新型Windows携帯ゲーム機「AYANEO SLIDE」ほか3モデルの進捗状況です。
AYANEO product progress sharing で発表された「AYANEO SLIDE」、「AYANEO 2」、「AYANEO 2 GEEK」、「AYANEO NEXT Ⅱ」4製品の情報&画像を確認します。
AYANEO SLIDE
スライド式構造を備えた「AYANEO SLIDE」
新たに公開された試作機は、製品版に近い品質に仕上がりつつあるようです。
レンダリングイメージとあわせて確認します。
主要スペックは CPU に Ryzen 7 6800U を搭載、6インチ(解像度 1920 × 1080)のモデルで、カラーバリエーションについてはブラック、ホワイトを予定しています。
インターフェースは、QWERTY物理キーボード、USB Type-Cポートを2つ、microSDカードスロット、イヤホンジャック、左右にストレオスピーカー、電源ボタン一体型の指紋認証センサーを用意しています。
左右のアナログスティック周り、QWERTY物理キーボードを U字に囲むように LEDイルミネーションを搭載します。レンダリングイメージでは CapsLock の ON/OFF 状態のわかる LEDインジケーターが確認できます。
『GPD WIN 4』に似たスペック・コンセプトですが、AYANEO SLIDE は画面の傾斜角度を最大45度ほど調整できる構造です。2022年11月~12月に出荷予定、発売時期、価格については未公開です。
AYANEO 2
フラッグシップレベルに位置する「AYANEO 2」
新たに公開された試作機は AYANEO AIR より一回り大きなサイズで、本体重量は 560gほど。
本体外観を確認したかぎり、ネジ穴がないことをアピールしました。
主要スペックは CPU に Ryzen 7 6800U、7インチ(解像度 1920 × 1200)メモリー 16GB、ストレージ 512G / 1TB / 2TB を搭載したモデルで、カラーバリエーションについてはブラック、ホワイトを予定しています。
AYANEO GEEK
AYANEO 2 の廉価版「AYANEO GEEK」
手頃な価格のプレミアムエディションに新色「クリアパープル」を発表しました。
カラーバリエーションはクリアパープル、ファンタジーブラックの全2色になりました。
今回の発表ではモックアップ、試作機の公開はありませんでした。
2022年12月に出荷予定で、価格は 949ドル(超早期割引価格 799ドル)から。
AYANEO 2 との大きな違いは、液晶ディスプレイ、ストレージの規格、各種センサー、コントローラーを含めた本体形状などの仕様・品質が異なっていることです。
AYANEO NEXT Ⅱ
AYANEOシリーズの最上位モデル「AYANEO NEXT Ⅱ」
同社基準トップレベルに位置し、GPU性能、拡張性、コントローラー操作に優れているのが特徴です。今回の発表ではモックアップ、試作機の発表はありませんでした。
当初は CPU に Intel Alder Lake / AMD Ryzen 7 6000シリーズを搭載予定とされていましたが、Intelモデルの販売は白紙となったようです。また、dGPU(ディスクリートグラフィックカード)はマザーボードに統合、バッテリー交換可能な仕様を実現できるようです。
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