見てわかるとおり、スペックは「ライト層向け」で決して高くはありません。
最近になって発売された製品と比べると、少しスペックが高い CPU(Intel Celeron J4125)を搭載していることが特長です。そのほかに特出している部分はありません。
免責事項:スペック情報の正確性には細心の注意を払っていますが保証はできかねます。
使えるシチュエーションは限定的
使うシチュエーションとしては、簡単なメールのやり取り、オフィスアプリといったところです。コンパクトサイズに似合わず4Kでの映像出力にも対応していて、設置場所も選ばないので必要に応じてモニター、テレビ、プロジェクターなどに接続できます。
イヤホン・スピーカーを接続すれば Youtubeなどの動画コンテンツ、音楽鑑賞も楽しめます。
スペックを求めない軽めのゲームであれば楽しめますがゲーミングには不向きです。
小さいながらも拡張性は十分
本体サイズは小さいながらもインターフェイスはノートパソコンレベル。
USB 3.0 に周辺機器を接続したり、microSDカードスロットを使ってストレージ容量を補うこともできます。Bluetooth接続にも対応しているので意外と困ることはなさそう。
手軽さと価格を重視!小ささを追求したモデル
GMK NucBox の最大の魅力は「手のひらサイズの超小型・軽量PC」であること。
最近になってリリースされた製品と比べるとワンランク上の CPU(Intel Celeron J4125)を搭載していますが、その性能差は体感できるほど大きくはなくトレードオフが求められる製品です。
持ち運びに負担にならない大きさ・重量
本体サイズは 62 × 62 × 42mm、重量はわずか 125g で、設置場所を選ばず・いつでも・どこにでもデスクトップ環境を常に持ち運べるという点は評価できるポイントです。
価格も2万円以下のお手頃価格、ライト層向けのスペックでそこそこ動くデスクチップ環境が欲しいという人にはピッタリな製品です。ただし、クラウドファンディングという性質上、出資をした製品が必ず手に入るという保証がない点には注意しましょう。
Source:INDIEGOGO
手のひらサイズの超小型・軽量PC「GMK NucBox」の一般販売がはじまりました。GMKブランドとしては初のプロダクトで、プロモーション目的のために、海外クラウドファンディングサイト INDIEGOGO でキャンペーンを開始して[…]