中国本国でしか購入することが難しいとされる中華ゲーム機「ZPG Pro(Z-Pocket Game Pro)」のプレオーダーが開始されました。プレオーダー価格は120ドル、8月末から先着順に出荷を予定しています。
LaoZhang氏によって製作された中華ゲーム機
主な販売ルートが、主催するチャットやグループメンバーに限られていたため、ZPG は入手困難な中華ゲーム機とされていました。しかし、最近になって海外ストアで複数回に分けてのプレオーダーが開始されています。
中華メーカーと提携してのかは不明ですが、最近になって本格的な始動が確認できた中華ゲーム機 ZPG Pro(Z-Pocket Game Pro)についてご紹介をしていきます。
ZPG Pro いよいよ本格的に始動か。
ここ最近になって海外フォーラムなどでは中華ゲーム機「ZPG Pro(Z-Pocket Game Pro)」の試作機動画・画像が公開されるようになりました。
いま現在は不明ですが、ZPGブランドは LaoZhang氏(個人)のプロダクトです。
少し前には Sony Xperia Z1 Compact のメイン基板、PS Vita のボタン類、3Dプリンタ出力された外装ケースを組み合わせた Android搭載の中華ゲーム機 Z-Pocket Game Handheld を発表して注目を集めました。
その製作者が贈る ODROID-GO Advanceクローンな中華ゲーム機 ZPG Pro(Z-Pocket Game Pro)を詳しくチェックしていきます。
中華ゲーム機「ZPG Pro(Z-Pocket Game Pro)」の本格始動が開始しました。LaoZhang氏(個人)のプロダクト製品としてプレオーダーが開始されたモデルですが、製造メーカーとタイアップすることで ZPGブランド[…]
ZPG Pro(Z-Pocket Game Pro)のスペック
ZPG Pro(Z-Pocket Game Pro)のスペックを詳しく見ていきます。
ODROID-GO Advanceクローンな中華ゲーム機なので、基本性能は RK2020、Powkiddy RGB10 といった中華ゲーム機と大きな違いはありません。
免責事項:スペック情報の正確性には細心の注意を払っていますが保証はできかねます。
ZPG Pro には2つのバージョンがある
ZPG Pro にはアルミニウム合金、プラスチック素材の2バージョンがあります。
先行販売されているのはアルミニウム合金製で、プラスチック素材は販売されていません。
製品名に “Pro” と記載されていますが、特にベースとなる製品は発表されていません。
あくまでも製品名称として考えれば良いだけのようで、海外フォーラムでは「わかりづらい」「誤解を生む」と指摘されています。
丸みを帯びた金属筐体、LRボタン配置は新しい
一見すると ZPG Proは、同じような金属筐体を採用した RG350M、RG280M のように見えますが、大きな特徴として本体筐体の角が丸みを帯びていることがわかります。
上画像でも確認できますが、microSDカードは完全に差し込まれず少し飛び出ていることがわかります。何かの拍子に抜け落ちてしまう危険性があるので持ち歩く際には注意が必要です。
また、L1/R1ボタン、L2/R2ボタンも横並びではなく、縦並びになっており高さが微妙に調整されているので押し間違いの危険性を回避した作りになっています。左側にボリューム調整ボタンが付いている点は評価できます。
試作機では Mini-HDMI を使った映像出力、Wi-Fiドングルを使用したワイヤレス通信ができないという報告もされています。すぐに改善される可能性は低いので、製品版でも使えないことを考慮する必要がありそうです。
背面にはすべり止め防止のパッドは装備されておらず、製品版では本体下部に開封防止用の封印シール、本体背面の中央にはロゴマークと Z-POCKET GAME PRO 印字が入る予定です。
期待していた Android搭載の中華ゲーム機ではない
少し前からわかっていたことですが、ZPG Pro は高スペックな機能を搭載した Android搭載の中華ゲーム機ではなく、ODROID-GO Advanceクローンな中華ゲーム機です。
ZPGブランドは LaoZhang氏(個人)のプロダクトとされていましたが、小型サイズの ZPG Mini、性能重視の ZPG Max といった製品発表を予定していることから、もはや個人プロダクトとは呼べないものとなっています。
ZPG Pro(Z-Pocket Game Pro)のプレオーダーは、海外ストア Retro Game Case で複数回に分けてプレオーダーを開始しています。ちょっとレアな中華ゲーム機に興味がある人は狙ってみても良いかもしれません。
また、再生産の予定はありません。
中華ゲーム機「ZPG Pro(Z-Pocket Game Pro)」の本格始動が開始しました。LaoZhang氏(個人)のプロダクト製品としてプレオーダーが開始されたモデルですが、製造メーカーとタイアップすることで ZPGブランド[…]