
「TRUTHEAR x Crinacle ZERO:RED」は、多くのオーディオファンから高い評価を得ているイヤホンです。デュアルダイナミックドライバー(2DD)を搭載した構成で、バランスの取れたサウンドを実現しています。
著名レビュアーの Crinacle氏がチューニングを担当した、コストパフォーマンスに優れたイヤホン TRUTHEAR x Crinacle ZERO:RED を簡単にチェックしていきます。
TRUTHEAR x Crinacle ZERO:RED について
TRUTHEAR x Crinacle ZERO:RED に関する情報をまとめたページです。
海外通販ストアで購入した実機を使用しています。
提供品の有無にかかわらず、コンテンツの内容には一切影響していません。
価格・販売ストア

TRUTHEAR x Crinacle ZERO:RED は、国内外で広く販売されています。
販売価格はざっくり調べると 7,000~9,000円といった感じです。
・TRUTHEAR x Crinacle ZERO:RED
アマゾン価格:7,920円

製品仕様とスペック
- ドライバー:2DD(10mm、7.8mm)
- 周波数応答範囲:20Hz~40.5kHz
- インピーダンス:17.5オーム
- 感度:117.5dB/mW
- プラグ:3.5mm
- ケーブル素材:銀メッキ無酸素銅ケーブル
- ハウジング素材:医療グレードレジン
免責事項:スペック情報の正確性には細心の注意を払っていますが、保証はできません。
TRUTHEAR x Crinacle ZERO:RED のレビュー
『高級なイヤホンは買えないけれど、安価で良い音質・解像度のイヤホンを楽しみたい』という方針で、購入した TRUTHEAR x Crinacle ZERO:RED を読者目線でレビューします。
付属品

1. マニュアル
2. ワイナリーカード
3. インストールガイド
4. ダストフィルター
5. 収納ポーチ
6. イヤーピース
7. 銀メッキ無酸素銅ケーブル
8. Bass+ 10Ωアダプター
ビルドクオリティ

3Dプリントされた医療グレード樹脂製のハウジングを採用し、鮮やかで立体感のある赤い光沢のフェイスプレートが高級感を演出しています。価格帯を考えると質感は非常に優れており、見た目の満足度も高い仕上がりです。
付属イヤーピースを含めた片側重量は 4.7g。ハウジングサイズはやや大きく、ノズルも太めの設計のため、装着感はイヤーピースの選択によって大きく左右されそうです。

イヤホンケーブルは、銀メッキ無酸素銅ケーブルが付属します。
金メッキ処理が施された 3.5mm L字プラグが使用されており、シュア掛けしやすいようにケーブルにクセが付けられています。このまま使用しても良いですが、リケーブルを推奨します。
音質・解像度

最も気になる TRUTHEAR x Crinacle ZERO:RED の音質・解像度をチェックしていきます。
あくまでも箱出し直後の音質での評価です。
TRUTHEAR x Crinacle ZERO:RED は、低域に10mm、中高域に7.8mm のデュアルダイナミックドライバーを搭載した構成で、著名レビュアー Crinacle氏がチューニングを担当しています。すでに多くのオーディオファンから高評価を獲得しており、「良音」が約束されたモデルです。

力強く厚みのある低音と、ニュートラルかつ解像度の高いクリアな中高音を両立しています。
ジャンルを問わずバランスの取れたサウンドを実現しており、ミッドレンジでクセがなくスムーズで、音像は自然、定位も明確に分離されており、価格帯以上の完成度を感じます。
高音域については「もう少し伸び感が欲しい」という意見もあるようですが、個人的には満足できるレベル。刺さるようなシャープさはなく、長時間のリスニングでも疲れにくいチューニングです。
付属の Bass+ 10Ωアダプターを使うことで、中低音域がより豊かで迫力のあるサウンドに変化します。ただし、個人的にはリケーブルによる音質変化のほうが好印象で、微細な情報量やレンジ感の向上を感じられました。
まとめ

TRUTHEAR x Crinacle ZERO:RED は、価格帯を超えた完成度を誇るハイブリッドイヤホンです。ニュートラル志向でありながらカジュアルにも楽しめるサウンドチューニングにより、幅広い層のユーザーにとって間違いのない選択肢です。
すでに多くのオーディオファンから高評価を獲得しているとおり、音質、デザイン、カスタマイズ性のいずれも期待を上回る仕上がりです。ただし、ハウジングは軽量ですがサイズがやや大きく、ノズルも太めのため、もうひと回りコンパクトであればより快適だったと感じます。
5万円台の上位イヤホンには及ばないものの、1万円以下で購入できる入門機としては間違いなく有力な選択肢です。発売から1年以上経った今では、海外通販サイトではセール価格 5千円台で手に入る手頃感が魅力で、初めての高音質イヤホン体験にも最適です。
圧倒的な販売実績に加え、海外通販ストアでのレビュー評価も 4.9 / 5.0 と非常に高く、ユーザー満足度の高さがうががえる、間違いのないイヤホンです。
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