2018年3月頃に新しいゲームボーイアドバンス互換機「DIGI retroboy」が発表されました。
その見た目はニンテンドーDS Liteの上画面を取り外し、ゲームボーイアドバンスカートリッジ専用機に改造をした ゲームボーイマクロ(Gameboy Macro)に似ています。
気になる新しいゲームボーイアドバンス互換機を見ていきます!
ゲームボーイアドバンス互換機「DIGI retroboy」とは
中華系ブランドであるDIGIRETRO社から、新しいゲームボーイアドンバンス互換機として発売された「DIGI retroboy」は、ゲームボーイアドバンスカートリッジをサポートしています。
付属のDIGI retroboy MicroSD card adapterを使えば、各種ROMイメージ(GBA / GBC / GB / NES / SMS / GG / PCE)も起動できます。
個人的に興味をそそられるデザインであるゲームボーイアドバンス互換機 DIGI retroboyを簡単に見ていきます!
「DIGI retroboy」のスペック
ゲームボーイアドバンス互換機 DIGI retroboyのスペックは、本体サイズ:130 x 65 x 19 mm、重量:110g、バッテリー容量:1000mAh(連続プレイ3~4時間)、3インチの液晶画面(LCD)、画面の明るさは5段階調整、スピーカー:モノラル、TV出力、イヤホンジャックといったスペックを搭載しています。
今までに発売されたゲームボーイ互換機と比べると、特に優れた機能が搭載されているわけではありません。スペック的には中華系ブランド(K1GBASP)から発売されている REVO K101 PLUSと変わらないようです。
専用アダプターが付属
ゲームボーイアドバンス互換機 DIGI retroboyは、ゲームボーイアドバンスカートリッジだけでなく、付属のDIGI retroboy MicroSD card adapterを使えば、各種ROMイメージ(GBA / GBC / GB / NES / SMS / GG / PCE)の起動、ファイル(MP3 / JPG / TXT)を開けます。
すべてのゲームボーイアドバンスカートリッジに完全対応しているわけではなく、ROMイメージも正常に動作しないゲームタイトルもあるので、あまり期待しない方が良いでしょう。
付属のDIGI retroboy MicroSD card adapterの使い方は REVO K101 PLUSと変わらないといわれているので、もしかしたら外装だけ変えたマイナーチェンジモデルなのかもしれません。
ゲームボーイマクロのような見た目
ゲームボーイアドバンス互換機 DIGI retroboyは、ニンテンドーDS Liteの上画面を取り外し、ゲームボーイアドバンスカートリッジ専用機に改造をしたものが ゲームボーイマクロ(Gameboy Macro)に似ています。
現在はGB edition(ゲームボーイ)、FC edition(ファミコン)の2種類を販売しています。
NES edition(海外ファミコン)、SFC edition(スーパーファミコン)、SNES edition(海外スーパーファミコン)といったモデルの販売も予定しています。
海外フォーラムでの感想
ゲームボーイアドバンス互換機 DIGI retroboyは、海外フォーラム・サイトでも注目を集めています。実際に購入した人からは、REVO K101 PLUSと変わらず多くのゲームタイトルを楽しめるといった意見があげられています。
その一方で、Digi RetroBoyの画面比率(4:3)は、ゲームボーイアドバンス(3:2)とは異なるので設定によっては画面サイドが黒く表示される・伸びる、ボタンの押し心地が悪い、価格が高いといった意見があげられています。
ファームウェアアップデートに期待
ゲームボーイアドバンス互換機「DIGI retroboy」は、多くのゲームボーイアドバンスカートリッジ、ROMイメージに対応しています。しかし、後発のゲームボーイアドバンス互換機でありながら、特に優れた機能・互換性が搭載されているわけではありません。
デザイン・コンセプトは面白いとは思うので、今後のファームウェアアップデート、ツールの公開によって化けるかもしません。
個人的には興味はそそられるものの価格がネックな商品だと感じています。
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