最近になって人気アーケードゲームを復刻・収録したアーカイブの配信が、パソコン(Steam)だけでなく Nintendo Switch などで配信されています。あの頃の懐かしさ興奮をそのままに楽しむにはアーケードコントローラー「8BitDo Arcade Stick」が最適です。
海外版ファミコン(NES)風のスタイリッシュなデザイン、Analogue社の開発する高級レトロゲームにも採用される信頼性、使いやすさや機能・操作性も評価されている逸品です。
世界中のレトロゲーマーからも評価されている 8BitDo Arcade Stick の特徴、対応デバイス、3つの接続方法、使い方・設定方法などをご紹介していきます。
「8BitDo Arcade Stick」の価格・販売ストア
アーケードコントローラー 8BitDo Arcade Stick は、海外通販ストアを中心に販売しています。販売価格をざっくりと調べると 12,000円~20,000円です。
海外通販ストアでは、8bitDo Arcade Stick V3 と知られているモデルです。
日本国内では旧モデル(N30 Arcade Stick)が広く販売されていて似たデザインなので、購入するときは間違えないように注意してください。
海外通販サイトで購入する場合は PayPal などの保護措置がある決済方法を利用しましょう。
万が一の事故のとき返金手続きが、クレジットカード決済より安心・簡単です。
「8BitDo Arcade Stick」をしっかりチェックしていく
アーケードコントローラー 8bitDo Arcade Stick をしっかりチェックしていきます。
付属品から基本的な使い方・設定方法、実際のゲームプレイをしてみての使い心地、遅延などを徹底解説していきます。
8BitDo Arcade Stick の付属品
付属品は USB Type-Cケーブル、マニュアル(英語・中国語)のみです。
マニュアルには詳しい操作説明が記載されていますが、日本語では書かれていません。
詳しい使い方・設定方法などについては後ほど解説していきます。
8BitDoブランドの品質・デザイン性は高い
レトロゲーム機デザインのコントローラーを販売していることで知られる 8BitDoブランドは、世界中のゲーマーから使いやすさ・品質・デザインで評価されていることで有名です。
レトロゲームのハードウェアメーカー Analogue社の開発する高級レトロゲーム機でも、8BitDoブランドのコントローラーが広く採用されていることから、その信頼性は高いといえるでしょう。
8BitDo Arcade Stick は、旧モデルと同じように海外版ファミコン(NESデザイン)が採用されていますが、さらに機能性を高めた洗練されたデザインに仕上げられています。
据置きプレイに向いた 大きさ・重量
8BitDo Arcade Stick の 大きさは 303 × 203 × 111.5 mm、重量は 2.1 Kg です。
幅が広い天板と、どっしりとした重量があるアーケードコントローラーなので、膝の上に置いてのゲームプレイよりも、据置プレイに向いたモデルです。
ちなみに、本体にはバッテリー(1000mAh)が内蔵されていて、Bluetooth接続で 30時間、2.4GHzワイヤレス接続で 40時間ほど駆動します。
対応デバイスは Nintendo Switch と PC
8BitDo Arcade Stick の対応デバイスは Nintendo Switch、PC(Windows、Mac)です。
対応デバイスではない Android環境に動作させてみたところ動作確認できました。
ただし、旧モデルと同じように iOS環境は非対応で動作しません。
古いバージョンのファームウェアでは動作しない場合もあります。
3つの接続方法から選べる
8BitDo Arcade Stick は、有線・無線の3つの接続方法が用意されています。
有線接続は USB Type-Cケーブルを使用したオーソドックスな接続方法で、無線接続は Bluetooth、2.4GHzのワイヤレス接続を選べます。
USB Type-Cケーブル差し込み口には、2.4GHzワイヤレス接続用レシーバーが収納されています。使用する環境に応じて簡単に接続方法を切り替えることができる点は評価したいです。
また、2.4GHzワイヤレス接続は USB Type-Cケーブル接続と同じように “遅延を感じることなく動作する” と海外フォーラムなどでも評価されています。
