
「Finalmouse Centerpiece Pro」は、透明キーキャップの下に 2Kディスプレイを内蔵したゲーミングキーボードです。キーボード全体に映像やエフェクトを表示できる個性的なモデルです。
一般的な RGBライティングとは違い、キーボードそのものがひとつのディスプレイデバイスのように見えます。見た目のインパクトは圧倒的ですが、実際に使ってみると、キーボードとしての実用性よりもデスク環境を演出するガジェットとしての魅力が強い製品です。
Finalmouse Centerpiece Pro について
Finalmouse Centerpiece Pro について、実機をもとに紹介していきます。
2025年2月1日に公式ストアで注文した製品を使用しています。
手元に届いたのは 2026年5月7日です。
価格・販売ストア

Finalmouse Centerpiece Pro は、Finalmouse公式ストアの専売商品です。
入手性が限られており、Finalmouse らしい話題性とコレクション性の強いモデルです。
・Finalmouse Centerpiece Pro
販売価格は 349ドル(送料別)
購入を検討する場合は、価格だけでなく保証内容も確認しておきたいところです。
限定生産・完売済み商品のため、プレミア価格で取引されています。
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製品仕様とスペック
- 製品名:Finalmouse Centerpiece Pro
- フォームファクター:65%レイアウト
- サイズ:367.88 × 135.90mm
- 高さ:手首側 17.28mm / 背面側 37.01mm
- キーストローク:4mm
- スイッチ:特許取得済みアナログリニアキースイッチ
- ホール効果精度:0.1mm単位の押下調整
- ポーリングレート:8,000Hz
- タイピング角度:8度
- キープロファイル:カスタム、角度 1.83度、曲率半径 67.5
- 標準スプリング:作動力 55g
- ディスプレイ解像度:2K、120Hzリフレッシュレート
- 重量:約1700g
- CPU:2GHz Quad Core ARM Cortex
- GPU:ARM Mali-G52
- ストレージ:32GB
- 接続:USB-C
免責事項:スペック情報の正確性には細心の注意を払っていますが、保証はできません。
Finalmouse Centerpiece Pro のレビュー
Finalmouse Centerpiece Pro をレビューします。
付属品から基本的な特徴・機能、デザイン、タイピング感、ディスプレイ機能、使用感をチェックします。
付属品

1. USB-C to USB-Cケーブル
2. USB-C to デュアルUSB-Aスプリッター
3. キーキャッププラー

コードが印字されたフロストキーも同梱されています。
これは、今後リリースされる商品の購入権として使われる予定です。
デザイン

キーボード全体の外観は、かなり近未来的です。
透明キーキャップの奥にディスプレイが見える構造で、電源を入れていない状態でも普通のキーボードとは違う雰囲気があります。

アクリル製のキーキャップや天面は、クリア素材ならではの独特な反射があり、ガラスケース越しに眺めているような、独特の奥行きがあります。
給電後、キーボード自体の入力はすぐに可能ですが、ディスプレイに映像が表示されるまでには約30秒ほどかかります。

映像が表示されると、キーの下に映像が沈み込むように見えます。
一般的な RGBライティングのような光らせる演出ではなく、キーボードの内部に映像が広がっているような感覚です。
良くも悪くも、かなり目立つデザインです。
落ち着いた作業用キーボードというより、デスク周りの雰囲気を一気に変えるショーケース的な製品だと感じました。

海外ユーザーからは、トップケースに見られる線や跡を、初期傷のように感じるという声もあります。Finalmouse側は、射出成形由来の跡として説明しており、ディスプレイ点灯時には目立ちにくくなるとされています。
大きさ・重さ

大きさは 367.88 × 135.90mm、重量は約1700g です。
65%レイアウトを採用しているため、テンキーや独立したファンクションキー列はありません。
デスク上の占有スペースは抑えられており、マウスを大きく動かす用途でも扱いやすいサイズ感です。CNCアルミニウムケースの安定した重量感があるため、デスクに据え置いて使うタイプのキーボードです。
ディスプレイ
最大の特徴は、透明キーキャップ越しに映像を表示できるディスプレイ機能です。
本体側に CPU・GPU・ストレージを内蔵しているため、PC側に負荷をかけずに映像を表示できるのも特徴です。
ディスプレイは 120Hzリフレッシュレートに対応しており、アニメーションやエフェクトもなめらかに表示されます。

