強烈なチープな見た目・デザインが最高の中華系ポータブルファミコン互換機「酷孩工程机(CoolBaby X7)」は、一点一点が手作り(DIY)で限定数生産(100台)と製造メーカーからアナウンスされているポータブルゲームコンソールです。
その2台目が到着したので知られざる新・旧モデルの違い、互換性、操作感を見ていきます。
「酷孩工程机(CoolBaby X7)」2台目!
中華系ポータブルファミコン互換機「酷孩工程机(CoolBaby X7)」の2台目が届きました。一点一点が手作り(DIY)の為か、品質はそれほど良い製品ではありません。
1台目は電源ボタンを入れても画面が映ることがありませんでした…。
どうしても正常に動作する製品が欲しかったので、2台目を注文しました。
画面が映る!
中華系ポータブルファミコン互換機 酷孩工程机(CoolBaby X7)1台目では映らなかった画面が、2台目では問題なく映りました。当たり前のことですが、1台目が残念な結果だけにうれしさは倍増です。
購入時に貼り付けられている保護フィルムをはがしていない状態でも、思っていたよりも液晶画面は見やすいです。
互換機としての完成度は高いとはいえません。
任天堂から発売されているファミコン(純正品)の動作と比べると動作は少しもっさりしています。PAL形式を採用しているため、日本国内で販売されたファミコンカートリッジ(NTSC形式)の動作が遅くなります。
新・旧モデルが存在!
中華系ポータブルファミコン互換機 酷孩工程机(CoolBaby X7)の先に届いた1台目と比べると大きな違いを見つけることができました。
気が付いた違いを見ていきます。まず、はじめに搭載されているLEDの種類・数が違います。(下:1台目、上:2台目)
「COOL BABY」文字の下にあるLEDも2台目にはありません。
2台目の本体表裏の保護フィルムは、はがしていないので白っぽく見えています。
パッケージや本体基板を見ても製造年月日の記載はありませんでした。どちらが新・旧モデルかはわかりませんが、後から届いた2台目のほうが完成度が高く感じられます。
メニュー表示は日本語対応!
画面のコントラスト、明るさ、彩度、画面のサイズ(16:9と4:3)は変更できます。
その際に表示されるメニュー表示は中国語・日本語に対応しています。
特に日本語に切り替えしなくても操作で迷うことはないはずです。
コントローラーの操作性
中華系ポータブルファミコン互換機「酷孩工程机(CoolBaby X7)」は、別売りの外部コントローラ(D-sub9ピン)を使うことができます。
これを使えば操作性が改善できる・・・と思われがちですが…外部コントローラが完全に動作するゲームタイトルはほとんどありません。
ゲームタイトルによって、一部のボタンが動作しない、まったくコントローラが反応しないなどの症状があり、正常に動作するゲームタイトルが珍しいくらいです。
そういった面があっても許せてしまうのが酷孩工程机(CoolBaby X7)の魅力です。
最新のファミコンカートリッジも動作する
最近になって発売されたファミコンカートリッジも動作します。個人的にはファミコンカートリッジのサウンドアルバム「8BIT MUSIC POWER」、「8BIT MUSIC POWER FINAL」を再生するのが面白く感じています。いつもと違った音質を楽しむことができるでしょう。
こうして見ると、そこそこ液晶画面がきれいに映っていることがわかります。
画面の「明るさ」は、最小値に設定しても明るいです。
まとめ
中華系ポータブルファミコン互換機 酷孩工程机(CoolBaby X7)は、品質がそれほど高くない手作り(DIY)製品です。
ファミコン互換機としての性能も高くなく、操作性も悪い、外部コントローラ(D-sub9ピン)も正常に動作しない、はっきりいえば欠点ばかりのポータブルゲームコンソールです。
しかし、そのチープな見た目・デザインは素晴らしく、違った意味で存在感・魅力がある製品であることは間違いありません。
中華系ポータブルファミコン互換機 酷孩工程机(CoolBaby X7)は、快適なゲームプレイができなくても、それすら楽しめるというディープな人におすすめなポータブルゲームコンソールといえるでしょう。
少量生産の売り切り製品である可能性も高いことから、興味がある・欲しいという変わった人は販売されているうちに購入することをおすすめします。
中華系ポータブルファミコン互換機「酷孩工程机(CoolBaby X7)」は、PAL形式を採用しているため、日本国内向けに販売されたファミコンカートリッジ(NTSC形式)の動作がもっさりと遅くなります。そこでファミコン(ジャンク品)を活[…]