「8BitDo Arcade Stick」の使い方・設定方法
アーケードコントローラー 8BitDo Arcade Stick の使い方・設定方法を解説していきます。
マニュアルは英語・中国語のみの記載ですが、これだけ知っていれば大丈夫です。
各種スイッチ・ボタンの解説
基本的には本体左上に設置されているスイッチ、ボタンを切り替えるだけです。
一番左側のスイッチから順番に簡単に説明するとこんな感じです。
Mode Switch の切り替え(電源ON/OFF)と、Control Stick Switch は基本 DP にして、後は好みの接続方法を選ぶといった使い方が一般的のようです。
キーマッピング、マクロボタンに機能を割り当てる
キーマッピングの設定変更、マクロボタン(P1ボタン、P2ボタン)への機能の割り当ては、専用アプリを使って機能を割り当てます。下記の手順を参考にしてください。
- 公式ストアにアクセスして「Support」ページを開く
- 「Ultimate Software」を選択する
- アプリ(Windows もしくは macOS)をダウンロードして解凍する
- 8BitDo Ultimate Software を起動する
- 本体とPCを USB Type-Cケーブルで接続する
- キーマッピング、マクロを割り当てする
- Sync to Controller を実行して終了
キーマッピングの設定変更は、プロファイル作成して保存できるので、ゲームタイトルに応じて Sync to Controller を実行して切り替えできます。
本体ファームウェアのアップデートも Supportページからダウンロードして実施します。
特に問題がないかぎりはそのまま使うことをおすすめします。
究極な操作性・使いやすさを求める人は
標準搭載されているジョイスティック、ボタンに不満がある人はカスタマイズ可能です。
30mm / 24mm のアーケードボタン、ジョイスティックはユニバーサルマウントプレートに対応しているものに交換できます。
特にこだわりがある人は、三和電子などの有名メーカーのパーツに交換したり、静音性に優れたモデルにしたりとカスタマイズを楽しむのも面白いと思います。
接続も簡単!ゲームプレイは快適そのもの
最近になって人気アーケードゲームを収録したアーカイブの配信が、パソコン(Steam)だけでなく Nintendo Switch などで配信されています。あの頃の懐かしさ興奮をそのままに楽しむにはアーケードコントローラーが最適です。
8BitDo Arcade Stick は、有線・無線で3つの接続方法(USB Type-C、Bluetooth、2.4GHzワイヤレス)が選べ、使用している環境や状況にあわせて瞬時に接続方法を切り替えできます。
標準搭載のジョイスティック、アーケードボタンは遅延を感じることなく、レバーの高さ・ボタンの押し心地など十分な操作性を兼ね備えています。それだけでなく、特にこだわりのある人向けに三和電子などのパーツに交換したりといったカスタマイズも楽しめます。
格闘ゲームなどのコマンド入力が苦手な人は、あらかじめマクロボタンに登録しておけばボタン1つで瞬時に必殺技を出せたり、連射機能を持つ Turboボタンを使えばシューティングゲームなどを有利に進めることができます。
幅が広い天板と重量があるアーケードコントローラーなので、膝の上に置いてのゲームプレイよりも、据置プレイに向いたモデルです。重心が安定性しているので力んだときに本体が持ち上がる・浮いてしまうといったこともありません。
これから続々と復刻される人気アーケードゲームを本格的に遊びたい、普通のコントローラーでは体験できない業務用筐体に限りなく近い操作性を求める人には「8BitDo Arcade Stick」はおすすめです。
あの頃と同じ感覚でシューティングゲーム、アクションゲーム、格闘ゲーム、パズルゲームなどを楽しんでみませんか。信頼性・デザイン性・ビルドクオリティに優れた 8BitDoブランドは、評判どおりの使っていて楽しいコントローラーです。
Nintendo Switch Lite は、一昔前の任天堂製品の頑丈さはなく、特にジョイコンスティックが壊れてしまうことが報告されています。修理サポートの金額も高い、待つのも嫌!それなら、安く自分で修理したいと考える人も多いはず[…]