動画やアニメーションを表示したときのインパクトはかなり大きく、デスク上の雰囲気を一気に変えてくれます。映像表示だけでなく、多言語表示やキーマップ、ショートカット表示のような使い方も想定されています。
ただし、実用性というよりは演出面の魅力が強いです。
文字入力中に常にキーボード下の表示を見るわけではないため、作業効率を大きく変える機能というより、デスク環境の雰囲気を変えるためのギミックと考えたほうが良さそうです。
使用感

実際に使ってみると、まず見た目のインパクトが強烈です。
透明キーキャップの下に映像が流れるため、普通のゲーミングキーボードとはまったく違う存在感があります。
デスクに置いた瞬間、キーボードというより小さなディスプレイ付きガジェットを置いているような感覚があります。デスクツアーやガジェット好きのセットアップには、かなり映えるキーボードだと感じました。

キースイッチは、特許取得済みのアナログリニアキースイッチです。
キーストロークは 4mm、標準スプリングは作動力 55g です。8,000Hzポーリングレートにも対応しており、0.1mm単位でキーの作動点を細かく調整できます。
FPS や競技系ゲーム向けの入力調整をしたい人には便利な機能です。
ゲーミングキーボードとしての基本機能は備えていますが、競技性能だけを重視するなら、ほかにも選択肢はあります。

タイピング感については、かなり好みが分かれるタイプです。
カスタムメカニカルキーボードのような打鍵感を期待すると、少し物足りなさを感じるかもしれません。
海外ユーザーからも、見た目の満足度を評価する声がある一方で、打鍵感については好みではないという意見も見られます。

また、透明キーキャップという構造上、指紋や皮脂汚れは目立ちやすいです。
映像表示している際は気になりませんが、使い終わったあとにキーキャップの皮脂汚れが気になりやすく、こまめに拭き取りたくなるタイプの素材感です。
視覚的な楽しさは抜群ですが、長時間の文章作成や作業用キーボードとして使う場合は、人によって好みが分かれそうです。純粋な打鍵感を最優先する人向けというより、ディスプレイ内蔵というギミックを楽しみながら使う製品です。
ソフトウェア・カスタマイズ

ウェブドライバー『Xpanel』が提供されています。(Chrome推奨)
・https://xpanel.finalmouse.com/
映像やエフェクト表示、表示言語の変更、マスクモード、ラピッドトリガー、オーバーレイ、キー表示など、多岐にわたる設定をウェブ上で簡単にカスタマイズできます。

映像(スキン)とオーバーレイはそれぞれ 5個までプリセット登録でき、ショートカットキーで瞬時に切り替えられます。気分や用途に合わせて表示を変えやすいのは、このキーボードらしい楽しさです。
ファームウェアアップデートにも対応しています。
USB-C to USB-C接続で設定画面がうまく動作しない場合は、USB-C to デュアルUSB-Aスプリッターを使うと安定しやすいです。
まとめ

Finalmouse Centerpiece Pro は、2Kディスプレイを内蔵した、かなり個性的な近未来系ゲーミングキーボードです。透明キーキャップの下に映像を表示するという発想自体が非常にユニークで、デスクに置いた瞬間のインパクトや所有感は圧倒的でした。
透明キーキャップ越しに映像が広がる見え方は独特で、デスク環境を演出するギミックとして非常に魅力的です。映像やエフェクトの表示だけでなく、キーマップ表示や各種カスタマイズにも対応しており、ガジェットとしての面白さはかなり強めです。

Finalmouse らしいコレクション性や限定感も含めて、所有欲を満たしてくれる一台だと感じました。デスクツアーや SNS投稿でも映えやすく、見せるガジェットとしても存在感があります。
一方で、純粋なキーボードとして見ると、打鍵感や実用性は好みが分かれます。
透明キーキャップ特有のクセや汚れの目立ちやすさもあり、長時間の文章作成やタイピング重視の用途では、人によっては扱いづらく感じる場面もありそうです。また、価格もかなり高額で、一般的なゲーミングキーボードとは方向性が異なります。
総合的に見ると、Finalmouse Centerpiece Pro は「高性能キーボード」というよりも、近未来的なデザインやギミックを楽しむためのプロダクトです。実用性だけを求める人向けとはいえないものの、デスク環境を強烈に個性的にしたい人や、Finalmouse の世界観が好きな人にとっては、かなり満足感の高い一台といえるでしょう。
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