ゲームボーイシリーズの外装シェルを、堅牢な金属筐体にできるパーツを発見しました。
最近では日本国内でもゲームボーイシリーズのカスタムモデルが販売されていますが、金属筐体を採用したカスタムモデルの販売は確認できていません。
CNC掘削加工で作られた玄人向けのカスタムパーツをご紹介します。
ゲームボーイシリーズを金属筐体にできる
ゲームボーイシリーズのほとんどで採用されているのはプラスチック製の外装シェルです。
唯一の金属筐体を採用しているゲームボーイミクロのような “金属製の外装シェルがあったらいいのに” と考えている人もいるのではないでしょうか。
堅牢な金属筐体への夢をかなえる
そんな夢をかなえられるゲームボーイシリーズのカスタムパーツを発見しました。
金属製カスタムパーツを販売しているのは海外ストア BOXY PIXELで、早くも金属筐体を採用したカスタムモデルが発売され始めています。
これからのトレンドになりつつある金属製カスタムパーツのポイント・注意点をチェックしていきます。まだまだゲームボーイシリーズの改造の境地は広がっていきそうです。
玄人向けの金属製カスタムパーツ
海外ストア BOXY PIXELで取り扱いされている金属製カスタムパーツは玄人向けです。
金属筐体は iPhoneと同じ堅牢なアルミ素材(6061 aluminum)を採用しています。
ゲームボーイシリーズの金属筐体のほか、Raspberry Pi Zeroを搭載したゲームボーイゼロ(Freeplay CM3)の金属筐体を販売しています。
単三電池使用を推奨していない
ゲームボーイシリーズの金属筐体は単3電池での使用を想定していません。
金属筐体は内蔵バッテリーを搭載することを想定して作られています。
そのため、一般的なカスタマイズ方法よりも実装は少しだけ難しいとされています。
取り扱いは難しいかも
CNC掘削加工された金属筐体の完成度は高いです。
堅牢なアルミ素材なので、重量はプラスチック素材よりも重く、掘削作業・加工などの取り扱いは難しくなっている点には注意が必要です。
Boxy Pixelでは、Assembly Guides(組み立てガイド)を公開しています。
購入をする前に組み立て方法・必要パーツをよく確認しておきましょう。
ゲームボーイシリーズの3モデルに対応
ゲームボーイシリーズの内、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンスの金属筐体のほか、Raspberry Pi Zeroを搭載したゲームボーイゼロ(Freeplay CM3)モデルの金属筐体を販売しています。すべてのモデルで “初” となる金属筐体が誕生です。
電源ON/OFF、SELECT/STARTの刻印のほか、純正と変わらないサイズ感で使い心地も良さそうです。
特に Raspberry Pi Zeroを搭載したゲームボーイゼロ(Freeplay CM3)の放熱対策としては最適な金属筐体です。
ゲームボーイカラー専用の金属筐体があるのは、かなりポイントが高いのではないでしょうか。
カラーバリエーションは豊富
ゲームボーイシリーズの金属筐体のカラーバリエーションは豊富です。
腐食防止のアルマイト加工された Red、Black、Blue、Clear、Gold、Purple、Aqua/Teal、Grey/Graphiteなどの豊富なバリエーションを用意しているので、お好みにあわせたカラーを選択できます。
Goldでファミコンモデル、Clearでスーパーファミコンモデル、Grey/Graphiteで初代ゲームボーイモデルを制作しても面白そうですね。
操作ボタンも金属製にできる
アルミ素材(銀色)・真鍮素材(金色)の操作ボタンも販売しています。
あまり知られていませんが、真鍮素材とは銅と亜鉛の合金で、金管楽器などに多く採用されている素材です。アルミ製と比べると重さはありますが、強度が高いのが特徴です。
また、ゲームボーイアドバンスの L/Rボタンなどの金属製カスタムパーツは販売していない点には注意しましょう。
ゲームボーイカートリッジも金属製にできる
驚くことにゲームボーイカートリッジも金属製にできます。
CNC掘削加工で作られたアルミ素材、真鍮素材のケースを用意しています。
販売をしているのはゲームボーイ用カートリッジケースのみで、そのほかのゲームカートリッジケースは販売していません。
特別なゲームタイトル・贈り物としても最適なゲームボーイ用カートリッジケースといえるでしょう。
ゲームボーイシリーズの金属筐体は続々と登場する!?
海外ストア BOXY PIXELでは、ゲームボーイシリーズの金属製カスタムパーツを販売しています。ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス、ゲームボーイゼロ(Freeplay CM3)の金属筐体3モデルを販売していますが、それ以外の金属筐体の制作も進められています。
ゲームボーイマクロの金属筐体も!?
現在、加工が面倒で難しいとされているゲームボーイマクロの金属筐体も試作が進められています。それ以外のカスタムパーツについても “要望が多ければ発売する用意がある” とのことなのでリクエスト送ってみるのも良いでしょう。
最近になって、ゲームボーイシリーズの金属筐体を採用したカスタムモデルが販売され始めています。これからのトレンドになりつつある金属製カスタムパーツは、小ロット生産(個人製作)なので大量生産が難しいパーツです。
ゲームボーイシリーズのカスタムモデル制作に興味がある人は、人気が高まる前に早めに BOXY PIXELで在庫をおさえておきましょう。そして、新たな改造の境地を目指してみませんか。
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