単三電池6本で起動するゲームギアはもう古く、今は「リポ電パワーボード」の時代です。
USB Type-C給電による起動、内蔵バッテリーを搭載できる電源ボードが商品化されています。
その中でも最軽量とされる Game Gear LiPo Power Board とリチウムポリマー電池の組み合わせをご紹介します。別売りのリチウムポリマー電池(LiPoバッテリー)の選定についてもチェックします。
Game Gear LiPo Power Board レビュー
Mathjis Nilwik氏が再設計した電源ボード「Game Gear LiPo Power Board」を紹介します。
この記事では、リチウムポリマー電池の選定、取り付け方法、メリット・デメリットを中心に解説します。
販売ストア・価格
Game Gear LiPo Power Board は、海外ストア SYF の専売商品です。
USB Type-Cによる起動に加え、リチウムポリマー電池での起動・充電が可能です。
小ロットでの生産・販売のため、現時点では在庫切れです。
発売時期・価格については、公式ストア・Instagram を確認しましょう。
リチウムポリマー電池
推奨されているリチウムポリマー電池は下記3つです。
販売価格自体は安価ですが送料が高く、到着までに時間がかかり(数か月)、コネクタの取り付けが必要といった商品が多く初心者向けとはいえません。
探してみたところ、「EEMB 3.7V リチウムイオン 103448」が条件に合います。
価格 1,000円程度、バッテリー容量 1800mAh(3.7V)、サイズ 10×34×48、2Pin 2mmピッチの PHコネクタ付きです。
バッテリー取り付け方法
Game Gear LiPo Power Board にバッテリーを取り付けます。
取り付け手順は下記のとおりです。
- コネクタの向きを確認する
- Game Gear LiPo Power Board コネクタに接続
- 電池金具を取り外して収納する
Game Gear LiPo Power Board とリチウムポリマー電池のプラス・マイナスが一致しているかを必ず確認してください。プラス・マイナスの位置が異なるときは、上の画像を参考に配線を入れ替えてください。
まとめ
Game Gear LiPo Power Board は、Mathjis Nilwik氏が再設計した電源ボードです。
USB Type-C による起動に加え、リチウムポリマー電池による起動・充電が可能です。
片側の電池ボックスしか使わないので、ゲームギア本体と合わせた重量は 400g以下。現時点で確認されている海外ストア販売のバッテリー化キットの中では『最軽量』の組み合わせです。
USB Type-C による起動で満足していましたが、単三電池6本不要・給電ケーブルレスでゲームプレイが楽しめるのは大きなメリットです。
小ロット生産・販売なので、重さを気にしないのであれば海外ストア RetroSix で販売されている CleanJuice USB C Battery Pack(GameGear)を候補にしても良いでしょう。
関連リンク・情報
Instagram:Mathjis Nilwik
販売ストア:SYF(公式ストア)
Buymeacoffee:寄付
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