これからワンランク上のスペックを搭載した中華ゲーム機の発売が増えてきそうです。
新たに発売された中華ゲーム機「Powkiddy RGB10」は、人気の RG350シリーズを上回る RK2020 相当の実力を持つゲームコンソールです。
実力は RK2020 相当、使いやすさで勝負!
Powkiddy RGB10 の実力は RK2020 相当で、ニンテンドー64、PSP、ドリームキャスト、ニンテンドーDS までが動きます。CPU はクアッドコアの RockChip RK3326 を搭載しているのが最大の特長です。
Powkiddy ブランドの名に恥じない正式リリースさればかりの Powkiddy RGB10 のスペック、価格、特徴などをご紹介していきます。
ODROID-GO Advanceクローンな中華ゲーム機
韓国:Hardkernel社から発売された ODROID-GO Advance の性能・パフォーマンスを持つクローンな中華ゲーム機「Powkiddy RGB10」が登場しました。
現時点では情報が不確かなことが多いのですが、Powkiddy RGB10 でも ODROID-GO Advance のファームウェアが使えてしまうようです。Nintendo Switch Lite 風なビジュアルは、同社から発売されている Powkiddy Q90 によく似ています。
Powkiddy RGB10 の価格・販売ストア
中華ゲーム機 Powkiddy RGB10 は、海外通販サイト・国内サイトで販売しています。
海外通販サイトの価格は 8,700円、アマゾン価格は 9,000円 ほどです。
カラーバリエーションは1カラー(イエロー)のみです。
価格差がほとんどないことを考えるとアマゾンでの購入がおすすめです。
Powkiddy RGB10 のスペック
ODROID-GO Advance クローンな中華ゲーム機 Powkiddy RGB10 のスペックを詳しく見ていきます。スペック自体は RK2020 と同じと考えて良いでしょう。
本体の大きさ・重さは、RK2020 相当の大きさ 145 × 66 × 21 mm、重さ 147g と変わりありません。
免責事項:スペック情報の正確性には細心の注意を払っていますが保証はできかねます。
総合的に見るとどこか物足りない
Powkiddy RGB10 は、ODROID-GO Advance クローンな中華ゲーム機なので、先に発売された RK2020 とほとんど変わらないスペック、ボタン配置を実現しています。
高性能・多くのエミュレータに対応できる
Powkiddy RGB10 の総合的なスペックは RG350シリーズ や New PocketGoシリーズよりも高く、スーパーファミコン、プレイステーションだけでなく、ニンテンドー64、PSP、ドリームキャスト、ニンテンドーDS などのエミュレータを動作させる高性能なスペックを搭載しています。
ニンテンドー64、ニンテンドーDS のエミュレーションについては、アナログスティック・ボタンなどの不足により、起動はできても遊べるレベルではない点には注意をしてください。
エミュレータの特性上、すべてのゲームタイトルには対応していませんが、多くのゲームタイトルがスムーズに遊べるでしょう。
後出しなのにどこか物足りない
一般的に後出しで発売される中華ゲーム機には、これまでにない付加価値を多少なりとも搭載・改善されたモデルが多いです。しかし、Powkiddy RGB10 にはそれほど大きな付加価値を感じられません。
START、SELECTボタンが近くなったことで、同時押しが必要なショートカットキー入力が便利になりましたが、音量調整、明るさ調整などの物理ボタンやダイヤルもなく大きな進化は確認できません。
ただし、新たに搭載された ファンクションキー、アクセラレーターキー がどのような機能を持つかによって、Powkiddy RGB10 の評価が大きく分かれてくるでしょう。あとは RK2020 の弱点である充電時間の長さを克服できているかもポイントです。
現時点では海外フォーラムなどでも情報が不確かな部分が多く、販売価格やデザイン、カラーバリエーションなどを考えると、一定の評価とスケールメリットが期待できる RK2020 をおすすめしたいです。
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