魅力的な安価で大量の商品を扱っているAliExpress(アリエクスプレス)です。評価や実績が高い販売者から購入してトラブルを回避することが重要です。
この記事では筆者が実際に体験したAliExpress(アリエクスプレス)でのキャンセル方法・オープン紛争手続きを解説していきます。
まずは注文キャンセルできるか確認しよう
AliExpress(アリエクスプレス)では、商品を注文してからでも商品の発送がされていない状態であれば、注文をキャンセルすることは簡単に行うことができます。
商品のキャンセル方法は、AliExpressのマイページを開き、その商品をキャンセルするだけです。しかし、商品が発送された状態(Shipment)でキャンセルする場合は「オープン紛争(Open Dispute)」というキャンセル手続きをしなければならず少しだけ面倒です。
オープン紛争する前に・・・
注文した商品がリチウム電池等のバッテリーを搭載している商品の場合、発送が船便となる可能性が高くなります。その場合、発送から届くまでに1ヶ月以上かかることが「普通」にあります。また、送料無料に設定されている場合では「追跡番号通知無しでの発送」に設定されている場合もありますので、オープン紛争する前に販売者によく確認を行う必要があります。
今回の商品キャンセルの流れ
3月21日 商品の注文&支払い完了
3月26日 商品発送した旨の連絡がくる
4月5日 追跡番号(Tracking number)を照会しても出てこない。
グーグル翻訳を使って販売者(Seller)とやり取りを行いますが・・・なんとも解決に結びつきません。販売者からの「60日待っても到着しなければ返金手続きしてね」という申し出がありましたが、そのまま待っていたらオープン紛争できる期限を過ぎてしまうので受け入れることができませんでした。ということで、早速「オープン紛争」手続きを開始しました。
マイページから商品を選択すると上記画面になります。その画面項目の「Open Dispute」をクリックします。
確認メッセージをOKにすると、Open Disputeの申請画面になります。
商品は受け取っていないので上記画面のように「No」を選択します。
そうすると自動的に全額返金(Full refund)となります。その後になぜオープン紛争をしたのかという記述欄がありますので、理由を記載します。
Seller tracking number that told me “追跡番号を記入” does not exist.
In practice because the product has not been shipped, I could not receive the product.
Was to contact the seller, but there is no reply.I request a full refund.
追跡番号が違うこと、受け取っていないこと、返事がないこと、全額返金を希望する旨を書きました。(ネットで定型文があります)
最後に追跡番号が照会ができない証拠としてスクリーンショットを添付すれば完了です。
マイページ→商品の詳細の追跡番号の右に「中国郵政」と「日本郵政」のリンク先があるので、中国郵政のページにアクセスし、上記画面のような手順を行った後のスクリーンショットを撮って添付すれば大丈夫です。私の場合は、その際に教えてもらった追跡番号がなかった旨も記載しています。
オープン紛争を完了後(5日間)、販売者から何も回答が無い場合には成立します。
申請成立後、数日待つと返金処理がされます。
※不安な場合は、ご自分のカード会社に問い合わせを行ってください。
オープン紛争手続きを覚えておこう
AliExpress(アリエクスプレス)を利用する場合、オープン紛争手続きを覚えておくことは必須となります。どんなに評価や実績が販売者であっても信用はできません。また、商品が届いた場合に破損していたり、故障している場合ではスクリーンショットだけでなく、動画のアップロードを求められる可能性もあるので、申請のハードルも高くなります。
それでも日本国内では取り扱いが無い商品が販売されていたりと魅力的なのがAliExpress(アリエクスプレス)です。
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